« 2006年12月 | メイン | 2007年02月 »

content_top.gif
2007年01月31日(水曜日)

富士山

暖かい日が続いていて、気持ちよいですね。
花粉症の私としては、春らしい天気なのに花粉が飛ばなくて幸せです…!

ただ、ちょっと暖冬過ぎて、温暖化が心配。
この暖かな気候のため、富士山の永久凍土が急速に溶けて富士山が崩れてきているとか…。
今のような美しい姿が、消えていってしまうのは悲しい…。
2007_0130_092506.jpg
昨日お仕事で博多に行くために飛行機に乗っていたところ、ちょうど富士山の真上を通過して、富士山を空から眺めることができました。

ゴールド色に輝く太平洋の上に浮かぶ伊豆七島や伊豆半島、そして富士山の美しい風景に心奪われつつ「確かに今年は雪が少ないかも…」と改めて思ったのでした。

そういえば、24歳くらいの時に富士山に登ったことがあるのですが、きつかった…。
無謀な私と彼(今の旦那)とで、富士山に朝登って日が暮れる前に降りてきたのですが…。
(多くの方が、標高になれるために山小屋で一泊するそうです。)

9.5合目くらいで、私が高山病になり、頭が痛く気持ち悪く一歩も動けなかったところ…(非常食用に持ってきたはずのチョコレートを、休み休み食べていたせいで気持ち悪くなったのかもしれませんが…)下山してきた男性に、酸素ポンプをいただき、どうにか頂上に登ることができました。頂上にある鐘をガンガン鳴らした時は、爽快でした!

よく「結婚しようと思う相手と富士山に登ると良いよ」といいます。極限状態になるのでお互いの本性が分かりますから…。

人生山あり谷あり。そのシミュレーションともいえます。

結果、どう転ぶかは責任はもてませんが…お試しあれ?!

content_btm.gif content_top.gif
2007年01月29日(月曜日)

女友達と宴

070129-staff-yosi.jpg今年お初BLOGです。皆様いかがお過ごしでしょうか?


最近、つくづく「ありがたや」と感じることがありまして、テレビで難民孤児の食事情を知って、自分の置かれている環境に「ありがたや」と感じたり。実家に帰って、母親の手料理を食べては、親の存在に「ありがたや」と感じたり。そして友人の存在も、です。悩んでいるときに励ましあったり(暗い?)、何かを一緒に楽しんだり。

そんな「ありがたい」存在である友人の一人と、先日夕食へ出かけました。
この友人とは地元にいたときも、東京へ出てきた時期もほぼ同じで、今も何かあれば連絡をとる仲です。旅行仲間でもあります。
そのときに行ったお店がちょっとおしゃれな感じのお店でして、ちょっとご案内いたします。


渋谷から青山方面へ、2人でぶらぶらと歩いていると、こどもの城を過ぎた辺りの細い路地を入って「PARIYA」というお店にたどり着きました。入り口には色とりどりの花が並んでいます。

中に入ると食事席は満席だったため、カウンター席へ案内されました。ビール片手に「目の下のくまが消えないね」なんて他愛も無い話をしながら食事席が空くのを待っていると、30分ほどで食事席へ案内されました。バラが一輪、テーブルに飾られていてなんてロマンティック。デートにふさわしいお店です。

本日女2人で食べた物は・・・
□30種類近くある野菜の中から好きな野菜を選べる:サラダ
野菜のリストがあって、その中から野菜の種類とドレッシング、調理方法が選べま
す。今回は、トレビス/ナス/ズッキーニ/舞茸/ベビーコーンの5種類を選び、サラダ
にしてもらいました。ドレッシングはバルサミコ酢ベースのもの。
□生ハムとオリーブ
□マグロとアボカド
□トムヤムクン
ちいさい鍋が出てきます。中に豆腐/肉団子?/パプリカの入ったトムヤムクンが。ク
リーミーでおいしいです。
□からすみのペペロンチーノ
□お酒/ワインやビールや。
(メニュー名は正確ではないのですが・・・。もっと凝った名前だった気が・・・。)

野菜不足を感じていたので、野菜がたっぷりとれて満足!でも、食べすぎか?!
ランチも人気があるようですよ。

解散前に、甘い物は別腹よね、ということで別のお店でケーキとコーヒーを。あぁ、お酒と食事をたらふく楽しんだ後に、12時過ぎにケーキとコーヒーはだめでしょう・・・。
でもおかげさまで、友人に元気と渇を入れてもらって、今週もがんばれそうです。

content_btm.gif content_top.gif
2007年01月26日(金曜日)

お菓子と音のハーモニー

070126kawag.jpg日本茶各種×スイーツの楽しめるカフェパステラリア五條で、顧問の小林さんにお話をおうかがいしたときのこと。
パステラリア五條の創作スイーツはすべて、パティシエールの市毛さんが手作りしています。なぜ、市毛さんをこのお店のパティシエールに迎えたのですかと訊ねたら、二人の出会いのシーンを話してくださいました。

晩秋のある日、シャトーレストランでおこなわれたウェディングパーティー。参列者はまず森のチャペルでの挙式で幸せなカップルを祝福したあと、落ち葉を踏みしめて別の建物まで歩き、おいしいものがずらりと並ぶパーティールームへと足を踏み入れます。

「そこで彼女の、パイ生地を使った一皿に出会ったのです。落ち葉を踏むさくさくという音と、パイ生地をいただくときの音が重ね合わされていたんですね。こんな素敵な演出ができるのは彼女しかいないと思いました」

小さなお菓子の中に、四季の音を聞く。それは釜のお湯がたぎる音を「松籟」と呼び、風が幾万もの緑の松葉を揺らして吹き渡る音を聞き取ってきたお茶の精神にも通じるものですね。

content_btm.gif content_top.gif
2007年01月24日(水曜日)

国立新美術館OPEN

kokuritsu.jpg
晴れて気持ちよい日が続きますね♪
さて、1月21日OPEN当日に国立新美術館に行ってまいりました。

乃木坂駅6番出口から直結で美術館にいけるのも魅力の一つ…!
また最大の魅力は、ポールボキューズの気軽なレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ 」が同時にOPENしたことでしょうか。(そう思うのは食い意地のはった私だけ?)
いやはやランチをいただくのに1時間は並びました。詳しくはOL美食特捜隊でご紹介しますね。

また世界的な建築家“黒川紀章”がデザインした、波打つような巨大なガラス壁が美しい!
この黒川紀章の建物を始めて意識したのは、オランダのアムステルダムにあるゴッホ美術館の建物を見た時。「世界の人々が訪ねるこの“ゴッホ美術館”を、日本人の黒川紀章が設計したなんてスゴイ!」と同じ日本人として誇らしい気持ちになりました。

入場料なしで、この国立新美術館の美しい空間に入れるだけでも幸せですよ~。
(もちろんレストランやカフェも美術館の入場料なしでも利用できます。)

国立新美術館はいくつかの細かいブースに分かれて、それぞれ違ったテーマで展示できるのも魅力。以下の展示会が同時に開催されていましたよ。全部見るとかなり見ごたえがあります。

日本の表現力」が意外な面白さでした。主に“アニメーション”を展示していたのですが、芸術として誇れるアニメであることを実感し、手塚治虫って改めて天才だなと感じました。海外の方が最も喜ぶ展示会の一つかもしれません。昔懐かしいゲームや触って楽しむ展示物などもあり五感も刺激されます。展示期間が2月4日までと短いのが残念!お子様も楽しめそうですよ。(入場無料)

黒川紀章展」も、作品が美しく展示され、よくまとまっていて見ごたえがありました。世界的な建築家だと改めて実感します。(入場無料)

20世紀美術探検<Aーティストたちの三つの冒険物語=vが、正直一番分かり辛かったような…。ちょっと20世紀というテーマが大雑把過ぎて、私には難しかったです。オキーフの絵があったのは嬉しいっ。(入場1100円)

今後モネやフェルメールのあの有名な「牛乳を注ぐ女」が日本初公開するなど、話題の美術品も見ることができ楽しみです!

美術館めぐりの合間に、ほっと一息「サロンド・テ・ロンド」でティータイム。広々とした空間にぽっこり浮かぶ逆円錐の上にあるティールームは開放感いっぱいです。果汁をギューっと固めたパート・ド・フリュイと生チョコを少しいただき、コーヒーで一息つきました。

美術館の感想を話しながら、お茶する時間もまた楽しい。
この美術館、頻繁に通ってしまいそう…。

content_btm.gif content_top.gif
2007年01月22日(月曜日)

日本茶 飲み比べの会

070122_-staff-yano.jpg遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年も皆様にとって良い一年になりますように。

さて、1月ももう残りわずかです。先週末、昨年中から楽しみにしていた「お茶会」に参加してきました。職場の先輩に誘われたこのお茶会。いったい何をする会かというと…、京都から茶葉の生産者の方がみえ、日本茶の基本的なレクチャー、育て方や収穫時期、炒り方による味の違いなどを飲み比べるという会でした。私は昨年の春、静岡まで茶摘体験をしに行ったほどのお茶好きです。ただし、お茶についてあまり知識は無く、せっかくの機会なので日本茶について学んでみよう!と、このお茶会に飛び込んできました。

お茶会の参加者の中には日本茶のインストラクターの方や、日本茶カフェでお仕事をされている方、ドイツの方に日本の文化を伝承している方などがいらして、それぞれの立場からみたお茶の話を伺えました。レクチャーもなるほど、と思う濃い内容。中でも私が興味をもったのは、「かぶせ茶」と「路地栽培の茶」の違いです。「かぶせ茶」というのは、茶葉の上にカーテンのようなものをかぶせ、太陽光を遮って育てるそうです。そうすることで、茶葉が光合成できなくなり、根から普段以上に栄養素を取り入れるとのこと。根で作られる成分に「テアニン」というアミノ酸の一種でグルタミン酸に似た成分があります。「グルタミン酸」と言えば、昆布のだしに多く含まれるのをご存知の方も多いのではないでしょうか?この「かぶせ茶」には「テアニン」が多く含まれるため、昆布のだしのようなほんのりとした「旨み」があるのです。お茶を飲んで、昆布のだしのような「旨み」を感じたことに、驚いたのと同時に感動してしまいました。

070122-staff-yano.jpgお茶会に参加して感じたのは、日本の文化ももっと知りたいなということ。私にとって日本茶は、コーヒーや紅茶に比べると、身近な物でしたが、自分があまりにも無知であることにショックを受けてたのです。身近なものだからこそ、きちんと理解しておきたい。日本の文化をきちんと知った上で、海外の文化を取り入れた方が、より双方の違いや良さを感じられるのかな、なんてと思います。

さて、今日もたっぷりお茶を飲み、おいしいお菓子を食べて寒さを吹き飛ばそうと思います。(お茶会の際、京都から持ってきていただいた、和菓子もおいしかった~!和菓子職人さんによると「本来はもっと黄色が美しい!」とのこと。輸送時間がかかったため、多少色が変わってしまったことを大変残念がっていたようです。茶葉の生産者さんはもちろん、この和菓子職人さんの「職人魂」にも感激しました。)


content_btm.gif content_top.gif
2007年01月20日(土曜日)

「やる気」はどうして長続きしない?

070119kawag.jpg101回目のダイエット。
究極のダイエット。
至高のダイエット。
ラストチャンス・ダイエット。
リベンジ・ダイエット。

これまでに私が宣言してトライしたダイエットの数々は枚挙にいとまがありません。最近では「ダ…」と言いかけるだけで恥ずかしくなってくるほど。
最大の問題は、やる気が持続しないことです。三日坊主どころか、ダイエット宣言をして3時間後には、はやばやとおやつの誘惑に負けているありさま。

「とことん、意志が弱いんだと思う」
友人にそうぼやいたら、ちょうど【やる気問題】を取りあげた本を読んでいたと言って、バッグから1冊の本を出して見せてくれました。目次の『なぜ、感情やヤル気は長続きしないのか?』という1行が目をひきます。ぱらぱらめくってみたら、こんな言葉が書かれていました。

モチベーションを燃やし続けられないひとは、決まってひとつの勘違いをしています。それは、感情というのは、放っておいても持続するものだという勘違い

なるほど、感情は本来、ロゼシャンパンの泡のように、グラスの底からたちのぼって楓ハに浮かんだら、小さくはじけて消えてしまうものなのですよね。感情は長続きしないものなのです。やる気も、愛も、放っておいたら自然に消えていきます。

では、感情を定着させるには? それは、感動を受けたらその場で行動に変えることなのだそうです。消えやすい感情は、形にすることではじめて自分のものにできるのだとか。なぜなら、何かに感動するというのは受動的な、与えられた体験。それを形に変えるというのは、自分から箔ョ的におこなう体験。

だから営業職のひとのなかには、お客さまに会ったその日に感謝の葉書を書いて送ることを心がけている人々がいるでしょう--本にはそんな例が挙げられていました。彼らはお客さまに好印象を与えるためだけにお礼状を送るのではありません。話を聞いてくださってありがたい……そんな感謝の気持ちを自分の中に定着させるためにこそ、お礼を書くという行動に変えているのだと。

なるほどなるほど。じゃあそのうち「やる気定着ダイエット」という新しいダイエットを開始するわね、と言って、私はその夜のお目当てのイタリアンレストランの扉を開け、一瞬にして本の忠告を忘れ去ってしまいました。本には、「そのうち」というのは決して訪れないからその場で実行しなさい、というアドバイスが書かれていたのです。

content_btm.gif content_top.gif
2007年01月17日(水曜日)

マリー・アントワネット

先週おおざっぱ過ぎる“新年の抱負”を書きましたが、それを細分化してみました。
「健康」について、報告しますと…。

「週2日はジムに行く!」
「0:00には就寝!」
そして重要なのが…
「年始だけ頑張る三日坊主にならない!」
といったところでしょうか…。

結局毎年(&毎歳)似たようなことを抱負にしているということは、毎年達成していないわけで…。そういう自分が、一番ダメなわけで…。そんな自分を変えることが“今年の抱負”ということになります。トホホ…。

2004_0702_112114.jpg
さて、今週末1月20日公開の「映画 マリー・アントワネット」の劇場用パンフレットにスイーツのコメントを書かせていただく関係で、試写会に行ってきました。

この映画、スイーツを愛する方々は必見ですよー!

というのも、この映画に全面的に協力したというパリで1862年創業の老舗のパティスリー「ラデュレ」のケーキが見事!

決して史実に基づいたケーキではないのですが、その美しいラデュレのケーキを見ているだけで、ケーキが食べたくなってしまいます。

だからといって、パリに行ってまでラデュレのケーキを食べるのは、そう簡単ではないですよね…。
代わりにと言っては何ですが、かつてラデュレでシェフパティシエをしていたピエール・エルメの「イスパハン」が食べたくなります。

ローズのマカロンに、フランボワーズとライチが入ったデザートで、上にバラの花びらが添えられ水滴に見立てたシロップが一滴たらされているとてもキュートなケーキです。映画に登場するケーキとイメージがぴったりです。

写真はパリのピエールエルメで購入した、“EMOTION ISPAHAN”6.70ユーロ。
今ユーロが高くなって、なんと1ユーロ=156円(2007年1月17日現在)!
だから、このケーキ一個でなんと1000円以上!!
た、高い…。今、ヨーロッパ旅行に行くのは辛いかも…。


content_btm.gif content_top.gif
2007年01月15日(月曜日)

新年、拝みっぱなし!

070115staff-seko.jpg元旦に富士山を拝みにドライブしました。
晴天にも恵まれ、清々しく気持ちの良い富士の姿を眺めることが出来ました。

ふと、思い出したのは幼少時代に家族で富士山に登ったときのこと。
5合目にたどり着くまでの車窓から「雲」に触れた(?)ことに感動したり、教科書でしか見たことがない溶岩の実物にドキドキしたり、雲海に吸い込まれそうな不思議な気持ちにビックリしたり-。今にしてみると、何物にも変えがたい体験でした。

≠れから富士山に登る機会もなく、もっぱら眺めています。
家族などに連れられて動くことで刺激を受けて成長した時期が遠く感じてしまいました。富士山にせよ、東京タワーにせよ…眺めることのほうが多くなったのは、モノグサになった証なのでしょうか。。

なんだか「モノグサになった」と感じると、「年をとった」とイコールのように思えてきて、ついつい悪あがきしたくなる私。(汗)
そこで今年は、「小さなことでも"貴重な経験だ"ということの有難さを感じながら積極的に経験する姿勢でありたい」と思って、幾つもの神様にお祈りして歩いています。(↓参拝した神社)

■ 北口本宮冨士浅間神社
年初めに富士山を眺めながら参拝しました。祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火瓊々杵命(ひこほのににぎのみこと、大山祇命(おおやまづみのみこと)。本社神殿は桃山時代の高荘な建造物として国の重要文化財に指定されているそうです。あの武田信玄も厚い信仰を寄せたとか。とても大きく高ヲた鳥居と、そこまで導いてくれる杉並木が、まるで他の天災から守ってくれているような幻想的な参道。本殿から何やら御一行様が悠然と歩いてきそうな、凛とした気持ちにさせてくれる雰囲気に背筋が伸びました。

浅草寺・仲見世通り■ 浅草寺 
金龍山、浅草寺、浅草神社、待乳山聖天、今戸神社、橋場不動尊、石浜神社、鷲神社、吉原神社、矢崎神社のあわせて9社を巡るのが浅草名所七福神

私が足を運んだのはこの中のひとつ、浅草寺。このご本尊は、推古天皇の時代に隅田川で投網にかかった観音像、聖観音菩薩だそうです。祀られている大黒天は食糧・財宝を司る神として「大黒さん」と親しまれていますね。米俵にまたがって、小槌をかざす姿は愛嬌たっぷりに感じます。本堂までの仲見世通り(写真)のにぎわいは、新年の喜びを凝縮したような元気の塊にも見えます。


次々と神様を巡って歩いていると、そのうちどの神様からも適当にあしらわれてしまいそう・・・!
ということで、拝むだけではやっぱり【モノグサ】。ココからあとは実践あるのみです!!面倒がらずにコツコツと経験しながら、経験することの喜びを自然と感じて楽しい毎日が送れるよう、頑張ってまいりたいと思っています。

content_btm.gif content_top.gif
2007年01月14日(日曜日)

教えない

070112kawag.jpg食いしん坊の知人に、和食のお店へ連れていっていただきました。
蘭オてあったのはカウンター席。おいしいお店では、作り手と直接ことばが交わせるカウンター席こそ最上というのが知人の持論で、その夜私たちは持論通りの楽しい時間を過ごすことができました。

白木のカウンターをはさんで私たちの前に立ったのは総料理長。17歳のときに料理の道に入ったという彼は、包丁を動かしながら、私の質問に答えて下積み時代の経験談を聞かせてくださいました。

厳しい師匠の教えは、いつも
「あれ持ってこい!」
だったのだそうです。
新人の彼には「あれ」が何なのかさっぱりわかりません。しかも、時と場合に応じて「あれ」が指すものはぜんぜんちがうのです。まごまごしていると、すぐに怒られます。

「俺が今、やっている作業をちゃんと見ていたら、次に何が必要かわかるはずだ!」

くりかえしそう言われ続けたことで、つねに師匠の動きを食い入るように真剣に見ていることになったし、次の段取りを自分の頭で考えるようになりましたから、結局はあの教え方に感謝しています、と総料理長はおっしゃいました。
「でも当時は、いつかこいつを殴って、店を逃げ出してやろうと毎日のように思っていましたけどね(笑)」

そんなお話を楽しんでいるとき、カウンター奥の厨房から現れたのが料理長。お椀の味見を総料理長に頼んでいます。総料理長は後ろに下がり、さしだされたお吸いものをちょっと口にふくんでひとこと。
「だめ」

料理長はうなずいてすぐに厨房に引き返しました。味に何が足りないとか、何が多すぎるとか、そんなアドバイスはまったくありません。ただ小さな声で不合格としか言わないのです。総料理長はかつて自分が教わった方法と同じ方法で後輩たちを教えているようでした。

「手取り足取り教えていたら、いつまでたっても自分の頭では何も考えませんから」

そのあと料理長がまた味見をしてもらいに現れましたが、再度「だめ」。箔o半島で採れた天然の岩海苔と甘鯛を具にしたお椀が私たちの前に登場したのは、3度の味見のあとでした。

content_btm.gif content_top.gif
2007年01月10日(水曜日)

新年の抱負

2007_0110_121816.jpg

皆様は年末年始、いかがお過ごしでしたか?

私は年末まで仕事で忙しかったため疲れ気味ではありましたが、元旦に主人の実家でご馳走をいただきパワーを充電しました。また新年早々、5日に雑誌のレシピ撮影があったため、3日くらいから準備で慌しくしていました。

しかし2日は、ちゃっかりバーゲンへ。
こんな早い時期からデパートが開店しているなんて、デパートの店員の方もずいぶんと忙しくて大変だな…と思いつつ、お買い物を楽しんでしまいました。

私が子供の頃は、3日くらい迄、殆どのお店が閉まっていて、シンと静まり返った街が、むしろお正月らしいものでした。何処も閉まっていて行くところもないからこそ、家族で羽根突きをしたり、百人一首をしたりと、のんびりお正月らしい一時を過ごしていたように思います。

ま、私がバーゲンに行くのをガマンすれば、もっとお正月らしい生活ができるのでしょうけどね☆

また新年早々、友人達(OL美食特捜隊)と新年会をしました。毎年このメンバーとは今年の抱負を言い合います。私の抱負はというと…

(1)健康第一で
(2)家族を大切にしつつ
(3)新たな家での生活を充実させながら
(4)仕事を頑張る

と言ったら「それって一生のテーマですよね」と、するどい突込みが入りました(笑)。

確かに…。もうちょっと具体的なことを言わなくちゃでしたね。はい。
まずは一服お茶でもいただきながら、昨年の反省を踏まえつつ、再度一つ一つの抱負を細分化して考えたいと思います。

2007年が皆さんにとって、より良い一年になりますように!
今年も宜しくお願い致します♪

*写真は“はなびら餅”
お正月にいただく伝統の御菓子の一つで、柔らかいお餅に白味噌のあんをごぼうと共に
求肥で包んであるお菓子です。裏千家の茶道の初釜のお菓子としてもいただくそうですよ。

content_btm.gif
 1 2