お茶を飲む感謝の気持ち

四国高松へ祖母のお見舞いに。
祖母は、戦中に子供を産み育て、早くに祖父が亡くなったため女手一つで4人の子供を育てあげ、全員大学まで進学させた、小さくてか細いのに強い母。学費の面を考えても、どれだけ大変だったか…。
身だしなみやマナーにうるさく、笑顔が可愛いく、小さなことでも何でも感謝して、感動するとすぐに嬉し泣きする、感性の豊かな女性でした。
小さい小さい祖母が、またひとまわり小さくなったようで…それだけで胸が締め付けられる思いでしたが…消え入りそうな声にならない声で“あ…り…が…と”と言ってくれた時には、心が熱くなって涙が止まらなくなってしまいました。
私が小学生くらいの時に祖母と手をつないで一緒に歩きながら歌った童謡の『チューリップの花』を祖母に歌ってあげました。正直、私は歌が下手です(苦笑)。それでも祖母が喜んでくれたようだったので、逆に涙声になって、ますます音痴な歌をご披露してしまいました。ただし聴いていたのは祖母だけです…☆
いつも姿勢を凛として着物を着て、お茶の先生をしていた祖母から、お抹茶の淹れ方や飲み方を教えてもらいました。「お茶を飲む時は、お茶をたてた人、器を作った人、そして自然や自分の周りのものに全てに感謝しながらお茶をいただきなさい。」と。
祖母から教えてもらったこと、言わずとも学んだことはたくさんあります。
その一つ「感謝の気持ち」を忘れずに過ごそうと思います。








