宮古島・七色のコーヒーがあるカフェで
年末に5日間の宮古島の旅をしてきました。
ひとくくりに沖縄といっても、沖縄本島と、石垣島、宮古島ではそれぞれ異なった文化を持っています。沖縄本島では、いらっしゃいませの言葉はご存知「めんそーれ」ですが、石垣島などの八重山地方では「おーりとーり」、そして宮古島では「んみゃーち」。宮古では「ん」から始まる言葉が珍しくないのです。しりとりはどうやって決着をつけるのでしょうね?
レンタカーをのんびり走らせて宮古島の小さな中心街から離れ、サトウキビ畑のまんなかに建っている気持ちの良いカフェでひとやすみしました。
低めに設けられた居心地のよいカウンター席と、不思議な小上がり席。メニューの中に「七色のコーヒー」を見つけ、興味をそそられて注文したのですが、登場したのはいたってオーャhックスな色のコーヒーでした。
「あの…七色のコーヒーとはどういう意味でしょうか?」
3分に1度は笑っている若い女性店主は、ほがらかに教えてくれました。
「想像すれば七色でしょう?」
それを聞いてものすごく力が抜け、窓の外で輝くサトウキビ畑と青空を眺めていると(なにしろそれしか視界に入ってこないのです)、お店の一角でフリーマーケットをしていた青年が声をかけてきました。
「よかったら本を持っていってください。どれでもタダですから」
そこには実に雑多なモノたちが楽しげに並べられていました。たくさんの古いコーヒーカップ、グラス、靴、本。夫と私は丹念にモノたちを見て回って、1冊ずつ本を選んでまたカウンター席に戻り、2杯目のコーヒーを注文しました。ここでは誰も時間に追われていないのです。
フリーマーケットの青年には翌日、別の場所でばったり出会って、素晴らしいお土産をいただくことになるのですが、その話はまた別の機会に。








