イチゴと蜂と春風と
陽気な春風に誘われて、山梨は勝沼まで日帰りドライブへ行って来ました。目指すは「衛生的だし、立ったままイチゴが食べられる果樹園があるらしいよ」と友人が予約をしてくれたおくやま果樹園。
ドアにはこんな張り紙。
『蜂がいますのですぐドアを閉めて下さい』
そう、この果樹園では蜂が花から花へと飛び回って、せっせと受粉してくれているのです。花は頭上1メートルほど離れた所に多く咲いていたので、あえて刺激を与えなければ人を刺すこともなさそうで、ひとまず安心してイチゴをほおばりました。
大人になってからのイチゴ狩りは初めてだったので色々な発見がありました。青いうちに摘み取ってスーパーにならぶイチゴは「甘酸っぱい」イメージですが、赤くなるまで摘まずに育ったイチゴって、本当に「甘い」んですね~! コンデンスミルクなど殆どつけずに40~50粒は頂いたでしょうか。
そういえば、子どもの頃に行ったイチゴ狩りでは、しゃがみこんで土を払いながら、一粒一粒を慎重に食べたものですが、立ったまま摘み取れる栽培方法なら立ちくらみの心配もないし、土を払う必要もなくて効率的。(ちなみに、この果樹園では土を使っていないそうです) 普段はITの技術革新ばかりに気をとられてしまいますが、こうした農作物の技術も目覚しく進歩しているのだなぁ…と感心しきりでした。
カウンターで運営者の方と少しお話をした折には、蘭オがパソコンで管理されているのが目に入りました。農作物を作るその場でパソコンを見るとは…! 一瞬ミスマッチに見えたのですが、便利で効率的な物が普及するのは自然なこと。童心に戻って社会見学をする気持ちで、見るもの全てに新鮮な感情を抱きながら楽しんだイチゴ狩りでした。
そして帰り道、ふと思いました。
昔、母親が「農薬が付いた輸入の果物や野菜、お菓子の着色料は食べちゃだめ」と口をすっぱくして言っていたことを。
気が付けば、安全な食品を好むようになっていました。今回も安心・安全な果樹園だから…と勧められたことがキッカケで出向いたほどです。(出来れば、そういうことを考えずに採れたての新鮮なものをガブリッと食べたい願望はあります。でも、安全かどうか不安に思うと出来ない・・・。これってとても残念なことですが事実ですね。)
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