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2010年07月30日(金曜日)

カフェ・ド・ロペの復活:葉山Cafe de Rope La Mer

100730kawag1.jpg新刊『東京カフェを旅する~街と時間をめぐる57の散歩』(文と写真=川口葉子/平凡社/1500円+税)が発売になりました。書店でみかけたらぜひお手にとってくださいね。
本の内容はこちらでご紹介しています。

本書では東京の魅力的なカフェ57軒をご紹介するとともに、1960年代から2010年にいたるカフェの歴史を綴り、1972年に表参道に誕生したオープンカフェの先駆的存在「Cafe de Rope」(カフェ・ド・ロペ)についても取り上げました。

その伝説のカフェが昨年に引きつづき、今年の夏も葉山にビーチハウスとして復活しています。

Cafe de Rope La Mer(カフェドロペ・ラ・メール)
【address】神奈川県三浦郡葉山町 一色海岸
【open】11:00~21:00 、土日祝11:00 ~22:30

※本でも触れたことですが、かつてCafe de Ropeがあった場所には、現在、山本宇一さんが手がけたカフェラウンジmontoak(モントーク)が建っています。どちらも経営はアパレルブランドJUN。

先週、あまり陽射しの強くない日を選んで(‥‥のはずが、葉山についたらみごとな晴天)、一色海岸界隈でのんびりと一日を過ごしました。

100730kawag2.jpg昔ながらの海の家が並ぶ一色海岸において、先端のとがった優雅な白いテントを持つCafe de Rope La Merは少しだけ異色な存在。デッキチェアは美男美女で満席! 夕方が近づくにつれ、海からあがってDJブースの前で踊る人々が増えていきました。

都心の人気カフェが海辺に夏だけの期間限定で海の家を出店する例としては、私の知る限りでは2004年に江ノ島海岸にオープンしたBEACH HOUSE eau cafe(ビーチハウス・オゥカフェ)が先駆け。

eau cafeが白い砂浜の上にゆったりしたソファまである本格的な【部屋カフェ】をつくりあげたのに対して、Cafe de Ropeは完全に海の家。
お料理についても、eau cafeではカフェのシェフがパスタやメインディッシュに腕をふるっていましたが、Cafe de Ropeは他店とのコラボレーションのようです。でも、そんなことはこの際どうでもよくて。

サングラスをかけていてもまぶしい青空。きらめく光の粒に満たされた海。潮風。それから、焼けた鉄板の上を歩いているような熱い砂の感触。子どもたちの笑い声。泳ぎすぎてすっかりだるくなってしまった体を横たえて眠るカップル。

なんだか遠くて懐かしい、7月の海の過ごしかた。

私たちといえば、そういう最前線はもう若い人々におまかせして(ちょっとした引退気分を感じました(笑)、ひたすら日陰で冷たいウォッカトニックを飲みながら、水平線の輝きに目を細めて至福の時間を過ごしました。

伊豆大島の海を「自分ちの海」だと思っている夫と私にとって、葉山あたりは「よそのお宅の海」に感じられるのが面白いのです。でも、太陽が傾いてきて、頬に受ける風の温度が急に涼しくなるのに気づいた瞬間の強烈な快感などは、どの海でも変わりません。

ひとりで身軽な格好で現れ、海を眺めつつ淡々とブラッディマリーを楽しんでいく地元民らしいおじさんもいました。もちろん足もとは葉山の公式サンダル=げんべいのビーサン。
海辺では、リラックス上手な人ほど素敵に見えるものですね。


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