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2006年04月30日(日曜日)

停滞期と活動期

東京カフェマニア主宰 川口葉子

060429kawag.jpgだれの人生にも、次々に動きがあって活発な時期と、大きなできごとが起きずに停滞しているように見える時期とが、交互に訪れるものですね。

ものごとが思うように進まない時期を、私たちはしばしば低調期とか、不運期などと呼んだりしますけれども、じつは決してそうではないのだなと最近考えるようになりました。一見冴えないこの時期こそ、たっぷりと「ためる」ことができるのです。

自分自身を前後左右から念入りに眺めてみる。
音楽や映画や本などを時間をかけて味わい、反芻する。

いずれも、日々の動きがめまぐるしい時期には難しいことです。のんびり腰をおろして栄養をためられる時期こそ、じつは小さな幸運の種をまいて育てる「準備期」なのかもしれません。準備期にきちんと養分をたくわえておかないと、次にめぐってきた活動期に体力が足りなくなって、息切れしてしまいますよね。

このごろ何をしてもぱっとしなくて……そんなふうに感じている人がいらしたら、無理にものごとを動かそうとせずに、贅沢なくらい自分に養分をあげることをおすすめしたく思います。

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2006年04月23日(日曜日)

大統領の猫たち

東京カフェマニア主宰 川口葉子

060422kawag1.jpgクリントン大統領の愛猫だった「ャbクス」は、おそらくホワイトハウスに住んだ歴代の猫たちのなかでいちばん有名な猫ではないでしょうか。つややかな黒い毛なみをして、四本の足先が靴下を履いたように白かったことから、ャbクスという名前がついたそうです。

ャbクスと、クリントン大統領のもう1匹のペット、ラブラドールのバディ君のあいだの因縁の戦いをメディアがたびたび話題にしたせいでしょうか、ャbクスのファンは今でも多いようで、ホワイトハウス公式ペットサイト(?)「Presidential Pet Museum」には、ャbクスのぬいぐるみやハンガーが並んでいました。

ディアー・ャbクス、ディアー・バディ(ヒラリー・クリントン著)』という本には、全米各地の子どもたちからャbクスとバディにあてられた手紙と、歴代大統領たちに愛されたペットの歴史がまとめられています。子どもたちの手紙には「ディアー・ャbクス、あなたは犬に襲われないようシークレット・サーヴィスに守られているのですか?」などといった質問が並んでいて、なんだかほのぼのとしてしまいします。

もうひとりの猫好き大統領といえばルーズベルト。彼の愛猫の名前は「スリッパ」! スリッパは、みんなが行き来する廊下のまんなかに寝ているのが大好きな猫だったそうです。

060422kawag2.jpgなぜそんな猫たちのことを書いたかと申しますと、私の心をとりこにしてやまない公園猫のQ太郎が、やっぱり足先が白いャbクス柄だからなのです。最強のいばりんぼ猫であるQ太郎は、まぶたの上に勢いよく跳ね上がった眉毛が真っ白に輝き、いばり具合をいっそう強調しています。

見れば見るほど怖い顔のQ太郎。しかし、顔が怖くてふてぶてしくて甘ったれの猫は、ひとたび好きになると、かわいらしい顔をした猫の何倍もいとおしいものなのです。

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2006年04月16日(日曜日)

インプット/アウトプット

東京カフェマニア主宰 川口葉子

060414kawag.jpg仕事上で初対面の方々と雑談をする機会がありました。その方々の弁の立つこと! 頭がすばらしく機敏に回転してユーモアもたっぷり。私はほれぼれと聞いて感心したり、爆笑したりするばかりでした。

「頭の回転が速い」と言われる人々は、いったい何がそんなにもスピーディーにくるくると回転しているのだろうと考えてみるに、インプット/アウトプットの切り替えが数秒おきにおこなわれているようです。

人とやりとりをするとき、相手の話を聞く=インプット、自分から話をする=アウトプット、とすれば、「回転の速いひと」は相手の話を聞くインプットモードが終わると、ただちに自分が発言するアウトプットモードに切り替わっているのです。

状況によっては、他のひとの話を全然聞かずにしゃべり続けるアウトプット優勢のひともいるし、この場合の私のように聞いて感心するばかりのインプット優勢のひとも出てくるわけですね。

しかし、このインプット/アウトプットのバランスは、食べ物と消化の関係に似ています。アウトプットばかりしていてインプットを入れないとエネルギーが枯渇しますし、インプットばかりしていてアウトプットを出さなければ思考の便秘状態に陥ります。

おそらく私の場合は、インプット/アウトプットの切り替えが速くないかわりに、インプットをまとめてゆっくりと噛みしめて、あとで文章にしてアウトプットを出し、バランスをとっているのだなあと、あらためて自分を知った気がしました。スマートではありませんが、これが性分なのでしょう。

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2006年04月07日(金曜日)

天国は遠くない

東京カフェマニア主宰 川口葉子

060407kawag2.jpg目黒通りの裏道にある小さなパティスリー、sucre(シュクル)は、代官山にあるワッフルの老舗Waffle'sの店長だった女性がオープンさせたお店。ミニマムな素材だけを使って、飾らないおいしい焼き菓子を作っています。

花曇りの午前中におじゃまして、いい匂いのたちこめるキッチンでお菓子が作られていくようすを見せていただきました。オーブンの天板に、手でまるめた小さなボールが次々に並べられていきます。
「これは何を作っているところですか?」
「ピーナッツクッキーです」

声のトーンはとても楽しげ。天板いっぱいにボール状のクッキー生地を並べ終えると、手でおさえて平らにつぶし、その上からフォークを押しつけて筋目をつけていきます。

お菓子づくりの間にもお店の扉はたびたび開かれ、ご近所の人々がスイーツを買いに訪れます。千円札を握りしめて入ってきた小学生姉妹は、時間をかけてプリンといちごのショートケーキを選び、包みを受け取るといちもくさんに走っていきました。

その帰り道、権之助坂でバスを降りて目黒川沿いを散歩してみました。川の両側には満開をすぎた桜並木が連なってさかんに花びらを散らし、遊歩道のあちこちに淡紅色の吹きだまりができています。驚いたことに、川面までが桜いろ。水の上に散った無数の花びらが身を寄せ合い、はてしなく長い帯となってゆるゆると流れているのです。

060407kawag1.jpg私はベンチに腰をおろし、sucreで購入してきた小さな包みをひろげました。オーブンから焼き上がったばかりのピーナッツクッキーです。香ばしいクッキーはまだあたたかかく、かじった瞬間に風が吹いて、肩にも膝にもクッキーの包みにも、桜の花びらがほろほろとこぼれてきました。

そのとき、対岸の桜の下から声があがったのです。

  はるの小川はさらさらいくよ
  岸のすみれやれんげの花に
  すがたやさしく色うつくしく

見れば60代くらいの女性たちが署柏l、桜の木の下に座ってお茶を飲みながら、声をあわせて歌っています。私が歌詞を思い出せなかった二番も彼女たちはなんなくこなし、歌声は次に『さくら』に移りました。

花曇りのしずかな正午です。背後の小さな修理工場はお昼の休憩に入っているらしく、物音はとだえ、人影のない建物の中にラジオの声がかすかに響いています。川のむこうでは、かつては姿やさしく色うつくしかったであろうご婦人たちの歌声が、まだ笑い声まじりに続いています。

  All's right with the world!

そんなふうに、思いました。かつて『赤毛のアン』か『ポーの一族』を愛読した人なら周知のフレーズ、ローバート・ブラウニングの「時は春」で始まる美しい詩の一節です。少女時代には「世はすべてこともなし」という日本語訳だけしか知らなかったのですが、大人になってから原詩のその部分が「All's right with the world!」であることを知り、胸がふるえました。

日本語訳からは「世界はとくに事件もなく平穏だ」というニュアンスを感じますが、原詩からは「世界はすばらしい」という喜びにあふれた肯定が感じられませんか。サッチモが「What a wonderful world」と歌ったような。

歌声と花吹雪のなかで、不意に「All's right with the world!」と感じた私は、ピーナッツクッキーを最後の1枚まで食べきりつつ、目をうるませていました。

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2006年03月31日(金曜日)

花びらと雪の舞う、あの衣装だんすのこと

東京カフェマニア主宰 川口葉子

060331kawag.jpg来年早々に本の出版を予定オています。文章も写真も私が担当することになっており、その本におさめる写真の最初の撮影を、新月の次の日に桜の花のもとでおこないました。

はじめての作業で緊張するうえに、撮影場所の使用許可は1時間だけ。制限時間のなかで力を出し切らなくてはなりません。気持ちの張りつめた1時間でしたが、信頼できる友人たちがアシスタントをつとめてくれたこともあり、最後まで集中力を切らさずに撮影を終えることができました。

その夕方、出産のために入院していた友人からメールが届きました。
「午後1時半、息子が誕生しました」

満開の桜を前に私が作業に集中していたちょうどそのとき、友人もまた全力で赤ちゃんのために苦痛と闘っていたのです。誕生したベビーは3500gを超えるビッグサイズ! 彼女の大好きな陸亀にちなんで(ちょっとユニーク…?)陸人くんと名づけられました。

まともに陸人くんの人生の役に立ちそうなことは教えてあげられそうもありませんが、私は気のいい魔女のおばさんの一人として、あの衣装だんすのことや、まぼろしの子どもたちが見え隠れするあのイギリスの屋敷のことなどを、ちらりと話してあげようと思います。

『ナルニア国ものがたり』の映画が始まってほどなく画面に現れる大きな衣装だんす。それは数々のすばらしい児童文学のなかでも、もっとも胸おどるイントロダクションのひとつです。重たげなたんすの扉を開けるスクリーンの中の幼いルーシーに、呼びかけずにはいられませんでした。

「その衣装だんすのこと、私もよく知っているんですよ! 子どもの頃に何百回入ったかわかりませんからね。行ってらっしゃい!」

いつの日か陸人くんのことも、そんなふうにあの衣装だんすに送り出してあげられたらいいなと思っています。

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2006年03月25日(土曜日)

宇宙のひとしずく

東京カフェマニア主宰 川口葉子

060324kawag.jpgごくまれにですが、どうしてこんな写真が撮れたのだろうと自分でも不思議になる1枚が生まれることがあります。

3月、奈良の秋篠寺を訪れた午後のこと。細かな雨がひっそりと町全体を包みこみ、お寺の本堂も、境内に咲きほこる梅の花もやすらかに濡れそぼっていました。

人影のない美しい境内を、傘をさしてゆっくりゆっくり歩いているうち、松の枝に目が吸い寄せられました。緑色の松葉ひとつひとつの先端に雨粒がやどり、冴えた光を放っているのです。その一粒に目をこらすと、水滴の楓ハに世界が凝縮されて映っていました。わずか5ミリほどのしずくが、地球をまるごと含んで、しんと静まりかえっています。

透明な地球はやがて重たくふくらみ、松葉の先から滴り落ちました。あ、地球がひとつ消滅した、と思いました。けれども、となりの松葉にはもうひとつの地球があり、さらにとなりにも別の地球があり、視線を移動させれば松の木全体に無数の惑星が鈴なりになって、銀河さながらにみずみずしくきらめいているのです。

この5ミリの地球の輝きがとらえられますように。そう願いながらレンズを向けると、まさに地球がしたたり落ちようとする瞬間が写っていました。

いま眺めてみると、写真には充足感のようなものも映りこんでいるような気がします。レンズを向けているとき、私は松葉の先端の水滴を見つめるのに集中して、ほかのことはいっさい考えていませんでした。自分が誰かなんてことも、気がかりな考えごとも、濡れた爪先の冷たさも、何もかもが消え去って、ただひたすら息をこらして立ち続けていたのです。

そのときは気がつかなかったのですが、もしかしたら私の意識はなにか<大きなもの>と、つかのま一体になっていたのかもしれません。

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2006年03月19日(日曜日)

小学校の校庭、春先の雨

東京カフェマニア主宰 川口葉子

060319kawag1.jpg京都の繁華街の一角にある京都芸術センターは、廃校になった小学校の建物を改修して造られた施設です。小雨の降る夕方、すこし道に迷いながら古い建物の門をくぐりました。

建物にはなつかしい匂いがしていました。かつては教室だった空間が、若手アーティストたちの作品を展示するギャラリーになったり、劇場になったり、図書室になったりと、新たな役割を与えられて甦っています。

踏みしめるたびにきしむ木の階段の中央には、白線が残っていました。そういえば小学生の頃には、「廊下は走らない」「右側歩行」と、先生がたに耳にタコができるほど繰り返されましたね。当時はなぜ先生がたがやっきになって私たちを走らせないようにするのかと不思議だったものですが、今、子どもたちが狭い場所でやみくもに走り回っている姿を見かけると、子どもどうしが正面から激突して歯でも折りやしないかとひやひやしてしまいます。

060319kawag2.jpg校庭を囲む教室のひとつにカフェが設けられており、コーヒーと、昔の喫茶店ふうのミートメ[ス・スパゲティをいただきながら、子どもの頃から雨の日の授業が好きだったことを思い出していました。絶え間のない雨の音と、室内にこもる静かな気配は、なんとも心を落ち着かせてくれるもの。

カフェを出たあとも、廊下の窓ごしに、暮れ方の校庭に降りしきる細かな雨と、水たまりに映る校舎の灯を眺めたまま、長いあいだ立ち去ることができませんでした。

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2006年03月10日(金曜日)

魂は星にもらった

東京カフェマニア主宰 川口葉子

060311kawag2.jpg本のページをめくっているとき、世にも美しい一句をみつけました。


  かたつむりたましひ星にもらひけり

     (成瀬櫻桃子)


小さなかたつむりの中にもひっそりと魂が宿り、光を放っているという発見。
それは遠い星にもらった微かな光です。地上に立って見上げるとき、夜空を何千光年もへだてた星は、うんと目をこらさなければ見えないほどの弱々しい光にすぎません。

でも、もしも私たちが肉体を飛び出して、遙かなその星のすぐそばに行ったなら、爆発的に燃えさかるエネルギーの輝きを前に、目も開けていられないことでしょう。

060310kawag1.jpg無限の輝きを内包して、ちらちらとまたたく小さな魂。その白い星の光が、かたつむりの薄い殻の内側からほのかに透けて見えるようです。宝石のような光を抱いて、かたつむりはただ無心に枝を這っていきます。

私の魂もまた、かたつむりと同じように、星にもらったような気がしてなりません。遠くでひそやかにまたたいている小さな小さな星。その無限のつつましい光を大切に抱いていること。それができるなら、果たすべきことはもう何ひとつないのかもしれません。

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2006年03月03日(金曜日)

氷で造られたバーで

東京カフェマニア主宰 川口葉子

060303kawag1.jpgスウェーデン名物、氷でできたホテルICEHOTELの中には、やっぱり氷でできたバー「ICEBAR」があるそうですが、そのアイスバーが西麻布にも登場しました。正式名称はABSOLUT ICEBAR TOKYO(アブャ求[ト・アイスバー東京)。

店内の気温は氷点下5℃。壁やカウンター、テーブル、椅子、そしてカクテルのグラスまでが、北極圏を流れるトルネ川の氷を空輸して造られたと聞いてちょっと好奇心がうずき、近くのレストランに夕食を蘭オたついでに、ICEBARで食前酒を1杯いただくことにしました。マイナス5℃でお酒を飲むというのがどんな気分か知りたかったのです。

バーの入り口で渡されたのは、白いフェイクファーのフードがついた銀色のマント。NASA開発の新素材といった趣で、コートの上からマントをはおると完全防寒態勢になりましたが、マントには防寒と同時に「人間の体温を氷に伝えない」という重要な役割があるそうです。氷のベンチに体温が伝わると溶けてしまいますからね。

060303kawag2.jpg連れも私も、マントをはおった段階からくすくす笑いが止まらなくなってしまいました。バーを訪れたというよりも、アミューズメントパークに遊びに来た気分です。銀色のマントを揺らしてカウンターの前に立ち、ウォッカベースのカクテルを飲んでいる連れの姿が、なんだかオビ=ワン・ケノービに見えてしかたありません。そう思うと、あたりはにわかに辺境の惑星に各銀河から集まってきた密輸宇宙船の乗組員たちが立ち飲みしているバーに思えてきます。かたすみにはチューバッカやR2D2がいそうだし、カウンターの下からヨーダがひょっこり顔を出しそうなのです。

マントの防寒は完璧だったのだけれど、しだいに足もとから冷気が這い上がってきて、結局は30分で退散しました。観光地としてはなかなか面白い場所です。ライトセーバーなど持参すると、さらにスターウォーズごっこが楽しめそうですね。

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2006年02月25日(土曜日)

100年パンケーキ

東京カフェマニア主宰 川口葉子

060224kawag1.jpg祐天寺にmargoというこじんまりした美しいカフェがあります。久しぶりに界隈を散歩した折に立ち寄り、変わらない空気にほっとしました。スタッフやインテリアがめまぐるしく交替するカフェもありますが、このカフェは1年半ぶりに訪れても、ほのかに発光するような空気はそのまま。女性オーナーの小鳥のような印象も変わりませんでした。

そうは言っても小さな「試み」は嬉しいもので、最近は天然酵母でパンを焼いているんですよ、と登場したパンとは初対面。飾らないおいしさに手作りのブルーベリージャムがよく合いました。

そしてもうひとつ初耳だったのが、昨年お店で催された「サワードー・パンケーキ・ハイティー」=パンケーキのお茶会。オレゴン州に住む家族の台所で100年の間、かけ継がれてきたサワードー(小麦天然酵母)のタネをゆずり受けてパンケーキをたくさん焼き、スモークサーモンやポテト料理、自家製のジャムやシードルなどといっしょに楽しんだのだそうです。パンケーキのタネを少しずつつぎたして使い続けるなんて、まるで秘伝のウナギのたれのようですね。

060224kawag2.jpg100年前の世界の成分をほんの少し含んだパンケーキはどんな味だったのでしょうか? 100年前の世界では、アメリカで開催された世界博覧会で初めて「ハンバーガー」が売り出され、ノルウェーがスウェーデンから独立し、日本はロシアと戦争中で、夏目漱石が『吾輩は猫である』の連載を始めていました。そんな世界の名残りをとどめた味。

一般的なパンケーキとクレープの中間くらいの薄さで、ふわふわ、もっちりして美味しかったですよと微笑するオーナー。でも、次回のためにサワードーを少し残しておかなければいけないと注意されていたのに、うっかり全部使いきってしまったのだそうです。
「また、その人にゆずっていただいて作ろうと思います(笑)」

アメリカの緑豊かな田舎町からmargoにやってきたサワードー。今度は女性オーナーのご自宅のキッチンの片隅で、何年も、ひょっとしたら何十年も、少しずつ継ぎ足されていくことになるのでしょうか。2006年の世界の成分は、100年後の人々にはどんな味としてとらえられるでしょう?

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