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2007年08月27日(月曜日)

北京マナー向上運動

チンシャンstaff(かさピー)

070827_staff_kasa.jpg北京オリンピックを1年後に控え、北京は開発ラッシュです。古いものが取り壊され、新しいものが建設されているのを街のあちこちで目にします。

また、インフラ開発などのハード面だけではなく、北京市が今大々的に取り組んでいるのが「マナー向上運動」、つまりャtト面の改革です。

中国人のマナーの悪さは世界的に有名で、私も15年ほど前、初めて北京を訪れた時は市民のマナーの悪さにびっくりしました。
カルチャーと言ってよいのかどうかわかりませんが、カルチャーショック的なものがありました。

中国的マナー違反の中でも有名なのが「路上でたんをはくこと」「列をつくって並ばないこと」「禁煙場所での喫煙」「大声でののしること」で、「四害」と命名されています。

特に「列をつくって並ばない」や「割り込み」は日常的に街のいたるところで見受けられます。
切符売り場、お店のレジ前、バス停 などでは大抵人だかりができていて、気を張っていないとどんどん割り込まれ、永遠に自分の順番が来ません。弱肉強食社会です。

北京市は「マナー向上運動」の一環として、毎月11日を「整列の日」と称してボランティアの助けなどをかりながら、街のあちこちで「整列しましょう」運動を繰り広げています。
そこまでしないと改善できないくらい、中国では「並ばない、割り込み」が習慣化しているのです。

そんな「マナー向上運動」の一環を私もつい先日北京で目の当たりにしました。
場所は北京空港のイミグレーションカウンター。いつもは無愛想にパスポートチェックをされるのですが、今回は微笑みを浮かべながら「ハロー」とあいさつをされてしまいました!
中国とかかわりだして10数年、中国の公務員に微笑まれたことなど一切なく、むしろ不愉快な思いをしたことの方が多いくらいでしたので、この体験は私にとって衝撃的でした。
一瞬、「何か私が可笑しなことをしたので笑われたのだろうか?」とすら思いました。
しかし、確かに微笑みをたたえて「ハロー」と挨拶されたのでした。

そしてさらに驚いたことに、イミグレーションカウンターの手前に「評価ボタン」が設置されていました。
チェッカー(パスポートチェックをする人)の対応が「好ましいか」「好ましくないか」、また「時間がかかっていないか」などの評価項目があり、カウンターの手前に「評価ボタン」があり、チェックを受けている人がチェックしている人には見えないようにボタンを押すことができ、相手の対応を評価できるようなしくみになっています。
私はもちろん「非常満足」(大変満足)ボタンを押しました。ハローと微笑んでくれたのですから押さないわけにはいきません。

また、イミグレーションカウンターがいつも混んでいるので、私は毎回比較的人が少ない「中国人民用カウンター」の列に中国人民のフリをして並び、そのまま何事もなくパスポートチェックを受けていたのですが、今回は許してもらえませんでした!
チェッカーに「Only Chinese」と言われ、外国人用カウンターに並びなおすように促されてしまいました。
「中国人にルールを守れと注意された!」と、これまた驚きの体験でした。今後は日本であれ中国であれ、きちんとルールを守ります。反省。

オリンピックが近づき、最近このような中国に関するマイナス情報が多いせいで、「中国人=マナーが悪い」、「中国人=ずるい」というイメージがありがちですが、中国にも礼儀正しく、謙譲の精神を持った人はたくさんいます。日本にもマナーの悪い人も良い人もいるように中国にもいろいろな人がいるのです。

ただ、如何せん人口が多い分、マナーの悪い人も多くなりますが・・・

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2007年08月01日(水曜日)

薬膳鍋

チンシャンstaff(かさピー)

070731_staff_kasa.jpg先日、私の誕生日を祝って友人が何かごちそうしてあげる、というので「薬膳鍋」をリクエストしました。
「薬膳鍋」というのは台湾式のお鍋で、鍋の中央に仕切りがあって一度に2種類のスープが楽しめるようになっています。
スープには60種類もの植物やスパイスが使われていて、美容・健康に抜群の効果があるという。具材もきのこ類を中心にヘルシーなものばかり。
最近、残業や出張をするたびに体力的な衰えを感じている私としては、1年歳を重ねてしまうこの誕生日に、あえて歳を逆行するようなことができたらラッキーだな、と思ったのです。「薬膳鍋」の力で1歳若返るとまではいかなくても、せめて1歳分チャラになったらもうけものです。

早速友人が蘭オてくれた銀座の「天香回味」という薬膳鍋のお店に行きました。店内に入ったとたん、スパイスの香りがたちこめ、お店のスタッフにきいたら「ウコン」の香りとのこと。ウコンは肝臓に良いそうで、そういえば二日酔いの時ウコンの錠剤を飲んだらとても回復が早かった気がします。今日は錠剤ではなく、まんまウコンがスープでくつくつと煮出されているのです。これなら飲酒しても当分私の肝臓は大丈夫でしょう。
なんて思いながら冷えた生ビールを早速注文。

いよいよ運ばれてきた「薬膳鍋」は中国の漢方屋さんで目撃したような乾燥した植物がプカプカ浮遊しています。漢方が苦手な私としては「漢方臭いかも・・」という不安が一瞬よぎりました。

ところが、そのスープの味は全然漢方臭くなく、いろいろな味が複雑にからみあっているはずなのに極めてシンプル。
しかし、シンプルなのに「これ」とは形容しがたい深みのある味わい。何杯飲んでも飽きず、気が付くとお鍋のスープが減っていて、何度もお店のスタッフに継ぎ足してもらったくらいです。

体中がぽかぽかと温まり、冷えたビールがよりいっそうおいしい。こんなにビールをお代わりしたら「薬膳鍋」の効狽ヘいったいどうなってしまうのだろう、と思いつつも「薬膳鍋」と「ビール」を充分堪狽オました。
確実に1歳分はチャラになったはずです。ビールを控えれば1歳は若くなっていたかもしれません。

これで来週からバリバリ仕事ができるはず!と意気込んでいた矢先、風邪を引いてしまいました。
会社も休んでしまい、ほんわかブログのUPも遅れてしまいました。猛反省中です。
やはりあの時、ビールを控えてお茶にすればよかったです。「薬膳鍋」と「中国茶」だったら間違いなく1歳は若返っていたかも??

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2007年07月02日(月曜日)

未来都市上海

チンシャンstaff(かさピー)

070625_staff_kasa.jpg最近、仕事で上海に立ち寄る機会が多いです。昔は上海はあまり好きではなったのですが、今は訪れるたびに少しずつ好きになっています。

初めて上海を訪れたのは1993年でした。その頃、中国は市場経済化の道を踏み出してから10数年足らずで、上海は大都市とはいえまだまだ発展途上でした。

上海があまり好きではなかったのは、一見発展しているようで、実は蓋を開けてみると他の地方都市と変わらない理不尽な不便さがそこかしこに見られ、かといって地方の人々に見られるような気さくさや朴訥とした雰囲気は当時の上海の人々の中にはすでになく、なんだか慌ててとってつけたような都会さがひどく不自然に思われたからです。昔何かのマンガで見たことがある「未来都市」に出てくるような不思議な形をしたビルが古い民家の上に広がる光化学スモッグの空にそびえたち、その組み合わせが私の目には奇妙に映ったのです。

あれから10数年がたち、上海は文字通り大都市となっています。若い女性の服装は日本女性と大差なく、ショッピングモールには海外のショッピングモールでもおなじみの外資系ブランドショップが乱立し、昔はタクシーに乗って目的地へ行くのにも一苦労だったのに今はリニアモーターカーまで通っていて、いろいろな面で便利にやりすごすことができます。

そんな大都会上海は上海っ子にとって誇りです。タクシーの運転手さんは私が日本人とわかるやいなや、3人に1人は「東京とどっちが発展している?」と質問してきます。

先日も上海を訪れた際、浦東新区に向かう際に乗り合わせたタクシーの運転手さんが「上海と新宿はどちらが発展している?」と質問してきました。別にタクシー代を負けてもらおうなんて下心があったわけではないのですが「上海の方が発展しているね。」なんて、リップサービスをしてしまいました。「そうだろう!」といたく満足気な運転手さんを尻目に、私は相変わらずひどい光化学スモッグの中ににょきにょき生えている「未来都市風ビル」を見上げ、そのすぐ眼下に広がる古びた民家を見下ろし、この奇妙な組み合わせはどんなにこの国が発展しても変わらないのだなぁ、とぼんやり思いました。
発展途上だから奇妙な組み合わせだったのではなく、この奇妙な組み合わせはこの国独特のもで、この先どんなに発展しようともその組み合わせは変わらないのだと思います。

上海の街角を無作為に切り取った時、そのどんな風景も後にも先にも二度とありえないようなそういう組み合わせが上海の街にはちらばっています。それらのバラバラに切り取った風景を並べてみると、何かの映画のコマ送りのように、案外と一つの統一された世界ができあがったりして、それがまた中国らしいな、と思うのです。
昔はそのちぐはぐな組み合わせを不快に思うことすらあったのですが、今は少しずつ楽しめるようになっています。

追伸:こんにちは。今日からほんわか茶のみ日誌のメンバーになりました。チンシャンスタッフとして拙い文章力を駆使しつつ、がんばって執筆いたします。
10数年前、中国に留学した経験があり、今も仕事柄中国に行く機会が多いです。中国情報なども紹介しながら、楽しいブログにしたいと思います。

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