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2006年01月16日(月曜日)

工芸茶の魅力

工芸茶の魅力は、お茶を淹れるときにゆっくりと葉が開き、綺麗な花を咲かせて魅せてくれるからでしょうか。そして、まわりの空間を全て包んでしまうようなその香り。
お茶の時間をのんびりと愉しむのに、これほど興味深いお茶は他には無いのではと思ってしまいます。

今月の限定茶、ユリとキンモクセイが香る丹桂飄香(たんけいひょうか)は、お湯を注ぐと、オレンジ色のユリが優雅に咲き誇り、そのまわりを白く小さなキンモクセイの花がふわりと舞い踊る、なんとも艶やかな工芸茶。甘く濃厚な香りに包まれると、気分も華やかになります。

茶商の王さん先日、この限定茶の仕入れをしてくださった茶商の王(ワン)さんにお会いする機会があり、丹桂飄香についてお話を聞かせていただきました。

その名前の由来ですが、「丹桂」は金木犀(キンモクセイ)を意味し、「飄」は花びらがひらひらと舞う様をあらわしていて、ちょうど日本人の好きな桜の花びらが散って空に舞うようなイメージなのだそうです。

工芸茶は細工茶とも呼ばれるように、職人の丁寧な手作業によって作られます。
まず、摘んだ茶葉を丁寧に並べ、片方を紐で括ってもう片方を広げます。花を中に入れて形を整えながら紙で包むように丸め、この状態で一度乾燥させ、紙を取り出し再度乾燥させます。この後、花を加えて香りをつけるのだそうです。

この丸い茶葉ひとつひとつを丁寧に手作業で作り上げるのですから、とても大変なことだと思います。だからこそ、こんなにも深い味わいを作り上げることができるのでしょうね。(まり)


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