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2004年11月11日(木曜日)

於某日青春的酒宴

コラムニスト 宮澤やすみ

かのちゃん041110
 「飲み」の話が続いてすみません。うう、二日酔いで頭痛が・・・今日は早退します、いや今自宅にいるんですがそんな感じで。

 昨日は『お寺にいこう』の打ち上げがようやく行なわれたのでした。同世代の人間ばかりで、30代のいい年した面々が集まっているのに、なぜかこの日は「青春」な飲み会だったのでした。だって女性スタッフがいきなり「恋愛相談」を切り出すから。

 彼女の名誉のために詳しくは言えませんが、なんでも好きな人には彼女がいる一方で、別の好きでもない人からアプローチを受けているって。これはかなり正当派(?)の恋愛話です。この話題には皆食いつきました(笑)。メンバーには二人の子持ちのパパもいて、その人なんかうれしそうでしたね~普段そういう話しないもんね。

 で、お店を替えて焼酎飲みながら皆てんでに勝手なアドバイス。その時点でみなさんかなり酔っ払ってます。

 「いいじゃん、奪っちゃえば」

 「いいなぁ~青春だなぁ~ 焼酎おかわり」

 「とりあえず、あたってくだけないと」

 「じゃ、残念会は来月」


 酔ったうえとは言え、いいのか? こんな究極の無責任発言。本人は深刻なのにすっかり酒の肴にされてかわいそう・・・でもおもしろかった・・・。

 気がついたら午前1時すぎまでそんなこと話してたのでした。今日はメンバー全員会社でぐったりしてると思います。私も先ほどお気に入りの浙江龍井茶を飲んでようやく目が覚めてきたところです。

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2004年11月04日(木曜日)

コメントあり?

コラムニスト 宮澤やすみ

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先週のチンシャンお茶会はたのしかったです。お茶もおいしい。お菓子もおいしい。、すばらしい茶壷もありがとうございます。かのちゃんもお友達ができてよろこんでいます。ちなみにお茶会の日、かのちゃんは欠席でした。いつもひきずっている携帯は、ウチの相方のものなんです。

おいしいものがいただけた素敵な時間でした。しかし、カワスギさんもおっしゃっていたように(11/1日分)、おいしいだけですまされないのが文筆業のつらいところ。以前はこんなことがありました。

ワタクシ、今でこそ甘いもののこと書いていますが、昔はお酒、とくに焼酎の専門的な記事も書いていました。焼酎がブームになる前のことです。何百銘柄もテイスティングして、味や香りのことを書く。そのことを知っている友人と、おいしいワインをグラスで飲ませるお店にいった時のこと。友人とお店の人(ソムリエの資格をもつ)がこれまた知り合い同士で、友人が「こちら、お酒の専門誌、書いてんだよ」と言っちゃったんです。

そしたらそのソムリエ(女性だからソムリエールか)さん、とぽとぽとグラスに赤ワインに注いで、そのままじっとしている。ひと口飲んで、ソムリエールさんの顔を見ると、大きな目を輝かせて、明らかになにかを期待しているんですね。

「やば、コメント求められてる・・・」

そりゃお酒のこと書いてたけど、焼酎ですから! ワインは専門外ですから! 残念!(ジャーン) ってな感じで、心の中はギター侍。かなりゆるゆるモードだった私は、突然仕事モードにシフトせざるを得ず、必死になって「無い」ボキャブラリーを引っ張りだして、なんとか対応しましたよ。

初めがこれだから、グラスで次々に銘柄を変えるたびに、かならずコメントを言わなきゃならない雰囲気になってしまいました。「香りが○×△…」「舌ざわりが××○…」。もはやこれ、一種の儀式です(笑)。テイスティングじゃなくて普通の「飲み」だから、酔いがまわって超テキトー。いや、スミマセンでした。

さて、昨日は日仏学院の「ワイン祭り」に行ってきました。屋外の仮設テントで紙コップにワインを注いでもらい、食べ物を調達して、芝生のテラスで楽しく飲む。学園祭みたいです。

そこでも友達の選んだワインと自分のを比べて、こっちのほうが酸味があるね。こっちは重いね、なんて回し飲み。

でも、最後のほうは酔っ払って、どれが誰のワインやら、わかんなくなっちゃったんだけどね。

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2004年10月28日(木曜日)

どら焼きがとりもつ出会い

コラムニスト 宮澤やすみ

KANO_chan1028
今週土曜は小唄のライブがあります。初の単独公演をぶちあげてしまった以上、ちゃんとやらねばなりません。どうしよ。

ちなみに小唄とは、もともと宴会のお座敷で演奏した邦楽で、三味線一本でサラリと唄う。ま、言ってみればジャズクラブでピアノとボーカルのデュオが粋に歌う、あんな感じのノリに近いですね。大人の夜。

私は長いことジャズやロックをやっていたので、わりとすんなり入れました。結局おんなじなんです。堅苦しくない。

三味線はやっぱり音がキモチいい。脳みその、いつもと違う部分が反応するような。頭が活性化するというか、沈静化するというか。弾き方によって興奮したりリラックスしたりできる。やっぱ、イイもんですよ。

昨日は冷たい雨が降っていました。その中を、ある和菓子屋へ。和菓子には真剣だけど、ふだんはお茶目な若社長は、最近小唄を始めたんだって。こんどの私のライブにも「向島の芸者、誘ってみるよ」。いまどきめずらしい、「若旦那の王道」いっちゃってます(笑)。「連れて行くよ」と言わないところが、またニクイ。

できたてほかほかのどら焼きを食べながら、世間話をしていると、新入社員の女の子が一人やってきました。その子は、私の本を読んで感動して(一部誇張あり w)、ここに入社したとのこと。モノ書き冥利に尽きるエピソードじゃないですか。目を輝かせて本の感想を伝えてくれた女の子は、今日もモナカのあんをせっせと詰めています。

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2004年10月21日(木曜日)

本が出ました

コラムニスト 宮澤やすみ

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今週はわたしの新刊が出ました。題して『お寺にいこう』。坐禅でリフレッシュしたり(若い女性が多かった!)、お茶や料理でなごんだり(めちゃめちゃおいしかった!)、お寺をたのしんじゃおうという趣旨の「お寺エッセイ」です。ぜひぜひご一読のほど、ひとつ。

本を書き終えてしばらくは放心状態でしたが、近ごろまた社会復帰(?)して忙しくなってきました。ある編集さんと打ち合わせするときは、決まって近所のカフェを使います。カフェといっても日本家屋そのまんまの建物で、座布団に座ってお膳が出る。奥のお座敷には古いソファが置いてある。昔の日本の世界なのです(店名は出さないけど通りの角にあるってのがヒント)。

お店の雰囲気は純和風だけど、そこで飲むお茶は決まって中国茶にします。ランチも中華風というか台湾風のものがあるし、違和感はない。こないだは「清茶」を飲みました。イヤ、詳しいことは知りませんよ。どうやら軽めの緑茶のようで、さっぱりといただきました。

猫舌のわたしは、蓋碗のフタを押さえつつお茶をすするのができない。ちなみにスタバのコーヒーもフタつきでは飲めません(だって熱いじゃん)。ま、それはともかく、いっしょに頼んだ黒糖プリンの、へヴィで苦みばしった味わいには、このお茶があうんだな。

打ち合わせしに来た編集者も、いつのまにやらすっかりリラックスモード。結局世間話して帰っちゃったなあ。

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2004年10月14日(木曜日)

未知の惑星に降り立つ?

コラムニスト 宮澤やすみ

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海は夏だけのスポットじゃない。長い間海の近くに住んでいると、人出の多い夏の海より、水がきれいなる秋から冬にかけてのほうが親しみがあったりするのです。

雨の日続きのうっぷん晴らしに、実家近くの海へ行ってみることに。「近く」のつもりが、ついつい、三浦半島の突端まで来ちゃいました。せっかくだから、見知らぬ場所に行ってみたいもんね。

三崎の魚市場から近いところに、剣崎(けんざき)という場所があり、そこは三浦半島でも穴場のスポット。岩場と海だけで、べつに何があるってわけじゃないけど、いつか行ってみたかった。実際、釣り人は多いけど、なんの目的もなくちょっと散歩にくるような人はあまりいません。駐車場のオヤジも「何しに来たの?」って感じだったもんなあ。

このへんは高台になっていて崖っぷちギリギリまで畑がある。そこから一気に急坂を下ると岩場が広がっていて波がバッシャーンとやっている。カニがあわてて巣に逃げていくくらいで、あまり生き物がいませんでした。台風直後だしなあ。

生命の気配がない岩場ってすごいです。波の侵食から残った岩のタワーがにょきにょきと立っていて、どこかの惑星に降り立ったような「猿の惑星」気分。どんより曇った天気がまたそういう雰囲気を盛り上げてくれます。

そんな静かな岩場で、波がざっぱーんと押し寄せるのをみながら、ボーっとしている。海の水は透明さを取り戻してとてもきれい。そうするとココロの中の波はすーっと静まって、なんだか身体が軽くなってきました。いや~気持ちいいなあ。今月はステージ出演著書出版で忙しいけれど、これでまたリセットできた感じです。

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2004年10月07日(木曜日)

こんにちは、宮澤やすみです

コラムニスト 宮澤やすみ

かのちゃん
はじめまして。プロフィールだけだとなんだかよく分からないと思いますが、自分でもよくわからない(笑)。ま、なんつうか、本を書いたりコラムを書いたりして、いつのまにかイラストも描くようになったり、子供のころからの書道がだんだん仕事になってきたり、合い間に三味線を弾いたり、という・・・ま、そのへんは私のWebサイトを見てくださいね。


ともかく、昨年『和菓子で楽しむ東京散歩』という本を出したことがきっかけで、ここに書かせてもらうことになりました。
和風な私が中国茶の世界に足を踏み入れたのは、ついこないだのことでして、今回のお話はほんと、グッドタイミング。


私の住んでる東京・神楽坂では、年数回フリーマーケットのようなのが開かれるのですが、休日のホコ天に、どこからきたのか、いろんなショップの出店がたくさん。ガラス作家の器や食べ物の出店の間に、中国茶の店がありました。小袋ひとつ百円というから、テキトウにいくつも買ってさっそく試飲。いや、おいしいじゃないですか。華やかな香りがふわ~ん、さっぱりした味で頭脳もシャッキリ。仕事でネタに困ったときなんか助かります。花茶にすれば見た目も香りもいいし。


こりゃイイものに出会ったな~と思っていた、ちょうどそんな時「茶飲み日誌」の話がきたもんだから、ほんと世の中、縁というかタイミングというか、なんだかすごいなあということになったわけです。いやあ楽しみだなあ。


さて、こういうコラムでは普段イラストを載せている私ですが、ここでは写真にしてみたい。モデルはうちのマスコットの「かのちゃん」。特徴はいつもケータイをひきずっている。かわいがってやってくださいまし。

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