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2005年04月04日(月曜日)

不快な朝に

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 昨日、連日の食べ過ぎが祟り、ついに体調を崩した。朝、許容範囲をオーバーした胃の不快感で目が覚めた。
 気持ち悪いが、何か食べたい。冷蔵庫を開けると、お土産にもらった紫野和久傳の「鯛味噌茶漬け」が目に入った。おひつには、昨日炊いたごはんがそのまま入っている。「よし、これなら食べられる」と、お湯を沸かし、お茶碗を用意する。お茶碗に冷やごはんを盛り、「鯛味噌茶漬け」を2つほどのせる。お茶漬けのお茶は、濃い目のほうじ茶と決めている。急須にスプーン2杯分の茶葉を入れ、ゆっくり熱湯を注ぐ。ほうじ茶の香ばしい香りを感じながら30秒ほど待ち、お茶碗に注ぐ。
 箸で、ごはんと具材をお茶の中にほぐし、それらの割合を調整しながらさらさらと口へ運ぶ。胃が弱っているはずなのに、受け付けられるのは、やはりお茶のおかげだろうか。

 日本人はお茶漬けが好きである。お茶漬けの起源をたどれば、平安時代までさかのぼる。冷えたご飯にお湯をかけて食べる、湯漬けというものだという。この湯漬けの白湯の代わりにお茶が用いられるようになり、お茶漬けとなった。なるほど、そんな昔からお茶漬けがあるならば、日本人のお茶漬け好きは、DNAに組み込まれているに違いない。お茶とごはん粒が最強コンビであることを、日本人の舌は知っている。

 どこかの飲んだくれの朝ごはんに、お茶碗に少しのご飯と、梅干し。あとは、丁寧に煎れたほうじ茶を添える。コップ一杯の水と胃薬より、心の栄養は満たされるだろう、と思う。


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