2005年12月05日(月曜日)
クリスマス・プレゼントに欲しいものは?
街のイルミネーションは早くもクリスマス一色。
この季節になると、いたる所に出現する色とりどりのクリスマス・ツリーに、心躍る人も多いはずですよね。
ショップや雑誌にもクリスマス・プレゼントに欲しいものの特集などあって、目移りしてばかり。皆さんは今年のクリスマス・プレゼント、もう決めましたか?
心も体も温まる美味しい中国茶のプレゼントは、ありきたりにならず意外性もあってオススメ。
なんて、いつもそんなことを言っているせいか、私の周りではお茶のプレゼントがちょっとしたブーム?となっています。
旅行のお土産だったり、誕生日プレゼントだったり、好きなお茶を交換したりと、寒い季節にはあったか~い贈り物、嬉しいですよね。
そして、名前が刻印できる茶器も期間限定で販売中。
ご注文を受けてから、職人によって丁寧にひとつひとつ手作りで制作される茶器は贈り物にもぴったり。
自分だけの大切な茶器で入れるお茶は、格別な香りと味わいになりますよ。
寒い寒い冬に、心も体も温めてくれる。そんな幸せのチンシャンの中国茶をプレゼントにいかがですか?(まり)
2005年12月02日(金曜日)
フランス人、クロワッサンを希望
「漂流の末に発見されたフランス人、クロワッサンを希望」という見出しのついた記事を読んで、なるほどフランス人!と思った人は多いことでしょう。
ボートのエンジン故障によってカリブ海を20日間漂流したフランス人漁師が、救助されたときに真っ先に頼んだのはクロワッサンだったのだそうです。漁師は「雨水とデッキに着地したわずかなトビウオによって生き延びた」ようですが、オランダの小型快速船のクルーに救助されて、最初に口にした言葉は、
「パン・オ・ショコラ(チョコレートクロワッサン)とミルクはありますか?」
だったそうです。こんなときすぐに、自分なら何を食べたがるかしらと考えるのは、根がひまなせいでしょうか。まろやかな自然塩だけで握って海苔を巻いた、ほんのりと温度のあるおにぎり。玉ネギ、じゃがいも、若布を入れたお味噌汁を少し。きっとそんなものを切望することでしょう。
今年の早春、ふだん山歩きをしたこともないのにどうしても熊野古道をひとりで歩いてみたくて、周囲のみんなに厳重な防寒具の準備と事前のトレーニングをアドバイスされていたとき、すばらしいお料理の才狽ノ恵まれた友人が作って私に持たせてくれたのは、チョコレートのあらゆる魅力をぎゅうっと濃縮して詰め込んだ究極のブラウニーでした。
初めて歩く熊野の山々。冷たい空気は澄みきって張りつめ、何百年も昔から無数の人々が歩いてきた古道は、私のほかには人影もありませんでした。何日分もたまった筋肉痛や心ぼそさと闘いながら苔むした石畳をのぼっていくとき、背中のリュックに入れたブラウニーは頼もしいお守りになってくれました。
その日の予定ウ事に歩き終えて、山のふもとで食べるブラウニーの感動的なおいしさ。クーベルチュールをたっぷり使った、ずっしり濃厚な舌ざわり。甘さの中に、カカオの高貴なほろ苦さと、オレンジの爽やかなほろ苦さが混じり合い、ひとくちかじるごとに、疲れた身体の頭のてっぺんから爪先まで大きな喜びが駆けめぐりました。
遭難ブラウニー。私はひそかに彼女のブラウニーをそう呼んでいます。「遭難しても1個で1週間は生きられるくらいおいしいブラウニー」の略です。本当においしいものには、輝くような生命力が宿っていますものね。