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2007年12月29日(土曜日)

1年の最後に

071229kawag1.jpg日本のコーヒー界に大きな足跡を残された方の訃報が、この年末に飛び込んできました。もはやその人と言葉を交わすことはできなくなってしまいましたが、ある種、神様的な存在だったその人が魂をかけて育てあげたコーヒーの味と香りの記憶は、薫陶を受けた人々によって永く受け継がれていくに違いありません。心よりご冥福をお祈りします。

今はなき表参道の美しいカフェで、その人が焙煎したコーヒーを、そうとは知らずにずっと飲んでいたのだということがわかったのは数年前のことでした。

私の初めての著作 『東京カフェマニア』 の最初の章に、社会人になりたての時代にこよなく愛したカフェの記憶に触れ、いまでは名前すら思い出せなくなっているけれど、表参道の路地裏でひっそりと蔦におおわれて佇んでいたカフェに足しげく通っていた、と書いたところ、それを知った方が当時のオーナーとのご縁をつないでくださったのです。

すでに消えてしまったカフェのオーナーに初めてお目にかかり、往年の日々の記憶をうかがうのは不思議な気持ちがするものです。

「いつもお店のコーヒーを美味しく飲んでいました」
そう申し上げたとき、オーナーの口をついて出たのが、彼の名前でした。彼の焙煎した豆を用いるだけではなく、直接カフェに招いて丁寧にドリップの指導もしていただいたのだといいます。

人生の何年間かを、その人が焙煎したコーヒーの深く豊かな味わいとともに過ごすことができたのは、私にとって誇るべき幸運でした。クリスマスイブにこの世界から去っていかれたというその人に、そっと静かに、心からの感謝を捧げたいと思います。

今年もほんわか茶飲み日誌に1年間おつきあいいただきましてありがとうございました。2007年の私のお当番は1月11日(金)からのスタートです。新しい年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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2007年12月28日(金曜日)

足のかたちになる靴の物語

071222kawag.jpg谷中に「そのみつ」というオーダーメイドの靴屋さんのアトリエがあります。こじんまりした店高ヲですが、気鋭の若手職人が成功させたショップとして全国に名を知られ、人気を集めています。
今年の春、偶然にそのアトリエの前を通りかかり、革の色彩の微妙な濃淡や、シンプルかつチャーミングなデザインに心惹かれ、オーダーすることにしました。

代金は靴の基本料+その人の足型にぴったり合わせるための細かな作業の工賃。私の場合は合計で5万円とちょっとでした。いささか手間のかかる足なのです。
左足と右足のサイズがほんの少し違うので、ふつうの靴屋さんで左足に合わせて靴選びをするときは23.5cm、右足で選ぶなら24cm。たいてい24cmを選びますから、いつも左足が微妙に靴の中で遊んでしまいます。オーダーメイドの靴なら、そんな問題もきれいに解消してくれるはず。

「そのみつ」では、まず店頭で時間をかけて靴のデザインと革を選択しました。選んだのは、足の甲がきれいに見える右下の写真のデザイン。色は深いグリーンで作っていただきたかったのですが、ちょうどその革が終了したところだったので、珍しい、春の空のようなスモーキーなブルーを選びました。

071222kawag1.jpgあとは驚くほど細かな採寸が待っています。椅子に腰かけた状態で、両足のありとあらゆる部分の寸法を測ったら、次に立ち上がった状態で再びありとあらゆる寸法を測ります。座っているとき、立っているときでは、足の指やかかとへの力のかかり具合が違いますから、各サイズも微妙に変化するのですよね。

「仮縫いの状態まで仕上がったらご連絡させていただきます。申しわけないのですが、おそらく半年ほどお待ちいただくことになるかと」

すべてが丁寧な手仕事ですから、大量生産はできないのです。そうして、「仮縫いが出来上がりましたので、試し履きにいらしてください」という電話をいただいたのが12月のこと。クリスマス前にアトリエを訪れて、見ているだけで散歩に出かけたくなるような美しい靴を試し履きさせていただきました。

私のためだけに、たっぷり時間をかけて作られた、1足の空色の靴。その靴に足を入れると、職人さんは両手のひらと指を使って、つま先、甲、かかとの密着具合をきめ細かく確かめて、「ここが当たりませんか?」「ここは締まった感じがしますか?」と尋ねていきます。

甲の部分がちょうどぴったりすぎる、もう少しゆとりを持たせてもいいのでは?と錐垂キると、「うちの靴は浮燉も革で作っていますから、履いていただいているうちに、足のかたちになるんです。今の時点でここをゆるくしてしまうと、ちょっと履き慣れてきたときに、靴の中で足が前にすべってしまうと思うんですよね」とのこと。
ああ、そういえばそうなのです、ヒールの高い靴を履いたときの最大の悩みはその“前すべり”でした。

靴を履いて何往復か歩いてみて、甲の部分以外の微妙なサイズ調整を何箇所かおこなうことを決めたあと、空色の靴は再びアトリエに戻っていきました。
「お待たせするばかりで本当に申しわけありません……来年、1月20日に完成します」

というわけで、オーダーしてからほぼ10ヶ月のあいだ待つことになった靴ですが、待つのも楽しみのうち。そして、待つ時間が長ければ長いほど、大切にしようという気持ちが熟成されていくものです。
そのみつの革は履けば履くほど、落ち着いた深い色に変化していくのですって。しかも、そのかたちは私の足のかたちそのものになっているのですから、自分の足をいたわるように、まめに修理しながら愛用したいと思います。桜をめぐってぶらぶらと散歩できる季節が待たれます。

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2007年12月26日(水曜日)

2007年三大ニュース

20071227.jpg2007年もそろそろ終わり。

今月は、何度かホームパーティに招待いただきました。(なんとも美しいテーブルセッティングの写真→)

人が集う月でもありました。友人たちと美味しい食事と楽しい話。これほど幸せな時間はありませんね。ガールズトークで7時間があっという間っ!なんてこともありました。

年末になると、決まって友人たちと今年のことを振り返ったり、来年の抱負を語り合ったりします。

清水寺で発浮ウれる「今年の漢字」を真似して、皆で「今年を一文字で浮キと何?」と話し合ったり・・

「今年の三大ニュースは何?」

なんて話したりします。私は何だったかなぁ。
良かった三大ニュースは

 家を建てたこと
 仕事が前にも増して楽しかったこと
 友人、家族との絆が深まったこと

かな。

ちょっと辛かったことがあったとしても、良かったことが多々あったので今年は総じて良い年でした♪

気分が憂鬱になったり落ち込んだりする時は誰でもあるもの。でも、ちょっとした幸せ探しをすると、日々の小さな幸せが重なり心の豊かさが生まれるのではないでしょうか?

こちらのサイトに「ちょっとした幸せ」“ちょこアゲ”をご紹介していきますね。


次回のブログは1月9日です。
来年が皆様にとって、心豊かな一年になりますように!

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2007年12月25日(火曜日)

アツアツ 豆の煮込み料理はいかが?

ブッシュドノエル ショコラメリークリスマス!!今日は12月25日、クリスマスです。いくら日本人とはいえ、盛り上がらないわけにはいかないですね。

昨日までの3連休にクリスマスパーティーを楽しまれた方も多いのではないでしょうか?私も、めずらしくケーキを焼いて、小さなパーティーをしました。といっても、一人暮らしの私の家にはコンベックがないため、五本木にあるパティスというお料理教室で作ってきたのです。この日は、グラナラというカカオ70%のおいし~いチョコレートを使ったブッシュドノエルと、オーブンで焼いたセミ・ドライトマトがたっぷり入ったキッシュを作りました。

ズッパ・デ・レンティッキエそして自宅では、ガストロノミア サイトでもご紹介している豆のスープ煮を大量に作りました。このレシピは、イタリア人料理研究家 アモロメEフィリッポさんに教わったもの。教わったレシピでは「レンズ豆」を使っていましたが、クリスマス前だからか、いつも通うお店では売り切れ状態。フィリッポさんが「どんなお豆でも大丈夫」とおっしゃっていたことを思い出し、「イエロー スプレットビーン」という黄色いインゲン豆を使ってみました。初めての豆でしたし、上手にできるかどうかドキドキでしたが、作ってみると何の問題もなく無事おいしく出来上がりました。写真を撮ってみましたが、なんだか「トウモロコシ」にも見えますね。ここで使ったローリエの葉は、友人のご実家でとれたという自家製です。耐熱土鍋テラで煮込むこと1時間半近く、トロトロに柔らかくなったお豆は、いくらでも食べられるような優しい味に仕上がりました。食いしん坊の私は、おかわりまでしてしまいました!

実を言うと私は、クリスマスよりもお正月の方が好きです…。家族が集まり、ゆ~っくりできるあの雰囲気。おせち料理も好きなのです。今年の冬休みには、またこの豆の煮込みを作るつもりでいます。冬は何かと人が集まる機会が多いので、みなさまもぜひお試しくださいね。一緒にご紹介しているラザーニャもフィリッポさんに教わったもの。簡単で、おいしい、アツアツのお料理です。

 今年も残りわずか。みなさま、お忙しい時期かとは思いますが、風邪など引かないようにご自愛ください。

☆ガストロノミア サイトの店長日記もごらんくださいね!


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2007年12月19日(水曜日)

今年注目のクリスマスケーキ☆

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クリスマス目前! 

ある媒体に、今年の注目のクリスマスケーキについてコメントさせていただきましたが、そこで紹介したものをちょっぴりご紹介します。

今年はカップケーキが流行したこともあり、可愛くデコレーションされたフェアリーケーキフェアのクリスマスケーキもよいでしょうね。二人きりのクリスマスなら食べきれるサイズですし、外でお散歩クリスマスデートなら、切り分ける必要もないですし。

またジャン=ポール・エヴァンの銀色に輝くビュッシュ・ド・ノエルはショコラムースに唐辛子のクーリー(ピューレ)を合わせた斬新な味わい。見た目も、ケーキとは思えない金未来的なデザインもインパクトがあります。(写真上)

ラ・ヴィエイユ・フランスの「ベラベッカ」(Berawecka)もお薦め。
木村シェフが修行されたストラスブールの洋菓子店「ネゲル」ではベラベッカをクリスマスに向けて作られていたそうです。

ドイツの国境近いアルザス地方のストラスブールでは、シュトレーンやブレデル、パンデピスと同様にクリスマスのお菓子として定着しているもの。

このBeraweckaはアルザス語で「洋ナシのパン」という意味。
この洋ナシのコンフィをフランスから取り寄せるのに時間がかかり、「洋ナシが間に合ってよかった。」と、笑顔で話される木村シェフ。そして「ドライフルーツ・ナッツがぎっしり詰まったスパイスの香りが特徴のアルザス地方の冬の保存食。5mm程度にスライスしワインと一緒にいかがでしょう?」とお薦めされていました。

洋ナシが半分以上しめているベラベッカには、いちじく、プルーン、杏、レーズン、胡桃、アーモンド、オレンジピール、レモンピール、チェリー、そしてキルッシュで香りづけしてある、噛めば噛むほど味わい深いフルーツケーキです。少しのパン生地でまとめているので、ほとんどがフルーツという印象のケーキでした。

皆さんはどんなクリスマスケーキと共に過ごされるのでしょうか?
今年のクリスマスは3連休。素敵な休日をお過ごしくださいね。

Happy Holiday!

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2007年12月17日(月曜日)

ジョギング

071217_staff_kasa.jpgいよいよ運動不足が深刻化してきたので、気まぐれで思い立ち、ジョギングをすることにしました。
団体競技は周りに合わせなくてはならないので、三日坊主を恐れるわたしにはマイペースでできるジョギングが丁度良いのです。
ただ、マイペースでできるがゆえに逆に三日坊主になる恐れがあるので、具体的な目標をかかげることにしました。

目指すは3月16日に開催される「湘南国際マラャ投ョ走」です。
いきなりフルマラャ唐ヘさすがに無理なので10キロの部に参加することにしました。

まずは形から、ということで早速シューズとウェアを購入。
シューズなんて走れれば何でもいいのでは、と思っていたのですが最近のジョギング用シューズはとても機箔Iにできていて、自然と足がスムーズに運ぶようにできています。
試着して店内を軽く走ってみたら、なんだかいつもの2倍早く走れるような気がしました。

ウェアも最近のものはとてもオシャレで機箔Iにできていて、立ち姿だけなら我ながら相当早そうに見えます。野菜ソムリエで有名な某女性タレントなみに早そうです。

ところが、いざ走り出したら足はもたつき、肩は前後に波打ち、姿勢は前かがみ、息はぜいぜい上がってしまう有様。
それでもipodから流れる曲は軽快なハードロックなものだから、気分は戦いモードなのですが、傍から見れば運動不足なOLが必死な形相で走っているだけにすぎません。

それでもなんとか家の近所をもたもた走り、そろそろ4キロくらいかなぁ、なんて思いながら走行距離を計測したらたったの2キロ!
本番は10キロということはこの5倍走らなくてはならないのか、と気が遠くなりました。
軽快なハードロックが耳元に流れる一方で重たい気分が私を襲いました。

初日からへこんでいる場合ではない、と思いなおし、今日は昨日より、明日は今日より早くれるはずだと自分に言い聞かせ、日々走り続けています。
今はどんなに滑稽でもいつかはこのウェアがしっくりとなじむくらい颯爽と、そして耳元に流れるハードロックさながらに軽快に走れるようになるはず、、予定ナす。

湘南国際マラャ唐ヘ3月16日です。
3月の海沿いはまだ肌寒いと思いますが、一足先に潮風を肌に受けながら走ればそれだけで気持ちが良いはず。
タイムは気にせずに、気持ちよく完走できればよいかな、と思っています。
これが私の来年の一つ目の目標です。

今年も残りわずか。今回がチンシャンスタッフかさピーの今年最後のブログ更新です。
慣れない中、四苦八苦しながらのブログ更新でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。

来年も引き続きがんばりますので、チンシャン共々応援よろしくお願いします。

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2007年12月14日(金曜日)

読み終えた本の最良の行き先は?

071214kawag1.jpg「この分野のお買いものだけは、お財布を気にしなくていい」と自分に許しているジャンルがあります。どうせ食べものでしょう!と言われてしまいそうですが、本です。

ふところ具合が淋しいからという理由で、素晴らしい本に出会い損ねてしまうとしたら、これほど悲しいことはありません。ひとによってはそれが好きなアーティストのライブだったり、部屋に飾る花だったり、旅だったりするのでしょうね。

そんなわけで、家にはひたすら本が増殖していくばかり。本の整理はハウスキーピングの最大の頭痛の種となっています。もう読まないと判断した本の多くは捨ててしまうのですが、なんてもったいないことをしているのだろうと、後味の悪いことこの上ありません。Amazonやヤフオクで売っては?と友人がアドバイスしてくれたのですが、面倒くさがりの私にはどちらも向いていないようです。

この年末、やっとまともな解決法に出会いました。それはブックオフがWeb上で実施している「スマイル・エコ・プログラム」。本を送料無料で引き取ってもらって、買取金額は「エコ募金」に寄付することにしました。この募金は任意なので、しなくてもかまわないのですが。

とりあえず段ボール3箱分に本を詰めてWebサイトから申し込んだところ、翌日すぐに宅急便の人が引き取りにきてくれました。なんて簡単!
寄付先は5種類のコースから選べて、私は森林の保護コースを選択してみました。「たとえば1000円で、マングローブの苗木約100本をバングラデシュに植えられます」

買取金額がいくらなのか、査定は約1週間後だそう。たいした金額にはならないと思いますが、あの本たちがマングローブの苗木に変身して大きく育ってくれますように。

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2007年12月12日(水曜日)

クリスマスツリー

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仕事がら気分はすでにバレンタインデーですが、友人の家のツリーがあまりにも可愛かったので、それに触発され、我が家でもクリスマスツリーの飾り付けをしました。

そこでIKEAで生木のツリーを購入。
こちら小さめですが1980円と破格。しかも1月にIKEAにツリーを返すと1980円分の商品券がいただけるという仕組みに…。このツリー、確実に客寄せです。

ツリーしか買わなかった我が家のような客が一番困るんでしょうけど。
数がずいぶん少なくなっているようでしたが、まだ売ってるかな? 
気になる方は、まずはIKEAに連絡してみてくださいね。

ツリーの飾りは、正直自分のセンスを疑ってしまう…。もっている全ての飾りをツリーにつけてしまった^^;。ツリーの足元には、TreeSkirtとポインセチアで飾ってみました。
生木なので水をあげたり、葉っぱに霧吹きで水を吹きかけてあげる必要があったり、手間もかかりますが、部屋にクリスマスツリーがあると、なんだかそれだけで、ほんわか幸せ気分♪

さらに大掃除も実施。
ありとあらゆる場所をメラミンスポンジでキュッキュと磨いて、油でこびりついたフードの汚れを必死に落としてみました。

部屋を一生懸命片付けたのは、実は今日、バレンタインレシピ関係の撮影がある予定セったから。しか~し、昨日突如連絡がはいり、撮影が延期になりました。

せっかく部屋掃除して材料も買ったのになー。残念!と思いましたが、大掃除のきっかけになったからよかったかな。それに、お掃除は気分転換になりますしね☆

今年もあと少し。来年を気持ちよく迎えるために、残りの日々を大切に過ごしましょう!


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2007年12月10日(月曜日)

出雲路

Over the Rainbow旧暦の神無月は11月でしたが、ちょっと遅れて先日のお休みに母と姉とで出雲に旅をしてきました。出雲では神無月のことを神あり月といいます。日本の神様がみんな出雲に集まって来ているからなんですね。
どんな風に神様が集まってくるのか、雲にのって?それとも瞬間移動するのかな?つい長いをして自分の国に帰るのが遅くなっている神様もいたりして。それは遅刻の神様?仲良くしたくないなぁ。なんて想像するとちょっと楽しい気分です。

出雲に行ったのは2度目。そのときは大学時代の友人と鳥取砂丘と植田正治写真美術館に行った時に立ち寄ったのですが、今度のメインイベントは出雲大社を訪ねることです。

母が疲れてしまうといけないので、タクシーに乗っての観光です。
タクシーを1日借り切っての旅は少し贅沢ではあるのですが、地元のならではの情報を沢山持っているのでガイドブックなしでもガイドさん付きの名所めぐりができるのです。

空港から出雲大社までは、30分ほど。
出雲大社といえば、縁結びの神様で有名ですが「縁結び」というのは、単に男女の仲を結ぶことだけでなく、出来事やモノ、人との「むすび=つながり」のことをいいます。
自分のまわりのいろいろな出来事が偶然でなくて必然だと考えたら、普段から違った見方ができそう。感謝感謝。とお参りしていたら、急に大雨が降ってきました。

この日はあいにく雨が降ったり止んだりのお天気。
急に暗くなって大雨かと思えば、雲の切れ間から日がさしたりと。天気までもが神々しい。
自然の中の神社では大雨もゆかしく思えてしまいます。

のんびりお神楽などを見て、雨が小降りになってからタクシーに戻ります。
そしてまた移動。宍道湖までくると湖の向こうに虹が出ていることに気づきました。
うまれて初めてみる大空に弧を描く虹。これもきっと神様からの縁なのでしょうね。

皆様の今年の縁はいかがでしたか?もうすぐクリスマス、
縁のあった方に感謝の気持ちをこめて何かプレゼントしてみては?

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2007年12月09日(日曜日)

擬音語占い

071208kawag2.jpgふわふわ、ほかほか、にゃあにゃあ、といっった擬音語や擬態語=オノマトペ。この茶飲み日誌の「ほんわか」もオノマトペですね。
お料理をするときや食事をするときもたびたびオノマトペにお世話になるもので、福田里香さんには『スイーツオノマトペ』という素晴らしい着想のお菓子のレシピブックがあります。
“おいしいお菓子にはおいしい音がついてきます。 ぱりぱり、ぺろぺろ、ぷるんぷるん ・・・音にあわせて作ってみませんか?”

文章を書くことを習ったことのあるひとなら、「オノマトペを乱用すると文章の品格が失われる」という古典的なお約束を耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、ここぞというポイントで的確なオノマトペが使われると、その文章は鮮烈な印象を与えるもの。たとえば私の記憶には、江國香織が雨を眺めているときの心情を綴った、「胸がすーんとした」という不思議な表現が強く残っています。

日本語は欧米諸国の言語に較べると、とびきりオノマトペが多いのですって。その数は英語の3倍以上とか。日本語の発音は、英語などの子音の豊富な言語に較べて音が少なく、その分をオノマトペで補っているという説を聞いたことがあります。
 
沈黙をあらわす擬音さえも、日本語には存在するのですよね! 「しいん」と静まりかえる。「しーん」のほうは手塚治虫の発案だそうで、「しいん」は国語辞書に載っていますが、「しーん」のほうは載っていないのでした。

そう、オノマトペなしでは成立しない表現形式といったら、まんが。日本のまんがは世界中の言葉に翻訳されていますが、作者が編みだす独創的なオノマトペがどう翻訳されているのか興味を惹かれます。

071208kawag1.jpgなぜこんなことを書いているかというと、最近購入した擬音語・擬態語辞典が面白かったから。眠っているときのオノマトペ「くーくー」と「ぐーぐー」と「ぐーすか」のニュアンスの違いなんて、ご存じでしたか? 
くーくーは鼻息の音、ぐーぐーはいびき、ぐーすかはいびきと寝息を交互にたてているのですって! 「くー」がいびきで、「すか」が寝息なのでしょうか。

カフェでそんなことを話した翌日、擬音語占いというのを友だちに教えてもらいました。私を擬音語で浮キと「ぬーん」ですって。どういう状態ですか! ちなみに友人は「ぷ~ん」でした……。

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