ルーシー・リィー
知り合いの先輩から以前、陶器の図録を頂きました。
20世紀を代表する女性陶芸家、ルーシー・リィーの図録です。
彼女の作品を一目見れば現代の多くの芸術家達がお手本としたのだろうと感じ取れます。
ウイーン生まれの彼女は後にロンドンに渡り、ようやく世の中に作品が売れ出し時は既に65歳を過ぎていました。
88歳で病床につくまでロクロをひいていたと伝えられています。
写真に写る彼女はとても小さなおばあちゃんですが、その小さな手から見事な力強い作品が生み出されるのです。
今、彼女の作品展がミットダウンで5月上旬まで行われていて生前のインタビューとともに作品も見られます。
晩年のインタビューの中で「思った通りの色(釉薬)でしたか?」と焼き上がった器を見て聞かれた彼女は「少し違うけど、、、、まあ大体そうね」と話しています。(確かそんなニュアンスだったと・・・)
彼女の豊富な経験からしても、それでも思いとは少し異なる様子のようです。
その経験値も今日までの生活苦の中、色々なタイミングで出来上がった偶然のものもあり、
結果後々の彼女の特徴ある素晴らしい作風にもその技法が活かされた事を感じ取れます。。
人には何年も同じ事を繰り返しているように見えても、自身には想像もつかない違った結果に結びつく事もあり、またそれも意外な驚きと大きな喜びに繋がるのはないかと思います。
この20世紀のモダンニズムの陶芸家に続く、21世紀のモダンニズム(と言っても過言ではない)、ドイツ生まれKAHLA(カーラ)の食器、この機会に皆様の生活の中の文化として是非取り入れられてみてはいかがでしょうか・・。











