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2006年06月30日(金曜日)
癒す心、治る力
アンドルー・ワイルの本『癒す心、治る力』に出会ったのはもう10年以上前のことでしょうか。薬に対する考え方を根本から変えてくれた、私にとってのバイブルです。
身体に本来そなわっている驚異的な「治る力」と、それをはたらかせる自分の心を信じよう。ワイル博士の本を何冊か読んで以来そう考えるようになり、風邪薬をはじめ大半の薬を手放しました。いま、うちにあるのは、年に2~3度お世話になる頭痛薬と便秘薬の2種類だけです。
しかし先日、この2種類さえも手放したくなるできごとが起こりました。
私は市販の薬をひきだしにしまっています。薬の紙箱から外に、銀色のカプセルに並んだ錠剤を出したまま。先日ひさしぶりに頭痛に見舞われたときのこと、忙しいので手っ取り早く解決しようと、ひきだしをあけて錠剤を飲んだのですが…。
ひきだしの奥に隠れていた薬の紙箱をなにげなくひっぱり出して、箱のおもてを見ると、そこには「自然に近いお通じをお求めのかたに」の文字が。そうです、この1年ばかり私が頭痛の薬だと思って飲んでいたのは、便秘の薬だったのでした!
それで頭痛は治ったのかって? いつも「薬を飲んだ」ということに安心して、頭が痛いことをあまり意識しなくなるので、効いたといえばちゃんと効いたのかもしれません…。

2006年06月28日(水曜日)
アジアン・アフタヌーンティ
先週に引き続き、今週もマンダリンオリエンタル東京に立ち寄りました。
まだまだ新しい活気ある雰囲気と、OPEN当初よりも、さらに洗練されたサービスが、リピートしてしまう原因の一つかも。
本日はオリエンタルラウンジで、念願のアフタヌーンティをいただきました。
味にこだわりのある友人からのオススメを聞いて、即蘭I
待ち合わせのロビーではオリエンタルな香りが漂い、心地よい♪
このロビーを通り抜けた奥にある「オリエンタルラウンジ」は、大きなガラス窓が広がり眼下には皇居、新宿、上野眺めを一望できます。空気が澄んでいると富士山も見渡せるのだとか!(残念ながらこの日は雨)

■■■ アフタヌーンティー(3000円)■■■
* サンドイッチ
といってもサンドされていないオープンサンド。
「きゅうり、人参、トマトの色とりどりの野菜」「サーモン」「スモークチキン」の3種類。彩りも美しく洗練された一品でした。
* スコーン
プレーンとクランベリーが入ったサクサクのスコーン。
クロテッドクリームとラズベリーの自家製ジャム。そして珍しくチョコレートガナッシュが添えてありました。このチョコレートガナッシュとジャムとの相性が抜群!
* 口直しのデザート
ベリーのスープにライチのゼリーが添えてある、さっぱりとしたデザート。
* プチフール
茶壷飾棚に、ちょっとずつ飾られたプチフール。
パッションフルーツのムース、ガトーショコラ、餡子入りのプチパイ、チーズケーキ、ショコラのムースの5種類です。見た目も可愛らしく、プチフールをひと口ずつ楽しみながらお茶をのんびりいただけます。
しかも、このマンダリンオリエンタルの素晴らしいところが…
カプチーノや、ロイヤルミルクティー、紅茶、ハーブティー、中国茶をベースにしたフレーバードティ、ホットチョコレートなどなど…なんと24種類の中から好きなだけお飲み物をいただけるのです。
飲み物がなくなりかけると「おかわりはいかがでしょうか?」と、その都度メニューを持ってきていただけるという、徹底した素晴らしいサービス。
お言葉に甘えて6種類(6杯)もいただいてしまいました(汗)。
本当にこんなに飲んで宜しかったのでしょうか~?(嬉涙)
素晴らしい眺めと、ゆったりとした雰囲気の中、友人と話が盛り上がり、あっという間の3時間でした。
非常~におすすめです!
〔参考〕マンダリンオリエンタル東京「オリエンタルラウンジ」

2006年06月26日(月曜日)
水出し凍頂烏龍茶
ついに、この季節がやって参りました♪
「水出し○○茶」のレシピが気になるこの時期。
「茶壷でアツアツを淹れるのでなければ、邪道だ!」と言いたい中国茶ファンが多いのもうなずけますが、色々なバリエーションを愉しみながらも最終的にはやっぱり、本式(?)へ戻ってしまうのだから、少しぐらい外れても良いではありませんか…と自由なお茶の時間をお薦めしたい私。
写真は、凍頂烏龍茶 [別窓 ]の水出しを例にとってみました。
[ 水出し凍頂烏龍茶 ]
(1)約25~30gの茶葉を用意。(一般的なサイズの茶則で約4杯分)
※カサのある茶葉の場合は茶則で7~8杯…などとなるので要注意。
(2)約1リットルの水を注ぐ。
(3)冷蔵庫で1~2時間ほど置いて、出来上がり♪
他にもお薦めしたいのは、茉莉白龍珠(ジャスミン茶) [別窓 ] 。特にチンシャンの茉莉白龍珠は花びらが手作業で丁寧に取り除かれているので苦味が少なく、キリッと品のある味わいに仕上がっています。(毎年のようにお薦めしていますね、私。笑)
でも、なぜ水出しなのでしょう???
実は、アツアツで淹れたお茶を冷まして冷蔵庫で保冷する方が難しいって、ご存知でしたか?
お茶を濃く抽出して大量の氷で一気に冷却してしまえばそれも可狽ナすが、氷の量が大量に必要なために本来の美味しさが損なわれたり、茶葉の量をケチって風味が薄い色付きの水のようになってしまったり…。それも宜しくないのですが、それよりも、徐々に冷まして冷蔵庫へ、というのが危険!
お茶に含まれる成分が白く濁る現象(クリームダウン)が発生するのです。
透明感が無くなったお茶は、まるでミルクティを飲んだ後のカップに、お茶を注いだ時のよう。(わかりますか?)見た目が損なわれると、やっぱり美味しく感じにくくなるもの。後から氷を足しても、濁りは除去できません。
だから、水出しがお薦めなのです。
適度に風味が出たら他のポットへお茶を移し、茶葉を捨てます。(茶葉を漬けっ放しにしておくと、苦味が強くなっていって、風味も落ちてしまいますから注意してくださいね)
今まで「アツアツ以外は邪道だ・・・」と言い張っていたあなたも今年こそ試してみては?美味しいですよ♪

2006年06月25日(日曜日)
CAFE UNIZON~空の名前・みどりのゆび
沖縄本島・宜野湾市に、CAFE UNIZONをたずねました。
米軍基地のある町の風景は不思議です。建物の列がふっととぎれ、やけに空がひろい場所に出たと思うと、そこは普天間飛行場だったり、青々とした芝生のひろがる米軍住宅だったり。
カフェは米軍住宅ごしに北谷の町と海をのぞむ高台にありました。風のとおる気持ちのいい空間に、ゆったりしたソファと観葉植物。大きな窓からは空がよく見えています。
CAFE UNIZONをプロデュースした三枝克之さんは、『空の名前』の企画編集、『月のオデッセイ』『旅のカケラ-パリ・コラージュ』の執筆など、数々の名作を生みだしてきた作本家です。アートに対する鋭い眼力と編集のセンスはカフェにも存分に発揮され、店内には分野を問わず魅力的なもの、それまで沖縄では手に入らなかったものが集められていました。
新鮮な刺激は、音楽や美術、文学などに限らず、たとえばスタッフがエプロンがわりに身につけている布からも伝えられています。なにげなく巻かれたヨーガンレールの布は、眼をとめたお客さまからたびたび質問を受けるそう。1枚の布からひろがる、小さなインスピレーション。
「カフェとアートは似ていると思うのです」
そう話してくれたのは店長の山之内裕子さん。
「どちらも生きていくうえで絶対に必要なものではないのだけれど、必要なもの。なくてもいいのだけれど、なくてはならないもの」
那覇市内の有名店シナモンカフェで4年のあいだ活躍してきた山之内さん。しっかりとしたクオリティのあるCAFE UNIZONのお料理は、彼女が中心となって考案しています。
「調子の悪いときに、彼女が<これを食べてみてください>と作ってくれたものを食べると、なぜか治ってしまうんですよ」と三枝さんは微笑しました。
「これといって特別な料理ではなく、ごくふつうの材料を使っているらしいのですが」
いるんですよね、そういうお料理を作る人が。草花を元気に育てることのできる「みどりのゆび」の持ち主がいるように、お料理で人を元気にすることができる人も、きっと魔法の「人間版・みどりのゆび」を持っているのでしょう。
ランチ文化全盛の沖縄にあって、CAFE UNIZONの開店は午後1時から。正午からのオープンを望む声もあるそうですが、山之内さんは首を縦にふりません。
「ここでお出ししているのは玄米のプレートです。玄米はよく噛んでゆっくりと食べるものですから、12時から1時間以内にあわただしく食事をすませて会社に戻らなければならない、という条件には向かないと思うのです」
なるほど、そういう考え方も納得できます。その横で「だれよりも、ぼくが正午から開けてほしいんだけど…」と、プロデューサーが小さな声でつぶやいていました。

2006年06月21日(水曜日)
朝時間をどう過ごす?
梅雨の間の晴れ間ほど気持ちよい日はありません!
雨上がりの日は雨で空気がキレイになり、緑の香りがして思わず深呼吸したくなります。
“くもり”や“雨”の天気藍ェ当たらず、朝起きて真っ青な空が見えると「ラッキー♪」と思い、ちょっと得した気分。 朝陽を見ると目も覚めるし、パワーももらえる感じです。
朝の時間を有効に使えると、その日一日が得した気分ですし体調も断然良い!
早起きは三文の徳といいますが、まさにその通りです。
今まで夜遅くまで過ごす私でしたが、最近は朝早めに起きて、YOGA風の我流ストレッチをして、そして水分をたっぷり飲みます。お茶を常温で、ゴクゴク飲むのです。
そしてスイーツをいただくのは、なるべく午前中にしています。
やはり午前中に甘いものをいただくと体から活力がみなぎるし、カロリーもその日のうちに消費できますからね。 ちなみに私は朝食にケーキを食べることが、よくあります。皆さんも「朝スイーツ」試してみてくださいね。甘いものをガマンしなくてすみますよ。

“朝”といえば朝の時間をテーマにした新しいサイト“朝時間.jp”が昨日OPENしました! タレントさんや色々な方の朝の過ごし方を見ることで「私も朝を気持ちよく過ごして一日をスタートしよう!」という、きっかけになるはずです。
「ひとこと朝宣言」では、毎日のちょっとした目標を書くことができますよ。
日々、小さな目標をたてたり、ささやかな幸せを見つけ出すことって本当に大事。
よりよい一日を過ごすためにも “朝時間”を大切にしたいものです。
そして、忘れてはいけないのが金曜日の明け方の、ブラジル戦。
この日こそ早起きしなくては!(決して徹夜にならないように注意…!)
日曜日のクロアチア戦は友達の家で、ぎゃーぎゃー言いながら観戦していましたが、明け方はうるさくならないように気をつけなくちゃです(汗)。
*写真はマンダリンオリエンタルホテル東京のSPA。先日スパの専門情報メディア「Spa Finder」のレセプションに伺い、マンダリンオリエンタル東京のSPAの見学をさせていただきました。東京の絶景を見ながら癒されるひと時…!SPAだけでも利用したいですね。ちなみにSpa Finderはアメリカでも人気のサイト&雑誌。日本に上陸して嬉しい♪

2006年06月19日(月曜日)
静けさや…
本来は週末といえば、平日働いている者にとっては晴れて欲しいもの。お掃除やお洗濯がはかどるし、ブラブラと散歩をしても気持ちが良くてリフレッシュになりますね。
とはいえ、梅雨の季節はなかなかそうはさせてくれません。
雨の休日、私のお気に入りタイムはいくつかありますが、最も心満たされるのは時間を忘れて無心に向き合うお筝とのひと時。写真は、もう20数年来の付き合いを続けている自宅の練習用です。ジックリ見ると幼い頃のチカラの弱さゆえに倒した琴柱(弦を支えている白い柱)の痛々しい穴跡や、調弦(チューニング)のために油性ペンでつけてしまった印など、成長と共に残してきた数々の証が詰め込まれています。
それだけでなく、目に見えない歴史も。
それは、雨の日になるととてもよく分かります。特に、長く使っているお筝ほどボディの木が乾燥しているためか、とりわけ湿度によって響きが大きく変わるような気がします。晴れた日の音は清々しく天まで抜けるような…スカーーーンとした快音が心地よいのですが、雨の日は耳元に留まるような、もったいぶった艶やかさを垣間見せます。
外の音は雨音にかき消され、ただひたすらに部屋に響く弦の音に心を預ける時間-。なんとも贅沢。
感性が高まった後に一息付くのはもちろん、中国茶。今週末はこのお茶を頂きました。もともと、何も語らずとも名前だけで売れてしまう人気の台湾茶ですが、香りの爽やかさ、舌の上を転がる甘さ、喉を超えてから続く余韻…耳に残るお筝の調べをお茶請けに、徐々にリアルな時間へと心を戻して、ふっとケータイを手に取りました。
「いつもありがとう、これからも元気に頑張ってね」
連絡を取ったのは父。こうして過ごす愉しみ方を育んでくれた感謝の気持ちを、父の日とは無関係にただ伝えたくなったのでした。

2006年06月16日(金曜日)
夜の虹、ムーンボウ
おいしいコナコーヒーを飲ませてくれるカフェを取材して、ハワイ生まれのハワイ育ち、現在もハワイと東京を行き来する生活をしている男性のお話をうかがいました。「リアルハワイ」をテーマにしたカフェのハワイアンフードはこの人がアドバイザー役を担当し、コナコーヒーをハワイ島で買いつけるのはオーナーがおこなっています。
話の途中で、いかにもハワイの日系人らしい風貌をしたその人に、あなたはなぜハワイが好きなのですかと逆に質問されました。
「初めてオアフ島を観光したときは何の感動もなかったのですが、ハワイ島の田舎町をレンタカーで回る旅をして、大地のエネルギーの神聖さや豊かさを感じたのです。大きな虹を見て、不思議に心を動かされました」
彼はうなずいて、ハワイで暮らしていた時代には虹はいつも見られるからそれほど気にとめていなかったけれど、東京に拠点を移して初めて、虹がいかに貴重なものかに気がついたと言いました。そして、こんなことを口にしたのです。
「ムーンボウを見たことがありますか?」
満月の頃、夜空に月明かりがかける大きな虹。ムーンボウともナイトレインボウとも呼ばれるその虹のことを、私は「祝福の虹」というサブタイトルのつけられた高砂淳二氏の写真集「night rainbow」を見て知りました。古代ハワイの時代から、見た者にとって最高の祝福をもたらすと言われてきた夜の虹。
古代ハワイの世界では、自然現象のひとつひとつに意味があったそうです。雨も虹も雷もみな天からのサインで、人間になにかを知らせているのだそう。虹はとびきりの祝福と言われているので、私は虹を見るたびに、精霊たちが「Good job!」と空からウィンクしてくれているイメージを抱いていました。
いまだ眼にしたことのない夜の虹。いつか出会う機会があるでしょうか? 内緒ですよ、と前置きして、彼はオアフ島でもムーンボウを見ることのできるポイントを教えてくれました。
カフェのオーナーからは、ある地球物理学者が放浪ヒッピー生活の果てにハワイ島コナにたどりつき、たったひとりで素晴らしいコーヒーを栽培している話などを聞かせていただきました。こちらもとびきり面白いお話だったので、今つくっているカフェの本におさめることにしました。
8月にまたハワイ島に行くので、私もその地球物理学者の農園を訪れてみたいと申し上げると、いつでもご本人を紹介しますが、四駆のレンタカーでなければとても行けないようなとんでもない場所にあるので覚悟が必要ですよ、と言われてしまいました。オーナーが初めて、道を間違えてその地球物理学者の農園に迷い込んだときには、あまりの悪路に、どこかにぶつけたわけでもないのに車のフロントガラスがひび割れてしまったそうです。

2006年06月14日(水曜日)
昔ながらの保存食の作り方
週末の結婚式の二次会では、愛情いっぱいの新郎新婦の誕生に私まで幸せになるようなひと時でした。また、時代を動かす方々とお会いすることができ刺激をうけました…!
そして本日は小学生の頃からの友人たち8人ほどで集まり、旧友や先生方の話題で盛り上がったり校歌も歌ったり(笑)、子供の頃ののんびりとした自分を思い出しました。
どちらも私にとって大切な時間だと実感します。
そして、ついに梅雨入り! 鎌倉の紫陽花は、ちょうど見頃の季節になりましたよ。
この季節になるとジャム、梅酒などの保存食が作りたくなります。

先日は“手作りらっきょう”を作りました。市販のらっきょうは、なんとなく薬品の臭いがして、どうも苦手。やはり“手作りらっきょう”に勝るものはありません! なんでも作る実家から、学んだことの一つです。
また漬ける時間を短縮するために電子レンジを使って作る方法もありますが、電子レンジの加熱時間の調節が難しいのか美味しくできず、がっかりしたことがあります。
やはり、翌゚一晩塩漬けして、じっくりと漬け込むのが一番。
古い考えかもしれませんが、やはり祖母の代から伝わる方法が一番美味しいのです。
簡単ですが、作り方を書いておきますね。
▼材料
らっきょう:1kg
下付け用の塩水:水1リットル、塩100g
漬け汁: 米酢 800cc、砂糖 140g、塩 10g、赤唐辛子2本、
▼作り方
1)泥付の芽が出ていない“らっきょう”を購入し、流水で洗い皮を剥き、一粒ずつ包丁で削るように根と芽の部分を切り落とします。
*実の部分を切り落とし過ぎると、漬け汁がしみ込みすぎて美味しくなくなるので注意!
*下ごしらえをした、“らっきょう”は、まっ白で艶やかでキレイ(写真右上)
2)下付け用の塩水に一晩“おもし”をして漬けます。
3)漬け汁の材料を鍋に合わせて煮立てて冷まします。
4)熱湯消毒した瓶に、水気を切ったらっきょうと、「3」の漬け汁を加え冷暗所で2週間ほど置いていただきます。
らっきょうは今が旬!
生のまま細かく刻んで、ドレッシングに加えたり、軽く炙って、味噌をつけていただくのも美味! 旬の“らっきょう”を、おつまみにお茶をいただくのも、なかなか良いものですよ。

2006年06月12日(月曜日)
わかってるネ!
週末、10年来の親友たちと5人でパーティしました。名目は私の誕生日祝い。すっかりオトナと呼ばれる年齢になった私たちも、知り合った頃は青春真っ盛りで、まさかこの年になっても変わらずパーティなどやっているとは想像もしなかったこと。笑いあり、涙あり、真剣な語りもあり・・・毎月のように集まってパーティしているのに、いつも盛り上がれる最高の仲間たちです。
そんなメンバーが私のために選んでくれたお店は、中華料理の季菜チャイナ四合院(フュージョン・チャイニーズ)。料理の一つ一つにもしっかり繊細な味わいが楽しめて、すっかり満悦。メニューにはのっていなかったのですが、リクエストに応えて大好物のゴマダンゴを作ってもらいました♪他にも、お店からブリザードフラワー(写真)を頂いたり、ロウソクがついてきたり、ポラロイドで写真を撮ってくれたり・・・至れり尽くせりの大サービスに感激。
さて、食後には全員揃って中国茶。ちゃんと種類もあって工夫式で楽しめるお店を選んでくれた辺りが、さすが私のことを分かってるナ、という嬉しいところ。しかも、茶器はなんとチンシャンの茶壷と茶盤が・・・!(ウルウル・・・涙) 各自、好きなデザートを選んだ後は私がそれぞれにあったお茶をセレクト。パーティのお礼に・・・と思って、一番相性が良さそうなお茶を選ばせて頂きました。
たとえば、最近脂肪が気になるという友人が選んだ漢方ゼリーにはプーアル茶。体調が悪いからとココナッツミルクのゼンザイを選んだ友人は凍頂烏龍茶。杏仁豆腐には上品ながら華やかな茉莉白龍珠。私はマンゴープリン&豆乳プリンを選んだので甘みと香りで引けを取らない高山茶をセレクト。 こんな風にして一緒にお茶の愉しみに付き合ってくれるなんて・・・本当に素敵な友達です・・・! 私の好きなことを理解して一緒に楽しんでくれる友達の心が、何よりのプレゼントに感じた一日でした。

2006年06月10日(土曜日)
ひとめで心を惹きつける
本の取材のために、3日間、ひとりでレンタカーに乗って沖縄本島を回りました。
海からのモンスーンが吹きこみ、雨が降ったりやんだりする沖縄。「雨の日はカフェ日和」だと思っていますから、こんなお天気も悪くありません。雨音のこもるカフェの風情をゆっくり楽しむことができたのですが、何よりも心配だったのはレンタカーの運転でした。
「象を轢いても気がつかない」と家族に言われるほど、ぼんやり者の私。1年のうち旅先での数日間しか運転しないこともあって、いつまでたっても初心者ドライバーの域を脱することができません。夜、コザの町から那覇のホテルまで、レンタカーのフロントガラスに叩きつける激しい雨に視界を奪われながら運転するときの心細さといったらありませんでした。広すぎる真っ暗な世界のなかで、カーナビの声とFM沖縄だけが友だち。
3日間のあいだに、素晴らしいカフェに出会いました。扉を見ただけで、ひとめぼれしてしまったのです。
そのカフェの存在については、沖縄在住の信頼のおける友人から名前を教えてもらっていました。でも、詳しい場所については、カーナビがいつものように「目的地周辺です。案内を終了します」と宣言してあっさり運転手を見捨ててしまったため、あちこち探さねばならないようでした。
予定謔闡≠「時間に町に到着して、車で通りをざっと流しているときに、ふと視界になんとも心を惹きつけるたたずまいの建物が飛びこんできました。ひさしをおおうブーゲンビレアの花。不思議な質感の扉。店名が読み取れず、なんのお店であるかも判別できなかったので、車を近くに停めてお店まで歩いてみました。
「closed」の看板が出ていました。ウィンドウにはいい感じの椅子がディスプレイされています。家具屋さん? 雑貨店? でも、店内には灯りがつき、人の気配がします。今回はご縁がなくてもショップカードだけでももらっていこう、扉には鍵がかかっているかしら? そう思ってドアノブに手をかけようとして、はっとしました。
ドアノブが、古い水道の蛇口なのです。そのセンスに強く共感しながらドアノブを引くと、扉はすんなりと開きました。店内の正面に立てかけてあった小さな黒板から、私はこの場所こそが今から探すはずのカフェであったことを知りました。
カフェのオープンは夕方5時から。開店10分前だったのでした。店内も、扉が放っている磁力に負けずおとらず魅力的な空気。若い男性オーナーは東京出身で、ダイビングがしたくて沖縄にやってきて、外人住宅を友人と3人でシェアして住んでいるとのこと。
「ずっと沖縄で生活するつもりはなかったのですが、東京に帰る理由がとくにないのです」
私の質問に、ひとつひとつ考えながら丁寧に答えてくれる姿も、ああなるほど、こういうカフェを作っている人だ、と思わせるものでした。