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2007年06月27日(水曜日)

ミシュランガイド東京2008 今年11月に刊行!

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昨日参加させていただいたフードジャーナリスト会議のセミナーで、ゲストスピーカーとしてミシュランガイド総責任者のジャン=リュック・ナレ氏(Jean-Luc Naret)からお話を伺うことができました。非常に興味深い機会をいただき、主宰者の方々に心からお礼を申し上げます。

2000年にパリに住んでいた頃、ボロボロになるまでミシュランガイドを参考にしていた私にとって非常に感慨深いものがありました。当時はミシュラン“パリ版”はフランス語バージョンのみでしたが、2007年からは英語バージョンも刊行(写真)。

また北米バージョンも次々刊行。2005年11月の“ニューヨークシティ版”の刊行に続き、2006年10月には“サンフランシスコ”、今年11月には“ロサンゼルス”、“ラスベガス”も刊行されるそうです。住んでいる時に欲しかった!

そしてご存知の方も多いかと思いますが“ミシュランガイド東京2008”も今年11月に刊行します!
これは楽しみですよね。ちなみに英語と日本語の両方が同時に刊行です。

昨年11月から調査員5名(ヨーロッパ人3名、日本人2名)が東京のレストランを調査中。東京23区の和洋中など、あらゆるジャンルのレストラン1200~1500件を昼夜問わず食べまくっているそうです。(ホテル50~60軒も泊まりまくり)

もちろん費用はミシュランもち。自腹で食べ続けている私にとっては、羨ましい限りです。

気になる調査員の選考基準は…「まず胃が丈夫なこと」だそうです。冗談もあるでしょうけど☆
ジャン=リュック・ナレ氏が、フランス流のウィットに飛んだ冗談を言っても、通訳の方が冷静に話されると面白く聞こえないのが、しょうがないけど辛いところ。
例えば「調査員の年収はいくらですか?」という質問に対して、「皆美味しい食事をミシュランの費用持ちで食べているんですから給料は出ませんよ。」という回答は冗談だと思うんですが、誰も笑わなかったなぁ…。

ちなみに各国にいるミシュランの調査員の平均年齢は41歳、平均体重は男女合わせて70kgらしいですよ。

“ミシュランガイド東京2008”に掲載される料理のジャンルは教えていただけませんでしたが、蕎麦とかラーメンはどうするんだろう。大抵の欧米人は食事を“すする”文化がありませんからね。「ズルズル音を立ててはいけない」というマナーもあるけど、単に麺と汁を一緒に“すする”と、むせちゃうんだって。(一部のフランス人談)

賛否両論あるでしょうが、何はともあれ11月刊行が楽しみです♪ 絶対買いますよー!

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2007年06月25日(月曜日)

100万人のキャンドルナイト

キャンドルナイト東京はしとしとと雨の降る日が多くなり、やっと梅雨らしくなってきました。
雨はじめじめして苦手。という方もいらっしゃるかもしれませんが、
今の季節、木々の緑が美しい中でしっとりした土の匂いと木の葉に打つ雨音を聞きながら散歩するのもまた一興です。

さて、この週末は
「100万人のキャンドルナイト -でんきを消してスローな夜を-」
というイベントが行われていました。

2003年から始まったこのイベント、もう知っていらっしゃる方も多いかもしれませんね。
わたしは数年前から知っていましたが、参加するのは今年が初めてのことでした。

夏至の夜、20時~22時の間、部屋の電気を消して過ごします。

なにをするかは、そのひとそれぞれ。パートナーと食事をするのも良し、子供と星を眺めるのも良し、
世界平和をお祈りするのも・・・。
公式サイトでは日本全国の参加者からのそれぞれのキャンドルナイトの様子をみることができます。
「わたしはこんなことしているヨ」そんな文章を読むだけで、知らない人と目に見えないものでつながっているような気分になります。

昨日は友人との食事を早々に切り上げ、お家で待機。
音楽も、照明も、もちろんテレビもない時間。
キャンドルの灯りだけでお茶を入れてみます。
手探りでどのお茶にするか選んで、お湯を沸かして・・・なんとか、入れてみることも楽しい。

音楽は雨の音と車が雨の中を走る音だけ。
大昔の人は電気なんてないし、自然と共存してきたんだなぁ・・・なんて普段は考えないことを思ってみたり。

イベントは昨日までで一段落していますが、たまにはこんな夜を過ごしてみるのも素敵だなって思いました。だって、キャンドルの光がキレイで、気持ちが優しくなれる気がするんですヨ。 

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2007年06月24日(日曜日)

忍者の蕎麦屋、枢機卿のコーヒー

0622kawag1.jpgカフェや和食店を経営するTさんのお誘いで、コーヒー道楽をきわめるH氏のお宅におじゃましてまいりました。

私の周囲にはコーヒーのプロ、コーヒーのコレクター、それから私のように単純にコーヒーを飲むのが好きなひとなど多数のコーヒー党がいますが、「コーヒー道楽」となると、スケールの大きさといい完全主義といい、H氏の右に出る者はいないかもしれません。

なにしろH氏ときたら、私費○億円を投じて設計の天才や鋳物の職人を集め、限定200台の小さな自宅用手まわし焙煎器を開発してしまったのです。H氏が開発者に課した厳しい条件は、
「子どもからおばあちゃんまでかんたんに焙煎できること」
「世界にひとつしかない、すばらしいクオリティ」
「300年は使用できること」。

H氏は駐アフリカ大使としてアフリカ各国を歴任し、現在は大手商社の顧問としてたまに会社にでかけるほかは、奥様と二人で悠々自適の生活を送っていらっしゃるそう。そんな「お殿さま」に小さな手まわし焙煎器の設計を依頼されたのは、大手自動車会社で名車を設計したひと。製造にあたったのは、東京オリンピックの聖火台を作った職人。

お殿さまがかぐや姫のようにくり出す大小の無理難題をクリアして、半年後にようやく完成した焙煎器は、なんと本漆塗り仕上げ!(そんな焙煎器、ありますか?!) 桐の箱におさめられてお殿さまに献上されたそうです。 

古来から、世の中には少数の腕のたつ職人と少数のお殿さまもしくは良い旦那がいて、両者の信頼関係が文化を洗練させ磨き上げてきたのだなと思わずにはいられませんでした。現代では「みんなのための、品質もお値段もほどよい大量生産品」はたくさん出回っていますが、「お金と時間に糸目をつけずに、最高の技術と品質を求めた、唯一のもの」にはめったにお目にかかれないようです。

0622kawag2.jpgそしてH氏のお話をうかがっていると、日本には看板を出さず、どんなメディアの取材にも決して応じない、まるで忍者の隠れ里のようなおいしい名店がいくつも存在していて、お殿さまと旦那衆のあいだでだけひっそりと愛されていることがうかがい知れました。

そういうお店はお殿さまたちに愛されていれば充分すぎるほどやっていけますし、お殿さまたちは自分の肥えた舌を満足させるために、つねにわがままなリクエストや改善案を言い出しますから、「みんなのため」ではなく「少数の選ばれたひとを完璧に満足させるため」に精進しているわけですね。

この日、H氏のお宅には、Tさんと私のほかにもうひとりのお客さまがいました。この男性はH氏のお弟子さんとも言える存在で、コーヒーの焙煎と蕎麦打ちがご趣味。H氏が「彼の打つ蕎麦は○○名人の蕎麦よりうまいですよ」と太鼓判を押すので、たちまち興味をそそられてしまったTさんは、茶室を借りてこの男性の蕎麦を食する会を開催することを提案。自分の経営する和食店の板前さんたちを連れてきて天ぷらを揚げさせます!と、その場ですばらしいプランが発浮ウれました。

さて、奄フ小さな手まわし焙煎器で焙煎されたコーヒーは、焙煎直後の豆はまだガスが抜けていなくておいしくないからと、1日おいた豆を何種類も味見させていただいたのですが、えぐみ、渋みなどのまったくない、すばらしくきれいな透明感のあるコーヒーでした。

私はこの焙煎器が欲しくてたまらなくなってしまったのですが、欲しがったのは私だけではなく、バチカン市国の方々も、日本企業の方々も同じだったよう。バチカンでは修道院クッキーのように、枢機卿コーヒーのようなものを作りたかったらしいのです。

しかしH氏は結局この焙煎器をだれにも売らないことに決めてしまったそうです。その理由をおうかがいして、うーん、と思いましたが、お殿さまにはお殿さまの男気(?)というものがあるのですね。

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2007年06月20日(水曜日)

新居で初撮影

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梅雨の合間の晴れ間にしては、ずいぶん長い夏日が続いていますね。
でも今日は晴れてよかった! 新居で某雑誌の初撮影でしたから。

初の撮影となれば、掃除にも力が入ります。朝早めに起きて、あらゆるものをメラミンスポンジで拭き拭き。メラミンスポンジは、消しゴムくらいの大きさに小さく包丁でカットして、常に水廻りに常備しているんですけど、あれは良いですよねー。ピッカピカになります。

ピカピカになったステンレス類を眺めて満足したものの、結局写真には殆ど写ってないんですけどね。無意味だったか…。

顔写真は撮ったんですけど、掃除のせいで汗だく。
顔がテカテカだったかも。化粧直しもしなかったし。

…力の入れどころを間違えましたー;;

ちなみに、5月9日の日記に書いた通り我が家は未だに工事中状態。未完全です。

とりあえずIKEAで購入したデスクをテーブル代わりにしましたが…。明らかに変です。
もちろんカメラマンの方も、そのデスクから目をそむけるようにして撮影に使用することはありませんでしたが。

それにしてもIKEA楽しいですよね。小物も可愛いし安いし。L.A.にもIKEAがアチラこちらにあったので、頻繁に通っていました。

そういえば…L.A.から帰国間際に、友人達の出産祝いのためIKEA子供商品をたっぷり買って帰国したのですが、今となっては無意味なものに…。まだ家に山のようにあるんですが。どうしよう…。


*余談ですが、IKEAのホームページ上の“アンナに質問”は、ちょっと面白い。
商品に関する質問にも、思った以上にちゃんと答えてくれるし、撫薰燒ハ白いですよ。

*写真は、近日中にAll Aboutに掲載予定のお取り寄せスイーツです♪

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2007年06月18日(月曜日)

夏の台湾へ

梅雨に入り暑い日が続きますが、皆様いかがおすごしでしょうか?あまり雨が降る様子もなく、水不足が心配になりますね。

先日2泊3日台湾の旅へ行ってきました。
台湾もまさに今台風の時期で、日本より湿度が高く、ジメジメしています。
そんなジメジメとした気分を吹き飛ばすようなさわやかな南国フルーツやおいしい小龍包、そしてもちろん中国茶も堪狽オてきました。

初日、お昼過ぎに台北市内に到着して直行したのが、有名な小龍包のお店『ディンタイフォン』。
蒸し器の中に並べられた白い小龍包は10個。2人で食べるにはちょっと多いかなぁ、と思ったのですが、さっぱりとしたしょうがとお酢のきいたタレでぺロリと完食。もちもちっとした皮を破ると、中からアツアツのスープとジューシーな餡が現れます。
熱々の小龍包を堪狽オた後、次に向かったのが中国茶のお店。

DSCF1114_.jpg旅の目的の1つである中国茶。
中国茶器や、台湾で栽培された香り高い中国茶を茶芸館で楽しみました。
『徳也茶喫(トォーイエチェッツュー)』は台北市内にある茶芸館。工夫式で飲む中国茶とともに、宮廷菓子も味わえるお店です。中国茶の入れ方はお店の方が英語交じりの日本語で教えてくれます。
注文したのは凍頂烏龍茶と金萱茶(キンセンチャ)。凍頂烏龍茶は香り高く、さっぱりとしています。金萱茶は驚くほど甘い香り。まずは聞香杯で香りを楽しみ、そのあと茶杯でお茶を味わいます。
さきほどまでいた活気あふれる街中とは打って変わって、この茶芸館ではゆったりとした時間が流れています。
並んでいるちいさな茶壷たちを見ていると、一つずつ顔がちがって見えるようでとても可愛い!

チンシャンの茶壷たちも色々な顔をそろえています。カーラの姉妹サイトですので、是非のぞいてみてくださいね。


*儒教の創始者である孔子を祀る『孔子廟』やその裏手にある『大龍?保安宮』はきらびやかで豪華。熱心に拝む台湾が印象的でした。

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2007年06月15日(金曜日)

世界の果て書店

070615kawag.jpg青山一丁目駅のすぐそばに、「BOOK246」という旅をテーマにした小さな本屋さんがあります。おとなりはカフェ。その本屋さんの書架で、詩人・平出隆のエッセイ集をみつけました。もくじを眺めて、ぱっと目を奪われたのは『世界の果て書店』というタイトル。画家ドナルド・エヴァンズについての短いエッセイでした。

エッセイによれば、ドナルド・エヴァンズは切手の絵だけを4千枚も描き続けたアメリカの画家。その「切手」とは、画家の頭の中だけに存在した空想上の国々の、架空の切手。彼にだけ見えている幻の国々の風景や文化、そこに生きる植物たち、動物たちを思うとき、その緻密かつスケールの大きい想像力に共感を寄せずにはいられません。

ドナルド・エヴァンズはアムステルダムという都市に憧れて移り住みますが、アパートの火事によって31歳の若さで亡くなりました。アムステルダムを訪れた平出隆は、その街のなにもかも人工的に造り上げられた風景に接し、想像上の国に住んだ画家にふさわしい場所だと書いています。

そのアムステルダムの運河のほとりで、平出隆は「世界の果て書店」という名の小さな本屋さんに出会ったのでした。1階は「世界の果て書店」、地階は「世界の果てミュージック」というCD・レコードショップ。なんて心を惹きつける名前でしょう! 書店もレコードショップも、第三世界や辺境の作品ばかりを扱っていて、そこで平出隆はドナルド・エヴァンズの好きだったエジプトの女性歌手のカセットテープを買った、とエッセイを結んでいました。

平出隆は『葉書でドナルド・エヴァンズに』と題した本も上梓しており、画家の「死後の友人」として、平出隆がドナルド・エヴァンズに宛てて葉書を綴るかたちで架空の国々を旅しています。こちらも美しい想念のこめられた本で、私の愛読書の一冊になりました。

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2007年06月13日(水曜日)

7周年

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先日All Aboutの7周年記念パーティがありました。
私はサイトの立ち上げ当初からいるガイドの一人なので、私自身もAll Aboutのガイドとして7周年です。月日が流れるのは早いものです。始めた頃は20代半ばで未婚状態でしたから…(笑)。

立ち上げ当初は、システムが使いにくく1つの記事を作成するのにも時間がかかりもどかしい思いをしました。それ以上に、知名度も殆ど無かったので取材許可をいただくのに大変苦労しました。

まだガイドを始めて間もない頃、顔見知りの方からの紹介で取材許可をいただき洋菓子店のシェフの取材を試みました。
しかし取材当日、シェフから「インターネットは嫌いだから取材は無理」とあっさり冷たく断られてしまったことがあります。

事前に情報を集め、取材許可も取って、電車で1時間半かけて取材に行ったのに、シェフの一言で取材できなかったのです。ものすごく悔しくて、近くのトイレに駆け込んで号泣したことがあります。
まぁ前職で、お客様や上司に怒られトイレで良く泣いていた名残ですが・・・。打たれ強かったのか、立ち直りは早かったんですけどね。

あとで聞いた話ですがシェフはネット上の掲示板でお店の悪口を書かれ、相当頭にきていたそうです。そのため、「ネットはお断り」と言われたのでしょう。今となってはインターネット上でお菓子を販売されるシェフの一人です。

7年前は、ネットというとネガティブでオタクな世界というイメージが強かったのではないでしょうか? 今では気軽に参加できるブログも定着し、インターネット情報も豊富で、オンラインショッピングも当たり前。企業もインターネットの広告無しではありえない状況になっています。

7年間ガイドをコツコツ続けてきた今では取材を断られることは殆どありません。
シェフに「サイト見てるよ!」と嬉しい言葉をかけていただいたり、たまたまパーティで出会った方に「下井さん見てますよ!」「私も読者です。」とおっしゃっていただけると、あまりに感動してウルウルしてしまいます。

“続けることの大切さ”を感じ、7年間に渡るスタッフの方々の支えも実感しています。また他のガイドの方々とのつながりもとても大切。温かい言葉をかけていただいたり、今回のパーティで良い刺激になりました。出会いにも感謝です。

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2007年06月11日(月曜日)

陶器の街巡り

坊ちゃん電車先日、友人の結婚式があり、愛媛県松山に行ってきました。

松山と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは夏目漱石の「坊ちゃん」ではないでしょうか?私も、初めてこの小説を読んだときから、真っ直ぐな性格の「坊ちゃん」の大ファンです。(小説の主人公のことをファン、と言って良いのかどうかわかりませんが・・・)他にも松山は、正岡子規らを中心に明治時代の日本を書いた、司馬遼太郎の歴史小説「坂の上の雲」の舞台でもあり、文学の街として有名ですね。今年4月には、その作品をテーマにした「坂の上の雲ミュージアム」が町の真ん中にオープンしたばかりで、街中で宣伝をしていました。このミュージアムは安藤忠雄氏の建築で、三角形をしたユニークな建物。なにより東京と比べて入館料が安いのには驚きました!
 
一度行きたいと思っていた松山に行くせっかくのチャンス。・・・とは言っても、あまり綿密に旅の計画を立てるのは好きではない私。あまり時間もなかったので、成り行きとその時の気分でふらふらと時間をすごしました。
ただ、絶対にはずせないぞ、と出発前から予定オていたのは「砥部」巡り。そう、砥部焼きの産地です。松山からバスで約1時間の場所にある「砥部」は、町全体に陶器があふれていました。坂には陶板が敷きこまれ、壁には陶器の片でできたモザイク壁画。陶器市以外にはあまり観光客は来ないのかな?と思えるくらい静かな町を一人ゆっくりと歩いてると、いつも東京でエスカレーターでさえ駆け上る生活を、ちょっと急ぎすぎなのかな~なんて思いました。

江戸~明治の器画像は、江戸時代から明治時代に使われていた器の流れがわかる壁。こうやって、多くの人に器の歴史や面白さを何とか伝えようとした人がいたんですね。歴史が苦手な私ですが、興味のある器や食べ物というフィルターを通せば、時代の流れを少しはわかったような気になれます。

 こうやって、あっという間に休日も終わり。気がつくともう6月中旬に差し掛かります。今、ガストロノミアサイトでは、上半期の人気商品ランキングを開催中。しかも、姉妹サイトの商品もご紹介中。別サイトの商品は、まるで別商品に見えるので新鮮な感じがします。期間限定なので、ぜひ一度サイトをご覧くださいね。

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2007年06月10日(日曜日)

妹が海で溺れるとき

070609kawag.jpg小学生ときに「道徳の時間」に教科書で読んだ数々のお話。その大半はすっかり忘れてしまったのですが、ひとつだけ、どうしても飲み込めなかったがゆえに、今でも覚えている物語があります。

それは兄妹がふたりで海に遊びにいって、妹が溺れそうになるお話でした。妹は海の中でもがきながら、必死に砂浜にいる兄に助けを求めるのですけれど、兄は海に飛び込みません。その理由は、泳げなかったからなのか、もしくは自分も溺れてしまうと判断したせいなのか忘れてしまいましたけれども、とにかく兄は大急ぎでほかの人に助けを求めに行き、その結果、妹は無事に救出されます。

そこから先の最後の場面が、小学生の私には腑に落ちなかった部分。ほかの大人に助けられた妹は、兄が話しかけても返事をしないのです。
「妹はそれから何日間か、兄とは口をききませんでした」
……というような終わりかただったと思います。

え、どうして? お兄さんは理性的で正しい判断をしたじゃない、どうして怒っているの?と私は考え込んでしまいました。兄は妹の叫びにこたえて、すぐさま自分も海に飛び込むべきだったのでしょうか?

子ども心にはどうにも後味が悪かったこのお話から、どんな教訓をひきだせたら「正解」だったのかわからないのですが、この世界にはなんだかわりきれないできごとが起きるもので、正解がさっぱりわからないという気持ち悪さをかかえて、飲み込めないまま生きていくこともあるのだ、ということをぼんやり感じました。

その後の人生のなかで、それに似た体験は大なり小なりありましたっけ。そのつど、自分が妹の立場だったり、兄の立場だったりと、場面によって入れ替わりますが。子どもの頃の感想と違うのは、「まあ、そんなこともあるさ」で相手のことも自分のことも許せるようになっていることでしょうか。

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2007年06月06日(水曜日)

お取り寄せパーティー(初夏バージョン)

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ついに6月突入!まだまだ五月晴れの天気が続いて気持ちよいですね。
初夏の強い日差しはパワーをもらえる気がして、気分も上昇↑。
でも紫外線蘭hもしなければ…。

さて週末、いつもの食いしん坊集団でお取り寄せパーティーをしました。
総勢21名。それだけ集まれば、美味しいものも集まるものです。

とにかく皆がセレクトしてくれるお取り寄せの数々が、全て美味なため一品出てくるごとに、「わー!きゃー!」という大きな歓声が沸きあがるのです。絶品お取り寄せを箇条書きですがご紹介しますね。

*北のフードソムリエのアスパラガス&ジャガイモ
旬のアスパラの香りのよいこと!またジャガイモは、インカのめざめ、北海黄金、男爵、メークイーンの4種類の食べ比べをしたのですが、どれも味が違いしっとりジューシー。じゃがいも一つとっても奥深い。

*かさごのアクアパッツァ
温めるだけで本格アクアパッツァが楽しめるお手軽度No1。パーティーにはもちろんBBQに持っていっても喜ばれそうです。

*ペイズリーのカレー
インド料理研究科のカレーを堪狽ナきます。キーマカレーとお豆のカレーの二種。ガラムマサラがついていて本格的な味わい。

*トンデンファームのベーコン
どっちの料理ショーで特選素材として紹介されたベーコン。燻製の香りが香ばしい~。

*ピッツエリア フィーノフィーノ
もちもち生地のピザです♪大人の味わい。

*葉山コロッケ
友人が目の前で揚げてくれたので、アツアツほくほくで美味でした♪

*モクモク手作りファームのハム達 
生肉のようなジューシーなハム。そして名古屋地ビールも濃厚でした。

高知県産の ゆず蜂蜜ジュース『ごっくん馬路村』 
柚子とハチミツだけで作られた爽やかドリンク。ゴクゴク飲めて体によさそうです!

*マルポンム(丸ごとリンゴのシャーベット)
今月号の光文社“Mart”にて私からご紹介しているシャーベット。滑らかでありながら、さっぱりした食感がGood。美食家の皆さんからも好評でした。

他にも、ホタルイカのいしる干し、フグの卵巣、卵たっぷりの甘エビ、パンやパテ、チーズなどなど。

極めつけはシャンパン10本を完飲。(写真:空き瓶をボーリングのピン状に並べてみました。)
全世界でわずか80ケースしかないという希少価値の高い “Pierre Leboeuf Champagne Grand Cru Brut Rose”は、シャンパンなのにブランデーのような深いコクがありました。

初期メンバーで食道楽が始まってから、かれこれ6年目くらい。
これからも末永~く食べ続けましょうね。

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