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2004年10月29日(金曜日)

オトナのハロウィン・パーティ?!

041029staff.jpgお陰さまで、スタートから間もなく1ヶ月が経とうとしているチンシャンのブログ「ほんわか茶飲み日誌」。平日毎日、日替わりで様々なライフスタイルをお持ちのライター4名と、チンシャンのスタッフでお届けしていますが、皆様お楽しみ頂けていますか???

実は先日、ライターの皆様をチンシャンのオフィスへお招きして、小さなお茶会のような時間を設けました。おりしも、ハロウィンで盛り上がる世の中。上品な甘みの美味しいお菓子は、さしずめ「オトナのハロウィン・パーティ」のようにも思えてしまった私です。お菓子については、スイーツライターでもある月曜担当のカワスギ・ヒロエさんにコメントを委ねる(勝手に!!!・・・スミマセン・・・)ということにして・・と。

今日のお茶はまず「聞き茶」からスタート。【凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)】聞香杯(もんこうはい)付きで出しました。香りを愉しんで頂きながら、ちょっとした緊張感をほぐせたらなぁ~っと思いまして。聞き茶はアロマテラピーの走り、とも言う人がいるほどです。(参加者の方からまさに同様の指摘がありました!さすが着眼点がするどいですっ!)

聞香杯や聞き茶に関するちょっとした薀蓄を語りながら少し雰囲気が和んだところでお菓子の登場。まずは写真右下の「ささ栗」というお菓子。和風な感じだったので、【浙江龍井(せっこうろんじん)】を。茶杯は、テーブルのセンターにズラリと並べた約20種類の中からご自由に選んでいただきました。蓋碗(がいわん)を使ったすすり飲みを希望される方には蓋碗で出しました。(私は耐熱ガラスのマグに茶葉を放り込んでお湯を注ぐだけの、現地的な飲み方で失敬しました・・)

次に出したお菓子は「ポルボローネス」。ちょっと洋菓子なテイストなので、【東方美人(とうほうびじん)】を淹れました。茶杯は先ほど同様にお好みで。これまでのお茶とは違い、一気に発酵度が高く、味も香りもハッキリ出ているお茶になったためか、インパクトがあったようです。(何度かおかわりを淹れたほど!!)

そして一通り召上った後には、もう一度【凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)】でサッパリと。爽やかな後味は、お菓子の美味しさも大切にしながら、未練なくお開きまで導いてくれました。もしかしたら、帰り際の電車で、ノドの奥から蘭の香りがしたら素敵な思い出になるかしら・・なんて、想像して咄嗟に振舞った一杯でした。

一つ心残りなのは、木曜の宮澤やすみさん率いる「マスコットの"かのちゃん"」と記念撮影をしそびれたこと!折角だったのに、もったいないことをしました・・・。

(せこ)

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2004年10月28日(木曜日)

どら焼きがとりもつ出会い

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今週土曜は小唄のライブがあります。初の単独公演をぶちあげてしまった以上、ちゃんとやらねばなりません。どうしよ。

ちなみに小唄とは、もともと宴会のお座敷で演奏した邦楽で、三味線一本でサラリと唄う。ま、言ってみればジャズクラブでピアノとボーカルのデュオが粋に歌う、あんな感じのノリに近いですね。大人の夜。

私は長いことジャズやロックをやっていたので、わりとすんなり入れました。結局おんなじなんです。堅苦しくない。

三味線はやっぱり音がキモチいい。脳みその、いつもと違う部分が反応するような。頭が活性化するというか、沈静化するというか。弾き方によって興奮したりリラックスしたりできる。やっぱ、イイもんですよ。

昨日は冷たい雨が降っていました。その中を、ある和菓子屋へ。和菓子には真剣だけど、ふだんはお茶目な若社長は、最近小唄を始めたんだって。こんどの私のライブにも「向島の芸者、誘ってみるよ」。いまどきめずらしい、「若旦那の王道」いっちゃってます(笑)。「連れて行くよ」と言わないところが、またニクイ。

できたてほかほかのどら焼きを食べながら、世間話をしていると、新入社員の女の子が一人やってきました。その子は、私の本を読んで感動して(一部誇張あり w)、ここに入社したとのこと。モノ書き冥利に尽きるエピソードじゃないですか。目を輝かせて本の感想を伝えてくれた女の子は、今日もモナカのあんをせっせと詰めています。

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2004年10月27日(水曜日)

断食に挑戦!

見ないようにしていた体重計に久しぶりにのったら、目をおおいたくなる数値を示しました。学生時代よりたっぷり12kgは増えています。しくしく。レストランでの食事が好き、おいしいもの大好きの人間が、地道に毎日の食事をコントロールするのは本当に難しいですよね。

というわけで、先週は伊豆高原の温泉ホテルに滞在し、専門家の指導のもとで一週間のファスティング・プログラムにチャレンジしてきました。最初の3日間は断食!(関係ないけれど、ちょうどイスラム圏でもラマダンだとか) 断食の後の4日間はお粥などを食べながら、少しずつ普通の食事に戻していきます。

私の内臓は何十年ものあいだ一日も休まず過酷なマラソンを続けてきたわけですから、休暇がとれて大喜び。特に、つねにぎっしりと食べものを詰めこまれて必死で働いてきた胃などは、ぐうううう、と歓喜の声をあげ続けておりました。

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昼間はアロマテラピーを受けたり、緑ゆたかな美しい散歩道を歩いたり、海の見える露天風呂に入ったりして気がまぎれるのですが、夜の長いことといったら! 寝つけなくてお布団の中で百回も寝返りをうったすえに、あきらめて起き上がりました。持参した本を開いても文字が全然頭に入らないので、ロビー横の大きな書架に並んだ『美味しんぼ』をひたすら読むしかありません。ぐうううう。食べたいのはもちろんだけれど、お料理をしたくてたまりません。

いかに毎日、「誰とどのお店に行って何を食べようかな」「夕食は何を作ろうかな」と考えて時間を過ごしていたかがよくわかりました。食べることは手っ取り早いヨロコビなのです。ちょっとヒマだから何か食べる。空腹でもないのに、食事の時間になったから食べる。満腹なのに舌が味わいたいから食べる。

空腹の状態に慣れ、空腹感がどんなものかじっくり味わい、楽しみさえすること。それが今回、私が学んだ最大のポイントだったように思います。なにしろ今までは空腹が怖くて、ちょっとでもおなかがすくとすぐに解消しなくてはとあわてていたのですから。

断食をすると、怠惰な日常生活の中で眠りこんでいた野生の感覚が目覚め、嗅覚や味覚が敏感になるという話は本当です。一週間の最後の朝、ホテルの部屋から廊下に出たとたんに、階下のキッチンで料理が行われている匂いがすぐにわかりました。テーブルに並んだ朝食の、野菜本来の味をひきだしたほのかな甘みのおいしかったこと!

結果、体重は3.5kgマイナス、体脂肪率は3,2%減少しました。
「でも、これは身体の向きを180度変えたにすぎません。身体を目標の状態にもっていくためには、これからの3ヶ月をどう過ごすかなんですよ」と先生。とりあえず、野菜をふんだんにとれるマクロビオティック料理の本など買い込んでみました。

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2004年10月26日(火曜日)

とりとめのない茶飲み話

玉露急須.jpg
またもや休日と台風が重なってしまった先日、懲りずに友達の家に行って来ました。
実家の庭でとれた柿をおみやげに。

彼女の家は雨がよく似合う落ち着いた雰囲気。
そこにあるモノは決して数多くないけど、愛情をこめて接していることが伝わってきます。
例えばお邪魔した日には使い込まれた文机の上に、何でもないコップに生けた白いバラが飾られていました。ただそれだけなのに、神聖な空気に包まれているのです。
机の上に無造作に置かれたペーパーウェイト、冷蔵庫に貼られたメモなんてありふれたものさえも、そこでは特別なものに見えるから不思議です。同じものを私の家にもってきたところで、よくは見えないだろうとわかっているのですが「これどこの?」なんていちいち聞いてしまいます。
その延長でドアの外にあった植物をさしていいねーと言うと、「ああアレか」と何となく意味ありげ。
聞くと何とそこで毒蛾が孵化してしまったそう。
しかも体調を崩して寝ていた時に部屋を飛んでいるオス蛾とメス蛾を発見。力を振り絞り、蛾2匹及び植物を外に出したのだけれど、翌日見てみると枝にしっかりと卵がぶらさがっているではないですか。しかもそのそばでオスがじっと見守っていたんだとか。う・わーと同情すると、むしろその生命力に感心したようです。
「すごいなーと思った」。
そう言えてしまう彼女がなんかいいなぁと思ったのでした。

女同士の茶飲み話はとりとめがなく(ちなみにその日のお茶はカモミールティーでした)。そのうち私が中国茶にはまりつつあるという話題に。蓋碗っていう蓋をずらして使う急須のような茶碗のような茶器もあると報告したところ、
玉露の急須に似てるね」
と言われました。
そういわれてみればそうかもしれません。
彼女が言った玉露の急須」とは私が勤めている店で扱っているもの(上の写真がそう)。中目黒の茶房で使われているのを置かせてもらっているのです。残念ながら私はまだ行ったことがないのですが、その店では急須に茶葉をいれてお湯を注ぎ、お猪口でいただくそう。お湯の温度や量などを変えつつ何杯か楽しみます。で最後に残った茶葉にポン酢をつけて食べるんですって。

どことなく蓋碗でいただく中国茶に似てませんか?
ところで中国茶の葉も食べられるのかなと思ったら、今回の「天然生活」で紹介されてましたね。「おいしい中国茶料理」。
中国茶・入門編の私にはへーと思うことばかりでした。

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2004年10月25日(月曜日)

納得いく土日、カワスギの場合。

ぐいのみ。久々に達成感のある週末だったな!ほくほく!

仕事の話じゃありません…。
生活の話。

そう、おうちでの生活に飽きることのないタイプというのがいるものですが、
私はまさに本来的にそっちに属しております。
自分が自分のくらしに対して抱く小さな欲求たちを、
無視せずちゃんと取り扱ったときには、大変満足感を覚えるのです。

今週末に取り扱った「小さな欲求」の一例…。
「茶葉・ぐいのみ・酒瓶を美しく整頓・収納したいぞ欲」!
茶葉・ぐいのみ・酒瓶。私が好きなので集まってしまうものたち。
ゴチャつきつつあるのが気になってました。

お茶の素系(各種茶葉&珈琲)は、オープンシェルフ上に、アクリルケースにまとめて。納めた様子をいろんな角度から眺めては「まだ検討の余地アリ」などと呟いていますが、雑貨屋などを見歩き考えめぐらすのも楽しかったので、まあヨシ。今後もいろいろやってみます。

20コほど手元にあるぐいのみ類は、これから茶器も増えていくのかもと考えるとぜひコンパクトにまとめたい。竹籠に盛ってみたら結構よかったので(写真参照)暫くはこれで!

酒瓶…棚の左端から私の日本酒・リキュールが、右端から相方の焼酎・日本酒が増殖中。そろそろ、お、置けなくなります。さてどうしようか一気に減るもんでもなし…と話し合っているうちになぜか栓が開き飲みタイム突入。またかい。でも楽しかったのでヨシ。

こう振り返ると、課題を達成したかどうかはビミョウですね(笑)
私の満足感は、着手できた・無視していない・楽しめた、という点から湧くのでしょう。

他にも、衣替えとか、クレームパティシエール研究(カスタードクリームをつくってバリエーションを試した)とか読書とか、ここ最近気持ちが「じっくりやらせてくださいな」と願っていたこと、多種取り扱えた週末でした。

些細なこと。どれも、「いつでもできる」「ほかにもっと大事なことが」などと言っているうちに、スグ遠くへ押し流されていくこと。
でも自分らしさのニュアンスってきっと、利害のない場所で自分が選び取るモノや時間の過ごし方から、はからずも燻し出されてくるものですよね。
暮らしのなかの小さな「私の快さ」を、
ぎゅっと掴んでがっぷり味わっていたいなあ、と思うのです。

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2004年10月22日(金曜日)

ホームページ以外での活動!

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秋冬に向けて公私ともにバタバタと「何か」が始まる予感の今日この頃です。忙しくっても手抜きしたくっても、やっぱり美味しい中国茶が飲みたいワガママな私は、オフィスでも手軽に美味しい中国茶が飲めるようにティーバッグをポットの横に並べています。オフィス全体でも利用率は好調♪

チンシャンのオフィスではなくても、こうして中国茶を愉しんでいるオフィスってあるのでしょうか?他の人はどうやって「オフィスde中国茶」しているのか知りたくなりました。実際にオフィスで中国茶を愉しむ皆様、トラックバック(※1以下に注釈)をつけてアピールして下さい~!!(本気で楽しみにしてみたりして♪)

ちなみに、アフィリエイト(※2以下に注釈)のエイジさんのブログを拝見していたら、「20代のOLさんが、職場の給湯室でおしゃべりしながら本格中国茶を楽しむ時代になってきてるんだなァと感じた。」とありました。そういう時代を認められる時代なんだなぁ~っと、かえって時代の流れを感じていましたが、よく読んでみると、これはどうやら私のことみたいです・・・。(チンシャンにリンクを貼ってくださっているアフィリエイト・サイトの運営者とお話する会でお話した内容でした。)

このように直接一般のアフィリエイト運営者とお話する機会は今回が初めてで、主催はアフィリエイトのシステムをオペレーションしている三井物産。テレビ取材なども入って、大盛況でした。私はテレビを見られなかったのですが、参加社の方から私がテレビに映っているところを画像にして何枚か頂きました。チンシャンのブースは、スタートから終了間際まで人足が絶えることがなく、お陰さまで3時間余りの間に50~60名の方とお茶を淹れながらお話させて頂くことが出来たのですが、それだけにテレビを意識する間もなく、テレビでは「ひっし!!!」という姿が映っていたことでしょう・・。でも!やっぱり直接お茶をサービスしながらお話出来るのは楽しいですね~♪

ホームページをお持ちの方は、チンシャンのアフィリエイトになると、もしかしたらこういった機会に直接お会いしながらお茶を愉しむ時間を共有できるかもしれませんね。また新たな出会いがあることを楽しみにしていますので、ご興味のある方はホームページから提携の瑞ソをしてみて下さい♪>>

※1-----------------
「トラックバック」とは、大雑把にいうとブログ(Weblog⇒略してblog)同士でリンクをすること。この記事の下に「トラックバック(1)」とある場合は「別のブログで1件、リンクを貼ってもらっています」という意味になります。クリックすると、リンクを貼っている他のホームページのブログを見ることが出来ます。

※2-----------------
アフィリエイトとは、ホームページなどでバナーやテキストのリンクを貼って、そこからショッピングされた場合に購入金額の何%かをキャッシュバックする仕組みです。チンシャンが利用しているのはLinkShareのシステム。詳しくはホームページでご紹介しています。>>


今日はチンシャンの、オンラインショップ以外での活動の様子をご紹介しました。(せこ)

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2004年10月21日(木曜日)

本が出ました

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今週はわたしの新刊が出ました。題して『お寺にいこう』。坐禅でリフレッシュしたり(若い女性が多かった!)、お茶や料理でなごんだり(めちゃめちゃおいしかった!)、お寺をたのしんじゃおうという趣旨の「お寺エッセイ」です。ぜひぜひご一読のほど、ひとつ。

本を書き終えてしばらくは放心状態でしたが、近ごろまた社会復帰(?)して忙しくなってきました。ある編集さんと打ち合わせするときは、決まって近所のカフェを使います。カフェといっても日本家屋そのまんまの建物で、座布団に座ってお膳が出る。奥のお座敷には古いソファが置いてある。昔の日本の世界なのです(店名は出さないけど通りの角にあるってのがヒント)。

お店の雰囲気は純和風だけど、そこで飲むお茶は決まって中国茶にします。ランチも中華風というか台湾風のものがあるし、違和感はない。こないだは「清茶」を飲みました。イヤ、詳しいことは知りませんよ。どうやら軽めの緑茶のようで、さっぱりといただきました。

猫舌のわたしは、蓋碗のフタを押さえつつお茶をすするのができない。ちなみにスタバのコーヒーもフタつきでは飲めません(だって熱いじゃん)。ま、それはともかく、いっしょに頼んだ黒糖プリンの、へヴィで苦みばしった味わいには、このお茶があうんだな。

打ち合わせしに来た編集者も、いつのまにやらすっかりリラックスモード。結局世間話して帰っちゃったなあ。

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2004年10月20日(水曜日)

見えない月に願いをかける

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伊豆大島に住む義母は野菜や花を育てるのが趣味。採れたヘチマで化粧水を作ってはおすそわけしてくれるので、お風呂あがりのボディローションとして愛用しています。

ヘチマの実を採るにはコツがあるのだそうです。それは月の満ち欠けに合わせること。
「ヘチマは満月の夜に収穫するのよ」
彼女は電話で言いました。
「満月の夜に採ったヘチマには、他の時期より水分がいっぱい入ってるの」

そういえば、満月の時だけ海水を採取して作られる自然海塩もありますね。ミネラルをたっぷり含んだ甘い塩だとか。昔ながらの方法で作物を育てる人々は、月のリズムが地上の生物に及ぼす力をよく知っているのでしょう。

ダイエットは満月の日から始めると効果があらわれやすい。そんな話を最近よく耳にするようになりました。新しいことに挑戦したり、計画の実現に向けて一歩を踏み出したりするには新月の日がいいとも。月が満ちていくように、私たちが力を注いだ物事も大きく育っていくのかもしれません。

新月の日には願いごとをするといいらしいですよ」

これは今日、藤が丘の小さな自家焙煎珈琲店「カヲリの木」の女性オーナーが教えてくれた楽しいおまじない。新月のときに自分についての願いごと(ほかの人が関わってくる内容は効果なしですって)を十個、書き出すのだそうです。

もちろん真偽のほどは試してみないとわかりませんが、新月のたびにあれこれと願望を思いめぐらすことで、自分が本当は何を望んでいるのか明らかになるかもしれません。そして、月の姿を気にとめながら生活することは、忘れがちな自然のサイクルをもう一度意識すること。

『カヲリの木』でおいしいコーヒーを飲んだ帰り道、途中下車して立ち寄ったアロマテラピーショップには、月の満ち欠けにあわせて飲むハーブティーが置いてありました。上弦、下弦、満月、新月の4種類。それぞれの時期の体調を整えるためにブレンドされたお茶です。

台湾には「月光茶」というお茶があり、月夜の晩に摘んで作られるそうですね。お茶と夜空の月、実は思わぬつながりがあるのかもしれません。

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2004年10月19日(火曜日)

風邪ひきの休日

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先週嵐の中、中華街をさまよったのがいけなかったのか、何だか喉が痛く風邪気味の1週間でした。
ということで本日はせっかくの休みですが、仕事を持ち帰り家で大人しくしていることに。

我が家の窓は全て掃きだし窓。ベランダ沿いに4枚並んでいます。
そのため壁面が少なく家具の配置に困るのですが、眺めはなかなか。
5階なので銀杏並木のてっぺんと空が広く見渡せます。
今日の空は今にも降りそうな寂しげなグレー。
そんなに変化はないけれど眺めては、ついついぼんやりとしてしまいます。

そしてガスコンロでは先日買った蒸篭が今日も活躍中。
中身は上の段に肉まん、下の段にさつまいも。
こうやって数種類のものが同時に蒸せてしまうから蒸篭って便利です。
おまけに蒸気は部屋があたたかくしてくれるし、もしかして喉にもいいかも!?くもった窓ガラスもいい感じです(景色は見えなくなってしまいましたけどね)。とりあえずこれからの季節に欠かせないアイテムになることでしょう。

そうこうしているうちにお昼の時間。
メニューはもちろん、水っぽくなくホクホクしたさつまいもとふかふかの肉まんです。お茶は
茶壺
で淹れました。
ところで同じお茶でも茶壺でいただくと、なぜこんなにおいしいのでしょう。
中国茶の香りの良さを一番に実感します。
大袈裟でなくそう思うので、茶壺のことは「魔法のポット」と呼んでおります。

仕事に煮詰まったらCDに合わせて歌を口ずさんだり(怖)、ゴロンと横になって蒸しもの教科書「スチームフード」を眺めてみたり(頻繁に見ているのでそのうち湯気でふにゃふにゃになりそうです)。
結局仕事は大してはかどらず、風邪ひきの休日は暮れていきました…。

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2004年10月18日(月曜日)

ただ浸るだけ。

041018hiroe.jpg中国茶って難しそう、
というコメントを聞くことは多いですね。
私もそう思ってましたですよ。
中国茶については、
細やかにいろいろのことが語られているようで、
ビギナーにとってはズバリ、
先人によるそのうんちく堆積の気配が重い。
中国茶の上にうずたかく積み上がったうんちく山が目に入ってしまうと、
「これ掻き分けないと、そこに埋まっているお茶には出会えないわけですか。とっても大変そう。」
そんなふうに感じちゃうんですね。

その山、無視。まずはふらり、中国茶カフェにでも参りましょう。
お店の人が、とっつきにくく思えた手際は全部やってくれるし、教えてくれるし。
おまかせおまかせ。
我々にとって当面の問題は、いかにシンプルに「味」と出会うかってことですもんね。

私は、ちょっとばかり時間をさかのぼるある日、
互いに中国茶を良く知らない友達と、
何気に中国茶ティールームに入りまして…、

互いが頼んだプーアール茶東方美人を飲み比べ、
「う~むコレハ」
とシンプルに唸ることができたのでした!

ふたつのお茶とお茶はそれぞれとってもおいしい!んだけど、
私のプーアール茶は、土の大地がどこまでも広がっていくようなイメージがひろがる、
どっしり感のある味。
友人の東方美人は、
ハチミツのような甘やかさを放って、コロコロと喉を落ちる。
ふたつの世界観はとても隔たっていて…、

中国茶のおいしさ、
中国茶というカテゴリーでくくられている世界のはるかな広さと奥行きに、
細かいことはわからないまま、とにかくどうやら放り込まれた、って感じでした。
放り込まれたとき、語り出したくなる人の気持ちにも、何だかスルリと納得がいき。
あの山の威圧感も退いていくというもので。

私と彼女は、そのお店のメニューを眺め、
「ぜんぶ試したいね…」とつぶやき、
そのつぶやき宣言を、今もゆっくりゆっくり遂行中。
まだまだビギナーの私たちは、
いつも「う~むコレハ」と唸っているのみで、
未だにうんちくを介在させること叶っておりませぬ(笑)。

言葉を手繰るもどかしさを感じながら、
言葉が出る前の、ひたすら味わいに浸るだけのシアワセな段階を楽しんでいるのでした。

p.s.
この茶粥
、食べてみたいー!

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