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2005年06月29日(水曜日)

水のありがたさ

ロサンゼルスから日本に帰ってきました。
あまりにも非現実的な生活を送っていたためか、ロサンゼルスでの2年間が夢のように感じます。それと同時に、今まで気づかなかったようなことが発見できる毎日です。

その1つが“水”。日本では水道の蛇口をひねれば、そのまま飲料として可狽ネ水が当たり前のようにでてきます。都心では浄水器が必要な場所もあるかもしれませんが、比較的水道の水も美味しいものです。

お茶の美味しさは水で変わります。
それはロサンゼルスやフランスでも実感したことです。
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ロサンゼルスの水は硬水で、さらに発癌性物質とされているフッ素が含まれているため飲料としては適さないといわれています(一部では虫歯にならないため水道水もよいとされていますが…)。しばらくの間、浄水器を通した水道水を沸かして飲んでいましたが、それでも日本茶が美味しく淹れられないため、ボトルドウォーターを購入することにしました。スープや味噌汁、そしてお米を炊くのにもすべてボトルドウォーターを使用しました。このボトルウォーターを購入し部屋まで持ち運ぶことは、私にとって面倒な家事の1つでもありました。それが日本では必要がないと思うと、それだけでも幸せです。

またフランスも硬水のため、沸かした水道水で紅茶を淹れると、紅茶の水面に薄い白い膜がはったようになってしまいます。これはカルシウムが凝固してできたものです。紅茶の水色も黒ずみ、とても同じ紅茶とは思えないほど不味になります。硬水だと繊細な茶葉の香りと味、コクが出にくいのです。
そのためマリアージュフレールなどのフレーバード・ティーがフランスの紅茶の主流になったわけです。硬水だとしてもフレーバード・ティならば香りが立ちますから。逆に香りが優しくなりフレーバードティは硬水の方が適しているかもしれません。

繊細味わいの日本茶を淹れるには軟水が適しています。逆に硬水だと濃い香りのお茶は柔らかい香りになり、さらに旨み成分のアミノ酸が抽出されやすいとされています。
日本では沖縄を除き、殆どの地域が軟水。ちなみに中国は殆どの地域が硬水です。
中国茶の種類は様々。それぞれにあった水とともに、美味しい中国茶を楽しみたいものです。これから中国茶を楽しむために、水にもこだわってみてはいかがでしょうか?


*軟水と硬水:
水のなかに含まれるカルシウムとマグネシウムの合計量を数値化したものを「硬度」と呼びますが、この数値が高いものを硬水、低いものを軟水と呼びます。

*写真
ミネラルウォーターのVOSSは、ノルウェー南部の秘境から採水したものでミネラル分が極めて低く、雑味がないのが特徴の軟水。歌手のマドンナは、VOSSを置いていないホテルには宿泊しないというエピソードがあり、セレブの間では注目を集めているミネラルウォーターです。

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2005年06月27日(月曜日)

かまわぬのてぬぐい

かまわぬ てぬぐい代官山のちょっと小道を入ってすぐに、「かまわぬ」というお店があります。オシャレな町並みにひっそりとたたずむ、昔ながらの「てぬぐい」を取り扱う専門店。

中に入ると、チリンと涼しげに響く風鈴の音。
懐かしい柄や、ちょっとモダンなテイストの色とりどりの手拭いに、見ているだけでホッとするのは、きっと、綿の優しくて爽やかな感触を、肌が覚えているからなのかもしれません。

様々な文様に目移りしてしまうのですが、チンシャンにも「かまわぬ」で作ったオリジナル・デザインの手拭いがあるのはご存知ですか?

かまわぬのてぬぐいチンシャンスタッフは、この手拭いで、茶壷と茶海をのせるマットを作っていました。てっきり、「新商品?!かわいい~」と思ったら、自分でチクチク縫ったそうです。私も、茶壷とおそろいの絵柄を出して作ってみたい!と思いつつも、なかなか。。。
でも、こういった自分だけのアイテムを揃えるのは、考えただけでもワクワクして楽しいですよね。

手拭いとしてだけではなく、のれんやインテリアとして楽しむも良し。柄は「茶壷(チャフー)絵図」と「養壷(ヤンフー)手習い絵図」の2種類。夏の暑さに、天然素材の綿が涼しげでよく合います。

お茶の道具にこんな手拭いを加えれば、もっと美味しく淹れられるような気がしませんか?(まり)

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2005年06月24日(金曜日)

花束の物語、エピローグ

050624kawag1.jpgLa Douceさんに託した恩師への花束。結局、花束は誰の元に届けられたのですかと、いろいろな方からメールをいただきました。長い長い花束の物語には、最良の結末が待っていたんですよ。

La DouceのSさんは根気よくN先生の住所を訪ねてくださって、ある日、ついにN先生にお目にかかることができたのです。これまで何度電話しても、訪問しても不在だったのは、N先生(ご主人のほう)が耳が不自由になって電話を苦手としていたこと、引越しの準備のため留守がちだったことが理由でした。

こんなにまでして花束を届けていただけるなんて。私はすっかり感激してしまいました。個人のお花屋さんだからこそ、こまやかで柔軟な対応が可狽セったのでしょう。

「本日、N先生にお届けした花束の写真です」とSさんからメールをいただきました。それがこの写真。メールにはこんな言葉が添えられていました。

050624kawag2.jpg「先日N様宅をお伺いした時の印象が
 お二人でひっそりと暮らしていらっしゃる感じでしたので
 花は優しく品の良い雰囲気でも
 なるべく明るい色が良いかと思い
 こういった花合わせにしてみました」

何種類かの美しいダリア、花びらのふちの色が繊細な薔薇、フサスグリ、ブルーベリー。心をこめてたばねられた花々が、引退されたN先生ご夫婦の心を明るく平和にしてくれますように。

翌晩、うちの電話が鳴りました。受話器を取ると、20年ぶりに聞くN先生(奥様のほう)のお声が上品なトーンで響きました。

「葉子さん、長い時間がたつのに、気にかけてくださってありがとうね。お元気でいらっしゃる?」

N先生は今や80歳を超えていました。外出するときは車椅子があるものの、室内では使えず、座ったきりで過ごしていらっしゃるとのこと。それでも、電話の声は25年前と少しも変わりません。私は一気にレッスンを受けていた当時の私に戻り、かしこまって「先生…」と何度も呼びかけては胸がいっぱいになり、言葉につまっていました。

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2005年06月22日(水曜日)

心に残るカフェの時間

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ついにロサンゼルスの滞在日数を片手で数えられるようになりました。
日数も少なくなると、時間を大切に過ごしたいために思い出深い場所に訪れたくなります。
週末のブランチをどこに行こうか考えた時、レストランではなくカフェに自然と足が向きました。

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たまに行く美味しいレストランより、気軽に立ち寄ってきたカフェが私にとって心に残っているのです。友人達とのんびりお茶をしながら、他愛もない話から人生について語り…。マラャ唐フチームメイトたちとビーチを走ったあと、喉の渇きや疲れを癒すためにお茶を飲んだり。空腹を満たすためではなく、カフェにはもっと色々な顔があります。

友人達とRose Cafeで過ごすカフェの昼下がり。
オープンカフェで、青空の下での食事は心地よいだけでなく、体の中にあるサビがキレイに取り除かれる感じがしました。明るい日差しは寂しさも紛らわせてくれます。

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ここでロサンゼルスカフェのお気に入りカフェを一部ですがご紹介します。

Elixir
体の中から美しくすることをコンセプトにしたカフェ。アジアを基調にした中庭が心地よい。6種類のハーバルトニックは体の中からキレイになるそうです。キアヌリーブスの体調管理にかかせないとか。(写真上)
Rose Cafe 
真っ赤なバラの壁画が印象的なお店。緑に囲まれたオープンカフェが気持ちよく、食事も豊富なので週末ブランチに最適。キッシュなど美味。ジュリアロバーツの行きつけのお店。(写真中)
Jin patissery 
店内には見た目も芸術的なケーキたちディスプレイされています。玄米茶、中国茶、紅茶といったお茶も豊富。(写真下)

*レストランについてはOL美食特捜隊にまとめてあります。
今まで通ったカフェ全てに立ち寄りたい、お世話になった友人たちにも全員に会いたい…。でも、もう時間が足りません。一生会わない、そして一生ロサンゼルスに行けないわけではないと思うけれど、寂しくて仕方がないのです。でも“もっとここで過ごしたかった、もっと…もっと…”というのは幸せなことなのでしょう。出会った全ての方たちに感謝せずにはいられません。帰国してからも、“もっと…”という気持ちを忘れずに日々を、大切に暮らしていきたいと思います。次週からは日本からのブログとなりますので宜しくお願いしますね。

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2005年06月20日(月曜日)

こだわりのコンセプト

050620_1staff.jpg最近、家でハーブを植えて、摘みたてのハーブを使った料理を愉しんでいます。
食べる時だけでなく、水やりや虫がついてないか調べたりするために、毎朝葉の調子を確かめるのが日課になりました。ハーブに触れると、ふわっと良い香り。たちどころに「グーッ」とお腹の虫が鳴り始めてしまうという、なんて健康的なことでしょう(笑)。
そして、手に残る香りに植物のすばらしさを感じています。水と土と日の光だけでこんなにも美味しい香りを出せるなんて!

中国茶もそうですよね。そして、中国茶の中には樹齢数百年にもなる樹もあるそうで、それでもなお、こうやって私たちに美味しく香るお茶として愉しませてくれていることを考えると、歴史を感じずにはいられません。

050620_2staff.jpgまた、ハーブの種類によっては害虫が付きやすく、以前はさほど農薬のことを気にしませんでしたが、実際に自分で育ててみると、薬を使うということに、とても抵抗を感じます。
できるだけ薬は使わないようにと思い、牛乳を薄めたものをスプレーしてみたり、防虫ネットで囲んでみたり。今では、自分で食するものを育てるということの重要さと大変さを実感しています。
過敏になる必要はないものの、できれば安心して口にできる食品を選びたいですよね。

チンシャンのお茶作りには安心、安全のためのコンセプトがあり、自主的に、国内での茶葉の残留農薬検査や、生産情報の公開を行うという徹底ぶり。
自然の恵みから、力強くも繊細な味わいを生み出す中国茶だからこそ、そんなこだわりのコンセプトから出来上がった、安全で美味しいものをぜひ一度召し上がってみてください。(まり)

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2005年06月17日(金曜日)

長い長い花束の物語

050617kawag2.jpg6歳の頃から10年ばかり、ピアノを習っていました。最初の数年間は楽しいお稽古ごとにすぎませんでしたが、後半は音大への進学が視野に入ってきたため、それは苦しい試練に変わりました。

毎年夏の全国音楽コンクール。難易度が高くなっていく課題曲。舞台そでで自分の番を待っているあいだは、暑いのか寒いのかわからなくなるほど張りつめています。まぶしい照明を受けて光るピアノの前に歩いていき、鍵盤に手を置いたら頭の中がまっしろでひとつの音も降りてこない…という悪夢を、今でもたまに見るのです。

結局は、ピアノのミューズは私には微笑んでいないと思い知り、その道に進むことはせずにこうして毎日ぼんやりしているわけですが、その10年あいだの毎日の努力は、根っから怠けものの私の人生の中で輝く宝物になりました。

ピアノのN先生はご夫婦二人で教えていらして、もとは東京で生活していたのが、当時、事情により茨城に移っていました。その町で教え子となった私は、N先生にとてもかわいがっていただいたようです。「ようです」というのは、先生はお二人とも大変に厳しくて、毎週のレッスンの出来が悪いと容赦なく叱責されたからです。

私がピアノをやめた数年後、いとこが同じN先生のレッスンを受けましたが、先生もお年を召して、教え方がずいぶん優しくなったと聞きました。

つい先日、茨城の母から電話がありました。N先生が私の実家に電話をかけてきたというのです。母が聞いた話によれば、ご高齢になられたN先生はピアノを教えるのをやめ、東京に戻って二人暮らし。ご主人は耳が不自由になり、奥様は車椅子で生活していらっしゃるそうです。
「葉子さんを教えていた頃がいちばん楽しかった」
N先生は本当に懐かしそうにそうおっしゃっていたわよ、と母。

花束をお送りしよう、と思いたちました。といってもN先生の現住所がわからないので、母を通していとこから東京の住所と電話番号を教えてもらい、インターネットで知ったLa Douceというお花屋さんに依頼しました。

ところが、花束を先生のお手元に届けていただくにはちょっとばかり長い紆余曲折があり、今もってなお、花束が実際に届くかどうかわからないというありさま。最初の難関は、La Douceを営むSさんという女性からメールで知らされました。

配達のお日にちのご確認のため、N様のお宅へお電話しているのですが、
常にご不在なのか、まったく電話にお出になりません。

今日、N様のお宅の近くで仕事がありましたので
ついでというのもいけませんが、
直接N様にお会いして、お届けのお日にちをお約束させていただく
つもりでお宅へお伺いしてみたところ
お知らせいただいているご住所にはN様がお住まいではありませんでした。


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そこには住んでいない?! 教わった住所が不正確なのか、引越しなさったのか。母を通して再びいとこに問い合わせてもらうと、母が書きとめた「104号室」ではなく、「102号室」であることが発覚しました。La DouceのSさんにそのむねメールを出すと、すぐに返信がありました。
早速お調べいただいてありがとうございます。
102号室だったのですね。
郵便受けにてN様のお名前を探してみたのですが
お名前を記していないお宅が多く、
見つけることが出来なかったのです。残念!
やれやれ、これで解決? でも、いつ電話しても出ないというのが気になります。おまけにいとこは、こんな気がかりなことも言っていたそうです。「そういえば、最後にN先生に手紙を出したとき、引っ越す予定ェあるという返信があった」と。

その後の難関はこんなふうに続きました。
(1) いとこから聞いたN先生の電話番号にかけてみたけれど、やっぱり応答がありません。
 ↓
(2) NTTの番号案内に尋ねてみたら、N・Tという名前では届け出がないと言われました。
 ↓
(3) でも、同じマンションに、別のNさんが住んでいるとも言われました。
 ↓
(4) 別のNさんに電話をしてみたものの、やっぱり人違い。
 ↓
(5) そのNさんが「うちのマンションの1階に、N・Tさんという夫婦が住んでいる。奥様が車椅子のご夫婦である」といい、住民名簿で電話番号を調べてくれました。
 ↓
(6) しかし、マンションの名簿上では、N・Tさんの電話の欄は空白になっていました。先生は固定電話をお持ちではないのかしら?
 ↓
(7) お花屋のSさんから、私がすでに支払ってあった花束代を「返却することも可狽ネので、ご遠慮なくお申し付けください」と優しいメールをいただきました。
 ↓
(8) こんな電報を打ってみました。

N先生、お元気でお過ごしですか? この時期はいつも発負・ェ開かれましたね。懐かしく思い出されます。川口葉子(旧姓○○、携帯電話:***-***)
 ↓
(9) 数日待ってみたけれど、特に連絡がこないので、見切り発車で花束を届けてもらうようSさんにお願いしました。
 ↓
(10) Sさんから、手厚いお届け体勢の詳細と、「何が何でも届けてみせる」という頼もしい返信をいただいて感激。N先生がお留守の場合はマンションの前で2~3時間、待機してくださって、それでもお目にかかれなかった場合は翌日も再配達してくださるというのです。「万が一、それでも届けられなかった場合はどういたしましょうか?」
 ↓
(11) こんな返信を出しました。
どうしてもお花が先生に届けられなかった場合は、
Sさんのお好きなかたに「天使からのプレゼント」として
さしあげていただけますでしょうか?
Sさんのお友達やご家族にプレゼントしてくださってもよし、
行きつけのお店にさしあげて飾っていただいてもよし、
せっかくの美しいお花、どなたかに楽しんでいただけたら幸いです。

なにしろ、そこまでして配達していただけるのですから、
たとえN先生にお届けできなくても「八方手をつくして、気がすんだ」
と思えるのです。

多大なご迷惑をおかけしてしまいますが、どうぞよろしくお願いします。
この物語の結末を楽しみにお待ちしています。

もちろんSさんはたくさんの注文を抱えていらっしゃるので、現在、「マンションの前で2~3時間待機」のできる日にちを検討してくださっているところ。最終的に花束がいったい誰の手元に届けられるのか、まだ、まったくわからないのでした。

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2005年06月15日(水曜日)

暗黙のルール

帰国前の送別会ラッシュの今、肝臓が悪くなるくらいアルコールを飲んでいます。
飲みすぎた日は、アルコールの倍以上ウーロン茶を飲み、お風呂に入って汗を流すとアルコールが抜け翌朝もすっきり。私の二日酔い対策です。

お酒を飲みすぎた時だけに限らず、油っぽいものを食べすぎた時、塩辛い食事を食べすぎた時、中国茶が飲みたくなりませんか? 私は、日本茶でもなく、紅茶でもコーヒーでもなく、体が中国茶を欲します。

中国茶の効狽イべると、お酒を飲む前後に中国茶を飲むと肝臓でのアルコール分解が促進され、二日酔い防止に効果的。その他にも肥満蘭h効果、糖尿病防止効果などがあります。
中国茶をむしょうに飲みたくなる時は、体からSOS信号が出ている時かもしれません。

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送別会が続く最中、お気に入りのチャイニーズレストランで食事をしました。
アジアの友人と行くレストランは、安くて、大勢で食事ができて、そして美味しいチャイニーズレストランに行くことが多々あります。
お腹がはちきれんばかりに食事をした後は、さっぱりデザートとたっぷりの中国茶。
デザートには、白キクラゲと、中華クワイが入っている温かい甘い蜜のスープをいただきました。デザートの最中、話しもはずみ中国茶をいつまでも飲みつづけます。

台湾、香港の友人に聞くと、中国茶をおかわりする時、客とお店側に暗黙のルールがあります。それは、お茶がなくなったらポットの蓋をずらしておくと、「おかわり」の合図になり、何度でもお湯をつぎ足してくれます。(写真)言わずにして“おかわり”ができるので、気兼ねなくたっぷり中国茶を楽しめるのはチャイニーズレストランの魅力でしょう。

なにより、お茶を飲んで友人達と食後にゆっくりできる時間こそが、帰国直前の私たちにとっては何物にも変えがたい大切なひと時です。世界は狭いし、いつか会える人たちだと信じているけれど、L.A.で一緒に過ごす時間はもう残り少ないのです。

切ない気持ちを隠しながら、笑顔でいつまでもお茶を飲み続けていたいけれど、楽しい時間はすぐに過ぎてしまいます。まだまだ皆と一緒にいたい。でも帰国は目の前です。

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2005年06月13日(月曜日)

体に優しい生活

最近、私の周りでは重曹やお酢などを使って掃除をする人が多いようです。ちょっとしたブームなのか雑誌でもよく見かけますよね。
物が溢れる飽食の時代に、生活をシンプルに戻そうという人が増えているように感じるのは気のせいでしょうか?
中国茶
私も興味本位で始めてみたところ、手も荒れないし、安全で体に優しいものだし、これがなかなか楽しいんですよね。そして、私が普段キッチンのお掃除に使っているのは茶がら。
ガスレンジの周りの汚れが気になり始めたら、お茶を飲んだ後にでもささっと茶がらを包んだ袋で拭くと驚くほどに簡単に油汚れがとれます。

また、食器や鍋が油でギトギトしてるときは、茶がらや賞味期限切れで飲まない茶葉を放り込んでそのまま少し放置。茶葉でささっと洗うと最後洗剤で洗うときはもうベタベタしません。
あの脂っこい(でもおいし~)中華料理を食べた後に、中国茶を飲むと胃をさっぱり洗い流してくれるのも、うなずけますよね。

中国茶また、中国茶を淹れるようになって変わったのが、ペットボトルの飲み物をあまり買わなくなったこと。
以前は1日最低1つはゴミとして出てきたペットボトル。
美味しいお茶をいただけて、さらに地球にも優しくできたんじゃなかろうか?なんて、自己満足に浸っています。

さらには、水筒を持ち歩いてどこでも美味しいお茶を飲めるようにしたい!なんて思うのですが、なかなか心惹かれるものが見つかりません。小さくてシンプルで可愛い水筒情報がございましたら、是非教えてください!

そして只今、チンシャンでは「夏の冷茶特集・アレンジティー(全5回)」を公開中!
人気の5種類の中国茶をいつもと違った味わいにアレンジ!週代わりで楽しいレシピを参考に、可愛い水筒にアレンジティーを入れて持ち歩きたいです。
その他にもお茶を使った体に優しい料理レシピ、利用術はこちら。

体に優しい生活、皆さんはもうお試しになりましたか?(まり)

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2005年06月10日(金曜日)

どんなありふれた人が(ファイヤーキングに寄せて)

050610kawag1.jpgいつのまにか手元に集まっていたファイヤーキングの食器たち。
コレクターの間ではカラフルでデザイン性の高いマグも人気を呼んでいるようですが、特にコレクションしているわけではない私は、気がつけば、柔らかな翡翠色の「ジェダイ」と呼ばれるシリーズと、とろけるような水色の「ターコイズブルー」シリーズばかりを買いもとめていました。

私にとってファイアーキングの一番の魅力は、ミルクガラスのとろりとした色合いと、のびのびと楽天的なたたずまい。手にとって仔細に眺めると、古き良き時代のアメリカの陽気さとテキトウさに、ちょっとびっくりしてしまうのです。

なにしろ1940年代に作られたカップ&メ[サー「ジェーン・レイ」のメ[サーときたら、微妙に歪んでいて完全な円ではないし(ガラスの流し込みがうまくいかなかったんですね)、中央にカップが置けるお皿「5コンパートメント」の裏面には、練りムラと呼ばれる生地の流れの跡があるのです。なんてテキトウな。

おそらくこれが当時のアメリカの大量生産技術の限界だったのでしょう。それでいて、乳白色をベースにした色調の甘く美しいこと。日本で生産される食器の完璧で正確なラインを見慣れた目には、この楽天的でのほほんとしたたたずまいが、なんとも新鮮に映ってしまうのです。

050610kawag2.jpgよく知られているように、ファイヤーキングは1940年代から70年代にかけてアンカーホッキング社が製造していた耐熱性のガラス食器です。その使いやすさと丈夫さ、色と柄のバリエーションの豊富さが愛されて、アメリカの生活文化にひろく浸透していました。

かつてどんな人がこのカップでコーヒーを飲んだのでしょう。当時のテーブルの光景を想像しながら同じカップで飲むのは楽しいものです。テーブルの主人公が平凡な人であればあるほどいい。そう思います。

私が生まれる前の、アメリカの平凡な田舎町の朝。ありふれた人が、ありふれた悩みで頭をいっぱいにして、でも家族にはとりあえず笑顔でハローなんて言いながら薄いコーヒーをすする。それからふと、今日の目玉焼きがなかなかいい具合に半熟になっていることに気がついて、ほんのわずか嬉しくなる。
…そんなとるにたらない記憶が、カップにうっすら残っているといいなと思います。

たぶんファイヤーキングは、どこにでもいるそんな人々のための食器だったのだし、その人々がカップの持ち手に指をかけながら抱いていた小さな、でも切実な悲しみや喜びを、時をへだてた私もまた同じように抱いていると感じるのです。

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2005年06月08日(水曜日)

ポテトチップチョコレート

最近立て続けに新聞と雑誌に“手土産スイーツ”について書かせていただきました。
夏には冷涼感と和の美しさを感じる和菓子。華やかなパッケージが手土産にちょうどよい洋菓子など。また友人宅に誘われたときは、オンラインショッピングであらかじめ購入して友人宅に送ることもあります。(目上の方の訪問時にはしませんが。)おとりよせで、おいしいスイーツ類がますます身近になりました。

国内で手土産を考えるのは、楽しいものですが、ロサンゼルスから日本へお土産というと、困ってしまいます。いまや日本のスイーツのレベルは世界の水準の中でも高い方と言えるでしょう。そんな中アメリカでスイーツのお土産を探すのは難しいものです。

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トレーダージョーズのチョコレートもお土産にしたことがあるし…。
See’s のチョコレートはちょっと…メジャーすぎるような…。

そこで「ユニークさで勝負!」となると、ニーマンマーカスのポテトチップチョコレートは、なかなかツカエます。形はたしかにポテトチップ。それにチョコレートがコーティングされています。チョコレートの種類はダーク、ミルク、ホワイトの3種類。
なかではダークチョコレートでコーティングしたものがおすすめ。チョコレートの中にかくれたポテトチップの塩味が軽くして、サクサクとした食感も魅力的です。
なんといってもポテトチップをチョコレートでコーティングしているなんて、アメリカならではの発想ではありませんか!

ゴールドを基調にした、ポテトチップス缶もユニークかつゴージャス。
一缶で何枚も入っているので職場へのお土産としても重宝するでしょう。

帰国が目前に迫った私にとって、今でもお土産探しは頭を悩ませることの1つ。
何かアイデアがあったら教えてくださいね!

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