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2007年03月19日(月曜日)

時代と器

日本民藝館「今年の冬は暖かかったな」と思っていたら、最近は寒い日が続いていますね。寒いのは苦手だけれど、「そうそう、これこそが、冬!」とうれしいような、悲しいような気分です。春を目前にして、インフルエンザや風邪も流行っているようです。皆様は大丈夫でしょうか?

週末、実家から妹が遊びに来る予定セったのですが、当日の朝に急遽「インフルエンザにかかってしまったから遊びにいけないよ!」との連絡。そんなわけで、急に時間ができたのでした。

そこで、近所の日本民藝館に、「柳宗悦と丹波古陶」展を見に行ってきました。日本民藝館は、民藝運動の生みの親、柳宗悦が設立した施設です。「民藝運動?」「柳宗悦?」と思われる方も多いでしょう。でも、ステンレスのボールやスプーンなどで有名な 「工業デザイナー柳宗理」のお父さんと言えばピンとくるのではないでしょうか?柳宗悦氏は、今から100年近くも前に、毎日使うものに美しさを求める「用の美」を提唱し、無駄のない形や職人による伝統的な技術の美しさを次世代に残そうと活動した人です。民芸館には国内外の陶磁器を始め、織物、染物、木工品など、作った人の気合の入ったような工芸品がたくさん飾られています。そんな彼が特に晩年に好んだという丹波古陶の展示。良いものをたくさん見て審美眼を高めよう、と足を運んだわけです。

古くからある、美しい陶磁器を見て思うことはいつも似ています。時代が進んでも、人は「土や石」を焼いた器を使って食事しているということの不思議さ。少し大げさですが、原始人と同じ技術でつくった道具をつかっているんですよね、私たちは。ITが進んだ今の時代に!!

すごいことだな、とつくづく感じてしまいます。土や石で作った器は、焼き方によっても撫薰ェ変わってきます。極端な話、その日の気候や窯の中のどの場所に置いて焼いたかで、まったく違う撫薰フものが出来上がってしまうのです。そう考えると、ガストロノミアのお鍋たちもイタリア独特の赤土からできているのだから、とても原始的。使う前や後に特別なお手入れをしてあげる必要があるのにも納得がいきますね。

先月は東京近代美術館「柳宗理 生活の中のデザイン」展を見てきたので、柳親子の功績を堪狽ナきました。おそらく、これから世の中はもっと便利で効率的になっていくと思います。そんな中、どんな食器たちが人々に支持されるのか・・・と楽しみになりました。そんなことを考えながら、新しく購入したCD(3枚も!)を聴きながら、ワインを飲んで週末も終わり。来週末はお花見ができるかな。さあ、今週も楽しみましょう。


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