« 2005年02月 | メイン | 2005年04月 »

content_top.gif
2005年03月31日(木曜日)

NYのカフェ Cafe Gitane

NYはどこか東京を思い出す風景が多い。NYに住んだこともないのに、NYの古い町並みを見ると何故か懐かしくなる。戦後日本がアメリカを手本にしているからでしょうか? 今でも大都会NYに追いつこうとTOKYOが頑張っているのでしょう。
六本木ヒルズのOPENセレモニーの際、NYマンハッタンと東京を比較し「東京もNYのようにあれ」と言っていたのを思い出しました。
でも昨年リニューアルオープンしたニューヨーク近代美術館Momaは日本人の建築家がデザインしたりと、NYがTOKYOを取り入れているようにも思う。

2005_0317_092740.jpg

NYにはたくさんのカフェがあります。フラリと立ち寄れるようなカフェがあるのも、この街の魅力かも。なんだか東京のカフェを思い出しました。カフェ好きの私としては嬉しいところです。

ちなみに、東京カフェマニアの大ファンです!(ご一緒にこのブログを書かせていただいているのが、実はちょっと緊張気味なんですよ☆)

ぶらぶらと買い物ついでにNolitaにあるCafe Gitane に立ち寄りました。

Cafe Gitane (写真)
242 Mott St at Prince St

クスクスが人気でモナコ風の料理が多い。おしゃれカフェの代蕪I存在のお店です。
写真のお茶はフレッシュミントティー。
フレッシュなミントの葉と、中国茶が大さじ1ほどに、熱湯を注いだだけのもの。
スーッとする香りで、旅行中に夢中になって飲んで食べ過ぎた胃に気持ちよい。
二日酔いに効きそうですね~。(なんて夢がないか?)

他にもNY在住の友達がオススメしてくれたのは、Nolitaでは「Cafe Habana」(安くておいしい。おしゃれ人間のたまり場)、「Public」(ブランチがおすすめ)、「Rice」(めちゃ人気のめしやさん)

Lower Eastでは「Cafe Lotus」、「Teany」(http://www.teany.com/cafe/index.php)
「GoodWorldBar」(http://www.goodworldbar.com/)がオススメだそうです。

住んでいたら全部行きたいのに…。ゆっくりカフェ巡りをしたいなぁ~と後ろ髪を引かれながら、NYとはまた違う魅力をもつ大らかな都市ロサンゼルスに戻ったのでした。

content_btm.gif content_top.gif
2005年03月30日(水曜日)

なんとなくのタネ

050330kawag.jpgヘアサロンでの会話はあまり得意ではないのですが、珍しく、自然な感じで無駄話のできる美容師さんに出会いました。その人がハイテンションな話し方ではなく、のんびりかまえた口調なのがよかったのかもしれません。

美容師やアロマテラピストに「何のお仕事をしていらっしゃるんですか?」と訊かれるたび、いつも適当に「会社員です」などと答えていましたが、今回は正直にフリーでライターをしています、と答えてみました。

「へえ、ライターになったきっかけは?」
「…なんとなく、流れで。別になろうと思ってなったわけではなくて、いつのまにかそうなっていたんです」
「なるほどなあ。ここに来るお客さまは、ライターや放送作家がわりと多いんですよ。近くにテリー伊藤の事務所があるしね。皆さんに聞くと、仕事のきっかけって本当におもしろいんですよ」

そう言って美容師さんは、お客さまがたの髪を切るついでに聞いた<きっかけ集>を教えてくれたのでした。

1.あるグルメライターの場合。前の仕事は「スーパーで豆腐を並べていた」のだそうです。きっかけは、ふと雑誌かなにかで目に留まったライター募集の広告。なんとなく応募して、今では山本マスヒロ氏といっしょにレストランのテーブルにつくようになったとか。

2.ある放送作家の場合。前の仕事は「コンビニのアルバイト」。きっかけは、唐闔・ナ放送作家募集の文字をみつけて応募したこと。今では某有名番組の作家をつとめているそうです。

3.ある社長の場合。友人が古新聞回収のアルバイトに応募。面接に合格したはいいものの、実は友人は運転免許を持っていません(よく合格しましたね)。そこで、その友人を手伝って二人で古新聞回収のアルバイトを始めたのですが、そのうち自分たちがだまされていることに気がついたのだそうです。本当は200kg回収したのに「今日は150kgね」などと数字をごまかされ続けていたんですね。
その人はアルバイトをやめ、自分たちで小さなトラックを買って古新聞などを回収して回ったら、これが大当たり。それを元手に4つの会社をおこしたのだとか。

「何が仕事のきっかけになるかなんて、わからないものですよね。僕にもある日突然、また全然違う職業につく可能性があるんだと思うと嬉しくなるなあ。人間って、自分が思っているよりも本当は自由なんだよね」

そう言って笑った美容師さんの前職は、臨床検査技師。世界には「なんとなく」のタネがたくさん落ちていて、特に考えもなしに拾って自分の庭に植えてみたら芽を出し、おもしろがって水をあげたら花が咲いたということ、意外に多いのかもしれませんね。

content_btm.gif content_top.gif
2005年03月29日(火曜日)

老人たちからの贈り物

050329sekine.jpg移転した事務所はなかなか快適です。これまで狭かったから置けなかった念願のホワイトボードやら、大きめの本棚やらを購入。ほぼイメージしている通りのオフィスが出来上がりました。

新しいオフィスにやって来て、これまで遭遇しなかったお客が来るようになりました。最もびっくりしたのは二人組みの老人。「会社の発展のために獅子舞踊りをさせてくれ」と突然やって来ました。何だか呪文のような言葉を発しながら踊って、さっさと帰って行きました。全く理解不狽ナしたが縁起がいいのでまあいいいか。スタッフと一緒に唖然としてしまいました。

週末はアメリカのシカゴから友人がやって来たのでそのお相手を。彼からの要求はたったの3つで「カレーと寿司とトンカツが食べたい」でした。全部食べ物で笑ってしまいましたが、要求どおり寿司屋に連れて行くことに。

カウンター席で食べていると隣のお爺さんが「その人、アメリカ人?寿司のこと美味しいって言ってる?」と会話が始まり、相当アメリカ人のことが好きらしく「お隣さんに中トロ握ってやって」とか「このお酒飲んでみて」とかいろいろといただきました。なんだか老人フィーバーな週でした。

友人は日本が三度目なので、鎌倉やら浅草などの観光名所は訪問済みです。どこか他にいいところないかなと、トクー!トラベルという旅行サイトを見てみることに。当日割引で50%オフなどの温泉旅館などがあるものの、遠かったりで結局泊まることは止め、富士山を登ることにしました。ろくに調べずに行ってみると、積雪のため途中までしか車で行けずに断念。それでも間近に真っ白に染まった富士山を見て、彼は大満足でした。カレーもトンカツも食べ、月曜にはシカゴに帰って行きました。

content_btm.gif content_top.gif
2005年03月28日(月曜日)

蓮花茶

2005.03.28joh.jpg

 先日、久しぶりに学生時代の友人に会った。彼女と私は似たような触手を持っており、彼女と会うたびに、何かしらの「発見」というお土産が付いてくる。

 「トランジットで寄った、中国で買ったの」と、おもむろに出してきたのは、乾燥した黄色い花のつぼみが規則正しく詰められた密閉容器であった。「蓮花茶」と書いてある。緑茶に蓮の香りを付けた「蓮茶」はよく見かけるが、花部をまるまるお茶にしているものは、初めてである。「これは、ぜひ一緒に賞味してみたい。」とお願いして、台所へ行って器を物色。きっと、お湯を注いだら、花びらがふあーと開いて、お茶の中に花が咲くに違いない、とそんな光景を確信し、透明なボウル状のグラスを探す。ちょうど良い器を見つけ、つぼみを一つづつ入れて、期待に胸ふくらませ、ゆっくりをお湯を注ぐ。が、そのつぼみはあまりにも軽すぎて、花を開かせるどころか、つぼみのまま水面に横たわって浮いてしまう。あら、ちょっと期待はずれ・・・と思いつつ、
立ちこめる香りの方に気持ちをそらす。蓮茶らしい甘い香りに、生っぽい花粉らしさをプラスした感じ。味は香りほどではなく、すっきりとしている。
 一口目を飲み終えて、話は、彼女の旅へ。旅先で撮ったビデオを見ながら、彼女の撮影秘話が語られる。「何しゃべっているかわからないんだけどね!」と彼女のいう画像の中の人々は皆、いきいきとカメラ(彼女)にしゃべりかけている。


 ふっと、蓮花茶に目をやると、中途半端に浮いていたつぼみが、幾重もの花びらを開いて、ややぬるくなったお湯の中で、きれいに咲いていた。時間をかけて、水分を十分に吸収して初めて、きれいな花が咲いたのだ。しかし、その花びらはとても薄く、お茶を飲みきってしまうと、お互いがベタッとくっついてつぶれてしまう。その様子がなんだかかわいそうで、ついお湯を注いでしまう。そうやってもう5~6杯は飲んでた。


 この春、彼女はいままでの仕事をやめ、長年の夢であるシナリオライターの勉強を本格的に始める。夢を抱きながら自立のために仕事をしたこと、旅先での見知らぬ人との関わり、彼女のふれてきたすべてのものが、じっくり時間をかけて吸収され、きれいな花を咲かせるのだろう、と確信している。

content_btm.gif content_top.gif
2005年03月25日(金曜日)

[中国茶解説]ガイワン?

050325staff.jpg中国茶の独特な茶器といえば「蓋碗(がいわん)」。日本茶でも湯呑に蓋をつけて出す場合もありますが、蓋碗は蓋が"ツール"として存在する合理的な茶器だと私は感じています。

例えば、写真のように急須代わりに蓋碗を使う時には、茶葉がカップに入らないよう抑える役目を持っています。そのまま蓋をした状態で"すすり飲む"時にも茶葉が口に入らないように抑えて使います。

或いは、お茶を蒸らして抽出したい時に蓋をしておくと発酵度の高いお茶は特に美味しく淹れられます。逆に緑茶など発酵度の低い(または不発酵の)お茶は蓋をせずに抽出した方が美味しくなる場合もあります。

時には、お茶の抽出が薄く感じた時には蓋をつかって、茶葉が泳ぐようにかき混ぜるように使ったりも出来ます。これらの動作がしやすいように、普通は蓋と本体がカッチリしまらないように出来ています。

蓋碗のお手入れは、普通の食器として洗剤で洗えばOKなのでラクなんです。茶壷が「こだわり好き」「コレクター向け」の茶器だとしたら、さしずめ蓋碗は「面倒がり屋向け」「大雑把タイプ」にもってこいの茶器。いちいち面倒な手順はさておいて、お茶が飲みたい人にはかなりお薦めです。

しかも!

蓋碗を使いこなして無駄のない指先の動きでお茶が淹れられるようになると、これがまた優雅なんです。見ているだけでも癒されるような気持ちになる不思議な空間になります。

使ってみて「熱い!」という経験のある方が大半だと思いますが、最初はお湯を7~8分目で淹れて、サッと注ぐ練習をしてみて下さい。蓋の位置ギリギリにつくまでお湯を淹れると、淵が熱くなるわけです。


「蓋碗」に関する情報は、チンシャンの「はじめての中国茶講座」中級 Lesson2でもご紹介しています。もっと詳しく「蓋碗」の使い方を知りたくなったら「はじめての中国茶講座」上級 蓋碗[ガイワン]を是非チェック♪(せこ)

content_btm.gif content_top.gif
2005年03月24日(木曜日)

セントパトリックスデー@NY

先週はNYに行ってきました。
まだまだコートが必要なくらい寒いのですが、NYの友人いわくずいぶんと暖かくなってきたそうです。 風は冷たいものの日向は暖かくなりNYにも春の兆しが訪れていました。

2005_0317_062142.jpg

滞在中セントパトリックスデー(St Patrick’s Day)のパレードが開催されました。
毎年3月17日に行われるこのパレードは、アメリカ全土にその様子が放送されるほどポピュラーです。
聖パトリックス(St. Patrick)はアイルランドにキリスト教を布教した宣教師で、後に偉大な司教様となりました。その聖パトリックが亡くなった日が461ADの3月17日だということで、この日がセントパトリックスデーとなったのです。

日本でも各地でセントパトリックスのパレードが開催されているようですね。

NYにはアイルランド人が多く移り住んでいるため、この日盛大なパレードがマンハッタンの中心ともいえる5thアベニュー沿いで行われます。

常日頃アイルランド人の愛国心の強さを感じますが、この日もすごい!
なんといっても、1時間程度で終わると思われたパレードですが、朝の11:00~17:00まで、約6時間もバグパイプの音色が響き渡るパレードが続きました。

ちなみにこの日、テーマカラーの緑色を身に付けることになっています。昨年ロサンゼルスでも、学生の殆どが緑色の洋服を着ていました。

またセントパトリックスデーが近づくと店頭には緑色や、クローバーをあしらったカラフルな緑色のお菓子が並びます。(写真)体にはよさそうではありませんけれどね(笑)。

そしてセントパトリックスデーの飲み物といえば、やはり緑色のビール。(普通のビールに緑色をつけるそうです。)

緑ビールをもとめ、アイリッシュバーにも立ち寄ったのですが、普通のビールしかおいていませんでした…。残念!

でも緑色の格好をした人たちに紛れ、ギネスビールを飲み、ちょっぴりアイルランド人気分(?)を楽しみました。

content_btm.gif content_top.gif
2005年03月23日(水曜日)

春はあけぼの。蕎麦は宵の口。

蕎麦屋ののれんをくぐるのに最もふさわしい刻限は、宵の口です。陽が沈んだばかりでまだ空が明るい夕暮れどき、ふたりで連れだって蕎麦屋の扉を開ける瞬間のいそいそした気分ときたら、うふふ、うふふ、と身体じゅうが笑っている感じです。

なぜか、イタリアンやフレンチだとそうじゃないんですよね。しっかりと夜の闇に包まれてからのほうが、さあ、ワインといっしょにおいしい料理を食べよう!という気合いが入ります。明るい時刻のほうが嬉しいのはお蕎麦だけ。蕎麦の不思議その1です。
050323kawag.jpg
お蕎麦を食べる相手は、気心の知れた人にかぎります。たとえ相手がお蕎麦をつゆの中に問答無用でどっぷり浸してすすったとしても、親しい人なら気にならないもの。ところがどういうわけか、親しくない人のお蕎麦の食べかたはやけに気になってしまうのです。蕎麦の不思議その2。

というわけで、風の感触はまだ冷たいけれど日が確実に長くなってきた春の夕刻、夫とふたりで蕎麦屋のすみのテーブルに陣どり、まずビールからいくでしょ?なんて言いあいつつ、視線を油断なくメニューのすみからすみまで往復させているときの嬉しさときたら格別です。

夫はそばがきが好きで、どこの蕎麦屋でも必ず注文します。店員さんを呼んで「生ビール2つとそばがき。あと、とりわさ、そば味噌、ゆばわさび。とりあえずそれだけお願いします!」なんて最初の注文をする頃には、彼が全面的にうふふ状態になっているのが伝わってきます。

ときどき、そばがきのないお蕎麦屋さんに遭遇しますが、夫は「どうしてないんだよおお」と蕎麦タイムの間じゅうしつこくくやしがるので、そばがきを出さないお店はその理由もメニューに書き添えてくださるとたいへん助かります。

「まつや」といえばよく知られた神田の老舗。夕方ともなれば常に満員で誰かと相席になりますが、先だって私の横に座っていらしたのはご年配の一人客。これが実に良い風情でのんびり、ちびちびと、焼き鳥を肴に一杯やっていらっしゃるのです。私たちがビールとそばがきからスタートして肴各種をひととおり制覇し、そろそろしめに入ろうかと、まずはさるそばを1枚ずつ注文する頃になっても、まだ同じ焼き鳥と日本酒を前に、悠然と座っておられます。

おじいちゃん、もしかして眼を開けたまま瞑想状態に入っていらっしゃるのでは。そんなことを思っていたら、お店を出ていくお客さまが何人か、このご老人に挨拶をしていきました。まつやではすっかりおなじみのご常連なのでしょうか。 

結局、私たちはご老人より早くまつやを出ました。私たちがさらに天ぷらそばを平らげたあとも、おじいちゃんは泰然と座って、瞑想したり、向かいの席の誰かに軽く会釈したりしていたのです。

「あのおじいちゃんはあと2時間はあのまま座っていると思う」「いや、あと5分で蕎麦を注文して、蕎麦だけは異常なスピードで食べ終えて出ると思う」などと想像をたくましくしましたが、夫はいずれはあのおじいちゃんのようなたたずまいの蕎麦老人になって、毎夕、蕎麦屋でちびちびやって過ごしたいと抱負を語りました。

content_btm.gif content_top.gif
2005年03月22日(火曜日)

花粉症の対策には

引越しなどでとにかく最近は忙しかったのですがやっと落ち着き、この週末は久々にのんびりと過ごしました。

sekine.jpgすっかり春の陽気になったし、花粉症にもかかわらず週末は花粉がたくさん飛んでいそうな箱根まで行って来ました。花粉症の最善の対策は「自分が花粉症とは気づかないふりをすること」と気合を入れて行きましたがまったく効果なし。帰りは目も充血し、リラックスどころか疲れて帰って来ました。やれやれ…。花粉症には凍頂烏龍茶が効くらしいですね。

家ではしばらく前に中国に行った時に買った龍井茶を飲みました。龍井茶は中国茶を代浮キる緑茶だそうです。緑茶と言っても日本の緑茶と違って釜炒りするために香ばしい香りがするのが特徴です。飲み方は写真のとおり、非常にシンプル。グラスに直接茶葉を入れてお湯を注ぐだけです。気軽に飲めるし、味も日本茶に近いし、龍井茶はかなりオススメです。

content_btm.gif content_top.gif
2005年03月21日(月曜日)

小分け術

21joh.jpg

 インドへ旅行に行ったときのこと。
「インドといえば、紅茶!」と思い、欲張りな私は、色々な茶葉を買い込んだはいいものの、インドというお国柄、ティーパックになっているものなどほとんどなく、小さくても500入りパック。毎日お茶を飲む家でも、数カ月は保つ量である。どうせだったら、いろんな味を楽しんでもらいたい。そこで考案したのが、自作ティーパック。多種類のお茶を1セットにして差し上げることができ、「わたし」セレクトのオリジナル土産の完成である。
 今では大変一般的なティーバック。およそ100年程前、紅茶の飲まれていた欧米で、初めて登場したという。あわただしい時や旅行先など、お手軽に飲めるのが最大の魅力であると同時に、お茶の味自体にはあまり期待を寄せられていない面もある。
 しかし、おすすめの茶葉で作られたティーバッグは、「手軽さ」と「中身の味わい深さ」を兼ね備えた一石二鳥な代物になる。
 よくスーパーなどで売られている「お茶パック」に、一人前分(だいたい2g)の茶葉を入れ、木綿糸でしっかり留める。ここで注意したいのは、袋を茶葉ギリギリで縛りすぎないこと。茶葉が袋の中で踊るように、少し余裕をもって。そして、もう一方の糸の先には、何の茶葉のティーパックか分かるようにタグを付ける。こちらのタグも、現地で実際に使用したチケットや、行ったレストランの名刺などを使うとお土産らしい。「そうそう、この列車に乗り合わせたおばさんがね…」「このお店で食べた○○が…」なんて、お土産話しに花が咲いて、いいお茶受けになること、受け合いである。

content_btm.gif content_top.gif
2005年03月18日(金曜日)

[中国茶解説]お作法?

050318staff.jpg前回は大雑把な分類について解説しましたが、今回は淹れ方にスポットをあててお話しましょう。
「中国茶は作法が難しそうで・・」と耳にすることがあります。確かに、日本の茶道のように格式高く粛々とお湯を注いでいるイメージが強いかもしれませんね。

中国茶にはそういった愉しみ方も一面にはありますが、日常的に愉しみたい方には「より美味しく淹れるための工夫」と捉えて頂くと、自分なりに手を抜くところが見えてきます。

美味しくいただくために「工夫」して淹れるので、主に中国茶独特の小さな急須(茶壷)で丁寧に淹れる方式を「工夫(くんふー)式」と呼んでいます。※蓋碗で淹れる際にも丁寧に淹れる場合は工夫式と呼ぶケースもあるようです。

工夫式は、小さな茶壷や茶杯を使用したり、茶壷へお湯をかけて保温効果を高めたり、聞香杯(もんこうはい)で香りを愉しんだりする点が特徴的。特に、茶壷の上からお湯をかける動作は、ギュッと小さく丸めたりよじったりしている茶葉をすばやく開かせるためにしているので、美味しいお茶をサッと出したい時には欠かせません。

こういった愉しみ方は、「絶対やらなくちゃ駄目」ということはありません。「そうした方が美味しいですよ」ということですから、決して肩をこわばらせて挑むことではないのです。

こだわりたい人にはこだわり所がいっぱい。手を抜きたい人には手の抜きどころがいっぱい。中国茶は誰でも好き好きに愉しめるところがまた、楽しいですね。

今回の内容については、チンシャンの「はじめての中国茶講座」中級でご紹介しています。もっと詳しく「工夫式」の淹れ方を知りたくなったら「はじめての中国茶講座」上級[宜興製陶器茶壷]を是非チェック♪(せこ)

content_btm.gif
 1 2 3