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2008年01月22日(火曜日)

豫園

080121_staff_kasaa.jpg先日、出張のついでに久しぶりに上海の豫園を訪れました。

すでに4回も訪れている私としては、正直今さら豫園など行きたくなかったのですが、豫園未経験という職場の後輩が目をキラキラさせているのを無視することもできず、小雨がふりしきる上海の早朝、5度目の豫園を拝みに行ったのでした。

豫園は明朝の時代に四川省の役人が故郷を懐かしむ両親のために造った庭園で、中国独特の建物や中国各地から集められたという奇岩の数々が園内に配置されており、人々を愉しませてくれます。
また、豫園は上海の観光名所の中でも定番中の定番で、いつ訪れても観光客でごったがえし、特に豫園の周囲に広がる豫園商城という土産屋地帯は休日などはまっすぐ歩けないくらい大勢の人で賑わいます。

相変わらず記念撮影のポージングに勤しむ中国人観光客で一杯なんだろうなぁ、、とさして期待していなかったのですが、小雨で早朝という条件が幸いしたのか、観光客はまばらで、以前訪れた時の豫園とは印象がかなり違いました。

傘をさすほどでもない小雨は豫園全体をしっとりと包み、深い朱色の建物が水を含んだかのようにより一層深くはっきりと周囲からその朱色を際立たせ、朝もやが立ち込める空気の中でゆったりと明代の風格をただよわせていました。
出張で気分が少しささくれだっていたのですが、ゆったりとくつろいだ様子でたたずむ豫園を前に、少し気分が穏やかになるのが感じられました。

庭園内をしばらく散策した後、小さな池の中央に建っている「湖心亭」という喫茶店に立ち寄りました。
いつもは観光客で一杯のこの湖心亭も、やはりその日はあまり人がいなく、1階では地元のおじいさん達がお茶を飲みながら世間話に講じており、なんだかその風景がほほえましく心なごみました。

お茶は中国茶の中でも一番好きな「安徽鉄観音茶」を注文しました。私は中国茶はほっこりとした優しい味わいの緑茶系よりも、しっかりとしたコクと苦味のある青茶系の、それも鉄観音茶が好みなのです。
特に、香りの強いスパイスのきいたはっきりとした味付けの中国料理には、それにまけないくらいの強さを持った鉄観音茶が合うと思うのです。

飛行機の時間が迫っていたのであまりゆっくり過ごすことはできませんでしたが、多忙な出張の合間に
こんな風にゆったりとした空間で中国茶を愉しみながら時間を過ごすのもいいな、と思いました。


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