すべてお見通し?
共時性と言って良いのかどうか・・・とても不思議な体験が、同日に2回もありました。
不思議な体験の【ひとつめ】は、先週末の昼下がり。お琴の稽古が終わり、次回のスケジュール調整をしていた時のこと。ちょうど家元が都内にいる期間、私は今年で90歳を迎える祖父のところへ行こうと思っていた頃に当たってしまいました。
「すみません、その頃わたし、三重県にいくつもりで・・・」
「三重県のどちらまで?」
「津と松阪をまわってこようかと」
「え! 私も今年は松阪で高校時代の同窓会があるんですよ」
「そうなんですか! 私、松阪うまれなんです!!」
「思春期を過ごした思い出の大切な土地なんですよ」
家元とは好みなどの共通点も多いので、40歳の年の差を超えた「ご縁」があるのだろうと常々感じていましたが、縁の地が「町」まで同じだったので更に驚きでした。
【ふたつめ】の体験はその帰り道のバスの中。偶然となりに腰掛けたお婆様に話しかけられました。
『30分ほど乗車する時間もあるし、お相手させてもらおうかな』 と最初は軽い気持ちで頷いて聞いていました。
すると、どうでしょう! お婆様のご子息が私の出身校の後輩であることや、お孫さんがお琴をやっていること、お婆様の出身校は私の母の出身校だったことなどと共通のキーワードが次々と出てくるのです。もっと驚いたのは、今度私が引越しをする予定の土地の出身者だということ! (今度は町まで一緒という家元よりすごい・・・番地が数番違い!) お婆様いわく、私に何かのご縁を感じるのだとか。
何から何までお見通しされているようでドキドキしました。
あまりに驚きの連続だったのでクールダウンに丁寧にお茶を淹れました。
家元から「先月の中国ツアーのお土産」と頂いたお茶。
『烏龍茶』としか書いていない謎めいた缶を開けてみると、ちょっと焙煎の効いた安渓鉄観音(?)と岩茶(水金亀)のような風味の茶葉をブレンドしたような・・・(???) 観光向けのお土産屋さんらしいお茶でした。
「中国のウーロン茶はホントはね、アツアツのお湯で淹れるものなんですよね」
と得意げにお話する姿を思い出しました。 家元には私がコンピューター関連のお仕事とだけ言ってあって(チンシャンの運営者であることを言いそびれたままで)良かったのかもしれないと思い、それもまた何かのご縁かしら・・・とクスッと笑いたくなりました。








