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2004年12月31日(金曜日)

年の瀬の「瀬」?

川の瀬はて、「瀬」ってなんだろう…?今までなんとなく「際」みたいなイメージで受け止めていました。が、改めて辞書を引くと、「瀬」とは・・・
(1)川の水が浅く人が歩いて渡れる所。あさせ。⇔淵(ふち)
(2)川の流れの速い所。はやせ。
(3)海流の流れ。潮流。
(4)置かれている立場。
(5)機会。機縁。場合。
(6)そのところ。その点。
とありました。どうも解決してくれる感じではありません。インターネットを駆使すれば、何とか名答が見つかるだろうと思いましたが、難しい課題のようです。

私が「瀬」を「際」のイメージでいる理由を思い出していたら、ここへたどり着きました。

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瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に あはむとぞ思ふ
(歌番号七庶オ/崇徳院)
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高校時代の今の時期に覚えた百人一首の一歌です。「今は引き裂かれて別れても、またきっと逢えますよね」という切ない恋の歌ですが、儚く哀しいようで、でも自分を奮い立たせるような「人生の際/正念場」のような印象を(勝手に)受け、それが「せかすような早い流れの川の瀬」の慌しさと重ねられたイメージを抱いていました。それが転じて、冒頭のような「年の"際"」と解釈しているのだと自ら分析していますが、「年の"瀬"」の正解は未だ、分からずじまいです。どなたかご名答をお持ちでしたら教えて下さい!

チンシャンで「瀬」が含まれる商品を探したところ、これらのシリーズがありました!「黄瀬戸」は桃山時代に美濃で焼かれた陶器のこと。中国茶器でありながら日本でしか販売していない国産品です。手描きと土の素材のぬくもりあふれるお薦めの一品。ぜひ、ご覧下さい♪


最後になりますが、「ほんわか茶飲み日誌」は新春、1月7日より再開致します。本年中はご愛読頂きまして誠に有難う御座いました。また来年もご贔屓下さいますよう宜しくお願い致します。(中国茶と茶器のチンシャン・スタッフ一同)

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2004年12月29日(水曜日)

仕事納めは工夫式

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わ~~っ ゆきだ~~~っ!

朝から雪まじりの雨だったのが、いよいよ本格的な雪になってきました。

ふだんは重症の出不精なくせに、雪が降るとなぜかワクワクしてしまう。真っ白になった神社の境内を、駆けずり回りたくなってしまう。なぜだか、いくつになっても「雪の中かけずり回り症候群」が治りません。

いつもより早い積雪だそうですが、本当にこの一年、おかしな天候でしたね。台風に地震、そして大津波。やはり地球はおかしいんでしょうか。つらいことの多いご時世だからこそ、たのしいこととか、笑いとか、ほんわかしちゃう気持ちとか、そんなものを提供していくことに意味があるはず。来年も、わたしはそれを仕事にしていくつもりです。

いきなりまとめに入っちゃいましたが、昨日は、一緒に仕事しているプロダクションの納会に顔を出しました。今さあ、チンシャンっていう中国茶のサイトで連載やっててさ、と言うと、

「中国茶だったら、ウチの会社にもあった気がする・・・」

1年位前に、懸賞で中国茶セットが当たったんだそうで、一度だけ試して事務所の片隅においやられていたそうです。箱の中には、磁器の茶壷と小さな茶杯と茶盤という、典型的な工夫式のセットが。なんだ、持ってるじゃん。オフィス内での宴会の隅っこで、私と女性社員2名による、にわか茶会が始まりました。

ワインと日本酒ですっかり酔っ払った私たちは、それで香ピン(木へんに賓)烏龍茶を淹れ、くいくいと飲みました。「紅茶みたいだね」。「なんでこんなにちっちゃいので飲むの?」。「飲みすぎるとお茶酔いするんだってー」とてんでばらばらな会話。

その後はまた大騒ぎの宴会になったけど、きっとこうやって奥にしまってある中国茶が、全国のオフィスやご家庭にあるんだろうなあ。年末の大掃除で中国茶をみつけたら、ぜひ試してはいかがでしょう。

良いお年を。また来週。

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2004年12月29日(水曜日)

コーヒー&シガレッツ

041229kawag.jpgジム・ジャームッシュ監督の『コーヒー&シガレッツ』の試写を観てきました。ジャームッシュが18年もの長きに渡って撮りためてきたという11本のショートストーリー集。第1話「変な出会い」から第11話「シャンパン」まで、舞台はいずれもどこかの街角のぱっとしないカフェです。

登場するのはジャームッシュ作品の常連、“酔いどれ詩人”ことトム・ウェイツをはじめ、イギー・ポップ、メグ&ジャック・ホワイトなど素晴らしいクセモノの面々。彼らは誰かと待ち合わせをしたり、呼び止められたりして、カフェのテーブルにつきます。

向かい合う二人の会話は、とてもぎこちない。どちらも相手に優しくしたい、心を触れ合わせたいと願っているのに、不器用なものだから話がうまく噛みあいません。奇妙な沈黙が流れ、間がもたなくて、いたたまれない。

「なんでこんなふうになっちゃうんだろう? オレはコイツともう少し親しくなりたいだけなのに、どうしてうまくいかないんだろう?」
=彼らの内心のそんなぼやきが聞こえてくるようです。最後にはどちらかが、ほとんど逃げるようにしてカフェを出ていきます。

あるいは、紙コップ入りのコーヒーで休憩する二人の老人。自分が世界に取り残されてしまったような気がする、と言いながらも老人は提案します。
「このコーヒーをシャンパンだと思おうじゃないか」
「なぜ?」
「人生を祝うためさ」
彼にとって、過ぎた日々は甘かったのか苦かったのか。とにかく世界にカフェインとニコチンが存在していてよかった、ありがとうカフェイン、という乾杯かもしれません。

情けない登場人物たちに共感をおぼえずにはいられません。小さな優しさがすれ違うばかりの気まずいお茶の時間が、なんといとおしく思えることでしょう。なぜなら、彼らの姿は私の姿でもあるから。

人類と他の動物との違いは、「ヒト科は喫茶する」ことにあるのではないかしら、などと思いながらお茶をすする年末でした。今年もおいしい喫茶生活が過ごせてよかった。また来年、あなたにも私にも良い喫茶時間がたっぷりありますように。

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2004年12月28日(火曜日)

片頭痛と中国茶

柚子
忘年会シーズンですね。
私も先日仲間内で開催し、一つの山場が終わった後だったので清清しく楽しい時間を過ごしました。
だのに…翌日起きてみると頭が痛い。
といっても二日酔いではありませんよ。いつもの片頭痛です。
脈に合わせるように痛む片頭痛。動くと余計痛むのです。
何が誘因になるかは人それぞれのようですが、私の場合いつもと違うことをした時や人ごみを歩き回った時、急に暑くなったりした日などが危険だったりします。そんなやっかいな症状を「片頭痛」と呼ぶのだと教えてくれたのは、この本。何より長年の悩みに名前を与えられたことで救われた気がします。
相変わらず頭痛もちであることは変わりませんが、頭痛とのつきあい方を教えてもらえたことは大きな収穫でした。

そしてこの日もいつもの症状に見舞われていた私。
ズキズキ痛む頭をなるべく動かさないようにそ~っと仕事をしておりました。
鎮痛剤を飲もうかと思ったのですが、ふと中国茶を飲んでみようという考えが。
そして昼休みには勤め先からおそらく一番近いであろう中国茶房へ一人向かっていたのでした。

店の存在は前から知っていたのですが、行ってみるのは初めて。
てっきり1階が店かと思ったら、案内に従いたどり着いたのは5階でした(気分は不思議な世界に迷い込む児童文学の主人公)。
勝手がわからないので、とりあえずランチセットっぽいもの、チマキ&本日のお茶をオーダー。

その日のお茶は緑茶、西湖龍井でした。
チマキを待ちつつ、コクリまたコクリと体内へ。
大きな窓からはちょうど同潤会アパートがあった現在工事中の場所を見下ろせます。
音は遮断されているので、クレーン車が動いている様子はまるでサイレント映画のようです。
そんな景色を見るともなく見つつ、コクリまたコクリ。
チマキがきたころには身体はほかほかでした。
頭の中まで血のめぐりがよくなっているのを実感。
嬉しい予感は的中し、帰る頃には痛みが治まっておりました。

本には症状を軽くする方法の一つとして、コーヒーを飲むことが挙げられています。
カフェインには血管収縮させる作用がありそれがいいのだとか。
中国茶については特に触れられてはいませんでしたが、私には有効なのかもしれません。
同じ症状に悩まされている方は、薬を飲む前に試す価値ありですよ。

2004年の登場はこれが最後です。
お読みくださり本当にありがとうございました。
この連載を通して中国茶に出会えたことは、2004年自分ニュースに確実にランクインするなと思います。
どうぞよいお年を。

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2004年12月27日(月曜日)

忘年会の合間に企て。

クリスマスも過ぎ、辺りはいよいよ今年の末日へと駆け込んでいく様相ですね。皆さんは何を思ってお過ごしでしょうか。

何となくスケジュール帳に人と会う予定ェ増えていき、忘年会があちらこちらで弾けている街の往来に自分も忙しなく加わることになると、いくらのんびりと高ヲている私でも、「師走だなあ」としみじみ。

041227hiroe3.jpg短期間に集中して友人知人たちに会うと、皆それぞれいろいろな撫薰オている(それぞれにそれぞれの問題が訪れ、それにふりまわされたり取り組んだりしている)…ということを、あらためてクッキリと感じるのでした。この1年を、自信を持って踏みしめてきたらしき溌剌とした笑顔で、これからについても力強く見据える人。煮え切らないプライベートや仕事について悶々としたものを抱えながら、どうにか見送りつつある2004という年を疲弊も濃く語る人…。

それぞれの撫﨟Eそれぞれの言葉・それぞれの意図・それぞれの迎えるべき展開。見聞きしているうちに、「さて自分は?」と、わが身の体勢も落ち着いてじっくり考えたくなりました。用と用の合間、コーヒーショップにて突然、反省と望みとをスナオに踏まえての来年度プランを書き書き。さあ、このしたためを忘れずに過ごせば、2005の大充実はまちがいなし!

それでは、また年明けに。
共に中国茶を愉しんだみなさまの来年が、良い時間となりますよう…!

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2004年12月24日(金曜日)

聖誕節快楽!

MerryChristmas!クリスマスプレゼント、と言えば皆さんは何を思い出しますか?私は好奇心のままに生きていた幼少時代の、あの「事件」を思い出します。

戸棚の奥に潜むキラキラした包装紙。椅子に登ればなんだか手が届きそう!当然ながら椅子を運んできて手を伸ばしました。すると中から外国語が書かれた珍しいお菓子が。内緒で少しだけ"味見"させてもらってコッャ竃゚しました。ちょうどリボンが結べた頃ですから幼稚園かその辺りの年頃でしょう。

さて翌日、目覚めた私の枕元には昨日戸棚で見かけた包装紙が…。幼いなりに嫌な予感を感じつつリボンをほどくと、昨日カジった覚えのあるお菓子と再会…。こうして私はサンタさんの正体を悟ったのでした。

母は気付いていたのか否か、そっと温かいお茶を淹れてくれたのを思い出します。その時のお茶が本当は何だったのか今となっては知る由もありませんが、このお茶を飲むとなんとなくフワッとその時の切ない思いがよぎります。


ところで本日から12月27日(月)までの4日間、「福袋」合計35個の限定販売を実施中です。憧れの竹茶盤や茶壷棚などをGetするチャンス!お正月の楽しみに、是非「福」をお求め下さい☆

※今日は画像をクリック出来ます♪(せこ)

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2004年12月23日(木曜日)

エア・ショーの素晴らしき世界

エア・ショーマニア(?)の友人が「航空ショー」に行こうというので連れてってもらいました。航空ショーって、飛行機が宙返りしたり、ギリギリですれ違ったりする、あれでしょ? 生まれて初めての体験です。車で江戸川河川敷へ、到着すると、すでにグライダーやラジコンがゆうゆうと飛んでいました。

しかし、なんといってもメインはプロの曲芸飛行士によるショーなのです。主役のパイロット、その名も「ロック岩崎」。ネーミングがニクイ(笑)! 彼のショーのタイトルは「エアロック」! 

空にかける熱い想いを胸に秘め、「太陽にほえろ」風の、ちょっと古風なサングラスが似合う彼は、その筋では絶大な人気を誇っていて、ファンの寄付による「手作りの航空ショー」が売りなのです。

すでに彼のサイン会が行なわれていました。ものすごい行列。かのちゃんもこれにはオドロキです。こんな世界があったんだな~と恐れおののく私でした。

そして、いよいよ彼と弟子の「サニー横山」の二人によるショーが始まりました! MCのおねえさんが絶妙なタイミングで客を煽ります。地元名産・こんにゃくみそ田楽をほおばりつつ、私は空を見ました。

いままでテレビの地域ニュースくらいでしか見た事なかったけど、やっぱり、生でみるとこれはマジですごい! 実際の飛行機が目の前でクルンクルン宙返りするだけでもド迫力。さらに二機が絶妙にからみあって、踊っているみたい。

なにしろステージが空なので何百メートル四方の空間を使うわけです。ヘタすりゃ1,2キロ向こうまで飛んで行ってギューンと迫ってくる。写真じゃ見にくいけど、スモークでハートの形を描いたりしましたが、これも何百メートルあることやら。とにかくスケールがでかい。

一番すごかったのは、飛行機をなんと空中で静止させる技。90度の角度でまっすぐ天にのぼり詰め、頂点で空中停止。ヘリコプターみたいです。

観客は子供連れの家族がほとんどだったけど、お母さんの方がキャーキャーいって感動してました。ショーが終わったあと、ロック(サンタクロースの扮装をしている)から子供達へプレゼントを手渡し、ロックが行く後を子供達が列をなしてついていく光景は、「ハメルンの笛吹き」みたいでおもしろかったです。


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2004年12月22日(水曜日)

天使がチャイムを鳴らすとき

数年ぶりに会う約束をした友人と、LIFEでおいしいワインを飲みました。輝く笑顔と躍るような瞳は昔のまま。美しい友人です。

クリスマスプレゼント、と言って彼女がさし出したのはスウェーデン製のエンジェルチャイムでした。なんと子供の頃、うちにあったのと全く同じもの。ロウソクに火をともすとあたたまった空気が上昇して3人の天使を回し、その天使の胸から下がるスティックがチャイムに触れて微かな音を鳴らすのです。

かつて彼女と私は同じ会社で机を並べ、毎日のように相手の喜怒哀楽をすぐ近くに感じていました。忙しくしているのが好きな彼女と、ひまにしているのが好きな私。それぞれに会社を辞め、別の道を歩き始めてからはなかなか会う機会もなかったのですが、ある時代に集中的に時間を共有した人とは、再会したとたんに笑いの共通ポイントを思い出すものですね。ワインをたっぷり飲みながら、なんだか大笑いばかりしていました。

angel
ままならない大恋愛を終わらせて心身ともに自由になった彼女は、会社員時代に試行錯誤していた<天職>を自分の手でつかんでエネルギーを注ぎこみ、いきいきと活躍しているようでした。得意なこと、好きなこと、人に喜ばれて対価を払ってもらえること。この3つが一致する仕事につける人は決して多くはありませんよね。悩み続ける力、希望を失わずに小さな挑戦を積み重ねる力を持っている彼女だからこそ実現できたのでしょう。そんな力はいわば、魂の基礎体力。

いっぽうの私といえば、相変わらず本と散歩とカフェでぼんやりの日々。でもなぜかしら、誰もが同じひとつの山を別々のルートで登っているにすぎないのだと感じていました。険しいルートも単調なルートもあるけれど、いつか山頂にみんなが集合する日が来るでしょう。時には何合目かで、それぞれの道が交差することもあるでしょう。私は私が本当に知りたいことを知るために、私のルートを登っていこう。そしていつか山頂で、懐かしい人々とお互いの健闘をたたえあって乾杯しよう。そんなことを思いました。

次の晩、部屋の明かりを消して、夫にエンジェルチャイムのロウソクに火をつけてもらいました。金色の天使たちは微かな合図を響かせながら、いつまでもくるくると回り続けていました。

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2004年12月21日(火曜日)

Presente de natal

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もうすぐクリスマスですね。
今年は素敵なことがあるのですよ。
ボサノヴァ・デュオnaomi & goroさんによるコンサートが、私の勤めるで開かれるのです(残念ながらチケットは完売。本当に人気で、あっという間に売り切れてしまいました。)
今回のコンサートはアルバム「Presente de natal」の再発売を記念して開かれるもの。ポルトガル語で「クリスマスの贈り物」を意味するそのタイトル通り、プレゼントにぴったりな1枚です。静かな聖夜を過ごしたい方におすすめのアルバムですよ。

先日その打ち合わせがあり、フードを担当される福田里香さんもいらっしゃいました。福田さんといえば、長尾智子さんとともに蒸し料理の本「スチームフード」を作られた方。本の影響で台風の中、蒸篭を買いに行ったを、舞い上がってしてしまいました(あとで恥ずかしくなりました)。

プレゼントラッピングまたは締め切りに追われ、気付いたらクリスマスは終わっていたというのがここ数年のパタンだったのですが、今年はクリスマス気分が味わえそうです。

最後にクリスマスといえば。
もう10年近く前のことです。
亡き父が病気と闘っていた冬、やはりクリスマスの時期でした。
どういうきっかけかコンビニのショートケーキを買い、家族そろっていただきました。それが意外においしく「安いのにおいしい!」とみんなで感動。体調もよく楽しそうな父を見て「よかった。もうそれだけで充分」と感じた、そんな思い出があります。
ありふれた出来事だけどその時のことは、毎年思い出します。
街にツリーが飾られイルミネーションが点灯しはじめると〝しあわせ〟についてしみじみと考えます。
こうやって無事クリスマスを迎えられることはすごいことなんだなぁと。
皆さまよいクリスマスを。

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2004年12月20日(月曜日)

花が開くように香るお茶

蜜蘭香週末、風邪がぶり返してしまいました。寝っぱなしです。38度。はっきり治らないこの感じで何週間が過ぎているでしょうか…ああ不健康。熱出てたりするからどうせ精度も高くないのに、諦め悪くだらだらと仕事してたのがいけませんね。この辺のけじめのつけ方は来年の課題であります。

胃も重いので水以外何も口にしていなかったのですが、やっと何か味のついたものが欲しくなって、とは云えまだ「食べる」という気分でもなく…、いっぱいに香りが立つ中国茶を淹れよう、と思いました。手に取ったのは、「鳳凰単叢 蜜蘭香(ほうおうたんそうみつらんこう)」。

「蜜蘭香(みつらんこう)」。なんておいしそうな字を書くのでしょう、なんておいしそうな響きでしょう。もったいない気がして、ずっととっておいたお茶なのです。なぜか今日は、えいっ、と開封。

茶杯からのぼる匂いにすでに期待膨らみつつ、口の中に含み、こくりと飲み下したときの驚き。思っていたより甘くないけれど、思っていたより複雑。ウーロン茶に共通する、スゥッと一本筋の通った、凛としたとても健康的な香り・・・その香りの奥から、ふわあっと花が開くかのように、華やかな香りがやってくるのです。芳しい花が周囲に散らすように。そして口の中に、その香が長く残ります。

全身と周囲を芳香で満たすお茶。
包まれた私は、すがすがしいパワーをいただいた気がしました。

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