雨の日
先週末は雨が降り続きましたね。
雨の日は衣服が濡れるし、髪の毛はぼっさんぼっさんになるのであまり好きではないというか、かなり嫌いです。
静かにひっそりと降り続ける春雨のような雨なら、まだ情緒ってものがあって、なんとなくしっとりとした気分にもなれると思うのですが、ざあざあ降り続く雨はうっとおしいです。
雨は嫌いですが、映画やドラマなどの雨のシーンは結構好きです。
雨というのは人の心模様を間接的に表現したり、何か物事が起こる予兆を感じさせるのに有効な働きをします。
私が特に好きな雨のシーンは「ステラ(Stella)」という映画の最後の雨のシーンです。
ベット・ミドラー扮する母親が雨の中を歩いていくシーンです。
母親は自分が娘の結婚の障害になると思い、愛する娘を自ら引き離します。
娘は晴れて結婚式の日を迎えるのですが、母親は式場には足を踏み入れず、雨の降りしきる外から娘の幸福そうな姿を確認するのです。
結婚式場は温かく、明るく、そして人々の笑顔に包まれています。
一方、外は冷たい雨が降り注ぎ、母親の体を雨が打ち付けます。
母親は式場の外で一人雨の中佇みながら、娘の幸せな姿を確認するのです。
そして、幸福そうな娘の姿を見届けた後、自らも幸せそうな表情を浮かべてその場を離れ、雨の中を歩いていくのです。
温かで幸福な笑顔に満ちた式場、激しく降り注ぐ冷たい雨、ベットミドラーのすがすがしい表情、全てが対照的なのですが、対照的であるからこそ、そのシーンがとても印象的に写ります。
雨の力は偉大です。
雨の日は外には出ないで、家で映画鑑賞するのが一番です。
映画鑑賞のお供にはやっぱり中国茶ですね。








